| 一 | |
| タツキ | ライカ…貴方ならカイトを任せても安心だわ |
| ライカ | ? |
| タツキ | だって、貴方はカイトに嫌われているもの!余計な心配はいらないわね! |
| 1 |
| ライカ | …… |
| 2 |
| ライカ | じゃあ、惚れさせてみるか |
| ライカ | …冗談だ |
| 二 |
| タツキ | ふっふっふっふっ…
幼き日の恨み、忘れたとは
言わせないわよ |
| ペインキラー | …… |
| タツキ | 貴方が来るまでは、私が
小さなカイトの一番の
遊び相手だったのよっ! |
| タツキ | なのに…なのに… |
| タツキ | 画びょうにも、接着剂にも
めげずに何度も遊びに来る
なんて、計算外もいいとこよ! |
| ペインキラー | あの陰湿な
嫌がらせの数々は…
やはり、お前かタツキっ! |
| タツキ | そもそも、今さら
どのツラ下げて現れたのよ!
この保護者失格仮面男! |
| 1 |
| ペインキラー |
| 2 |
| ペインキラー | つっかタツキ、お前が1章で
私に気付けいていたら
そこで話は片付いてたよな? |
| ヘルマ | そ、それは禁忌の言葉よ!! |
| 三 |
| タツキ | カイト!
貴方には私がいるから
大丈夫よっ! |
| カイト | 姉さん…
俺、本当は…
お兄ちゃんが欲しかった… |
| 1 |
| タツキ | そんなぁぁぁっ!!! |
| 2 |
| タツキ | ヒゲでも生やそうかしら。。 |
| 三 |
| タツキ | そこのムキムキ男!
私の可愛いカイトを
いやらしい目で見ないで! |
| ガウェイン | ちょっと待って… |
| タツキ | いいわけ無用!
貴方に保護者なら
この気持ちがわかるでしょ! |
| 1 |
| ガウェイン | たしかに
サラに頬ずりしそうになる
冲动にかられますが。。 |
| ガウェイン | サラが赤ちゃんの時ですよ? |
| 2 |
| ガウェイン | ううぅ…
周囲から見た私の過保護は
こんな感じなのですね… |
| 四 |
| タツキ | あらあら、こんな
小さなヴァリアントさんも
一緒に戦うのね |
| サラ | むっ…
子供扱いしないでよ! |
| サラ | 「小さい」じゃなくて
「若い」の間違いよ!
オバサン! |
| 1 |
| タツキ |
| 2 |
| タツキ | ウフフフ…
そんなこと言われちゃうと
心獣を解放しちゃいそうだわ |
| 五 |
| タツキ | そこの酒臭そうな人!!
私の可愛いカイトを
たぶらかさないで! |
| タツキ | 知っているのよ、この誘拐犯!
私のカイトが可愛いからって
何をしようとしたのよ! |
| アーサー | 俺は何も… |
| タツキ | 素直に白状しないと
秘蔵のボトル、全部
ぶっこわすわよっ!! |
| アーサー | うっ、それは… |
| 六 |
| タツキ | 言っておくけど
カイトは私のもの
ですからねっ! |
| 1 |
| ビスタ | は~い、わかってますよ!
カイトくんは、弟以外の
何者でもありませーん |
| タツキ | そうよっ!わかっていわ!
いくら可愛くても、いつか
お婿に行ってしまうのよ! |
| タツキ | うう、わたしの可愛いカイト…
お姉さんを置いて
どこかに行かないで… |
| 2 |
| ビスタ | え?そんなに好きなら
ずっと一緒に居れば
いいんじゃないですか? |
| 七 |
| タツキ | この気配…
貴方も復響日記の所持物ね! |
| テレーゼ | えっ… |
| タツキ | でも、貴方と私とでは
復響日記の使い方が
違うみたいね |
| タツキ | 私の復響日記って
報復済みの復響を
記録するためのものだもの |
| テレーゼ | すごい…
やはり私は、まだまだ
未熟物のようです… |