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---后篇----【1】
たった一発のSWBMの攻撃によって、グリフィス隊が壊滅直前にまで追い込まれ
たあの悪夢からこっち、グレイプニルのことが頭から離れない日はなかった。
あの化け物との決着をつけるため、オーレリアの地上部隊が編隊を組み、水上都市
サンタエルバ目指して進軍していく。
只靠一发SWBM就造成Gryphus队的毁灭,其元凶[GLEIPNIR]和当时发生的事如同噩梦一般终日在我头脑里回荡.
为了和这个恶魔做个了断,Aurelia重组的地面部队开始向水上都市SANTA ELVA进军.
「見えた、グレイプニルだ」
「砲撃開始! ありったけの弾を撃ち込め!」
[发现目標"GLEIPNIR"]
[开火!给我狠狠地打!]
上空に出現したグレイプニルの巨体に対して、地上部隊は一斉に攻撃を開始した。
地上からの攻撃は、直下への攻撃を不得手とするグレイプニルに対する、最善の手
段のはずだった。
面对出现在上空巨大的GLEIPNIR机体,地面部队展开了猛烈的攻击.
然而对于GLEIPNIR來説,最擅长的就是向地面進行反击.
だが、グレイプニルが光を発したかと思った次の瞬間、真下にいた地上部隊が一瞬
で吹き飛んでいた。
只见GLEIPNIR腹部的一阵闪光,在GLEIPNIR正下方的地面部队被彻底的摧毁了.
これまでのデータにはなかった、グレイプニルの新たな攻撃...。
数据库中没有这样的数据,这是GLEIPNIR的新攻击方式...
直下に向けて放たれた衝撃波は、僕たちの作戦がまったくの見当違いだったことを
告げていた。
向正下方放出冲击波的攻击,这与我们在作战报告中提到的攻击方式完全不同.
それを思い知らされた瞬間、僕は通信機に向かって叫んでいた。
我立刻明白了这些問題,并传达给飞行员们
「グリフィス1!ここで味方地上部隊が全滅すると、軍を維持できなくなります。
MPGに味方地上部隊の被害を表示しますので、これがMAXにならないように
守ってください。」
[Gryphus1!如果地面部队全灭,我们就无法解放这里了.MPG会显示地面部队的受损情况,千万不要让MPG达到MAX状态,否则我们就输了]
オーブリー岬でのミッションとは違う。
グリフィス隊はパターソン港までをも取り返し、ほんのわずかだが、オーレリア軍
に希望を与えていた。
和在Aubrey海角的任务不同.
Gryphus队夺回了Paterson港,已经是Aurelia军的希望所在.
集まってくれた彼らのためにも、そしてオーレリアを取り戻すためにも、僕たちの
果たさなければいけない役割は、圧倒的に大きくなっている。
为了夺回Aurelia而***起来的我们,感到自己的职责非常的重.
はじめて目前で見たグレイプニルは、天空そのものが神として現れたような、圧倒
的な威圧感を放っていた。
初次看到GLEIPNIR飞翔在天空,展现那神一般的***感和压倒性
その巨体が、空間に染み込むようにかき消える…。
那样的巨大体形,居然凭空就这么消失在天际...
直後、近づきすぎていたオーレリア機が、爆発炎上した。
見えない巨体への激突。あわてたように、他の機体が散開する。
直到靠的太近的Aurelia战机撞了上去,爆炸后.
才发现那个巨大的身影.其他惊慌失措的机体赶紧散开.
グレイプニルの光学迷彩の前に、なす術は無いかと思われた。
だが、姿見せぬ化け物に、的確に攻撃を加える機体があった。
グリフィス1…隊長機。
その機体から放たれたミサイルが、文字通り見えない壁を捉え、炸裂する。
在GLEIPNIR的光学迷彩面前,人们看似没有任何办法.
但是有人能像照妖镜一样准确攻击到GLEIPNIR.
那是Gryphus1...队长机.
从那架飞机上放出的导弹准确地击中一面看不到的墙,然后爆炸.
「光学迷彩システムに深刻なダメージ! 光学迷彩を維持できません!」
無線を通じて、レサス兵の緊迫した声が鳴り響いた。
その声と同時に、グレイプニルの巨体が現れる。
「やった!化けの皮がはがれたぞ!」
対照的に、グリフィス隊員の声は歓喜に満ちていた。
けれど、僕たちにもたらされた希望はほんの一瞬のものでしかなかった。
[光学迷彩系统受到重创!无法继续维持光学迷彩了!]
在无线电里,传出LEASETH兵惊恐的声音.
与此同时,GLEIPNIR那巨大的身型终于出现了.
[草!伪装终于没有了吧!]
与LEASETH兵的语气相反,Gryphus队的队员话语中充满了兴奋.
这时,我似乎也看到了胜利的曙光.
その時、グレイプニルの上部からミサイルが発射された。
長く尾を引く軌跡を残し、それは空高く舞い上がったかと思うと、真下へと降りてくる。
与此同时,GLEIPNIR的上部发射口发射了导弹.
(导弹)拖着长长的轨迹,向高空飞去,随即开始下降.
「グレイプニル、ミサイル発射!」
とっさに、僕は叫んだ。必死でカウントを数えながらも、胸を内側から圧迫するよ
うに、息苦しいまでに緊張感が高まっていく。動悸を抑えることができない。
[GLEIPNIR,MISSILE LAUCHING!]
这时,我大声呼叫着.一边在拼死计算着(弹着),一边因为太过紧张而使得头有***的感觉,很难受.
身体不由地颤抖.
「着弾まで、あと10秒。5...4...3...2...1...着弾!」
[弹着前,10秒.5...4...3...2...1...弹着!]
瞬間、天から光が突き刺さった。
ひときわ大きな光が空中で炸裂する。
瞬间,天被一道光束刺穿.
巨大的光亮在天空中炸裂开来,
解き放たれた光は、炸裂すると同時に強烈な衝撃波を生み出し、それは周囲の空間
に向かって一気に疾走した。
一瞬の間をおき、雷鳴を思わせるすさまじい轟音が天空に鳴り響いて、身体を圧する。
爆炸,和同时产生的强烈冲击波,使得周围的空气压缩,向四周扩散开来.
几乎与此同时,巨大的雷鸣响彻天际,使得浑身都在颤抖.
オーブリー岬での悪夢を呼び覚ますその一撃は、あまりにもあっけなく、僕を混乱
の中へと叩きこんだ。
在Aubrey海角的那一幕又出现了,噩梦再临,我的大脑又开始混乱了
---后篇----【2】
炎に包まれるリック機のエンブレム。
爆発、墜落していくみんなの機体…。
オーブリー岬の再現が、目の前で展開されたように思われた。
圧縮された空気の余波が通り過ぎ、悪夢の余韻のように大気が震える。
被烈焰包围的LINK机徽章.
在爆炸后,整个机体坠落在大海上...
在Aubrey海角的那一幕又出现在我眼前.
僕は思考が停止してしまい、ただ震えながら呆然としていて…その時、凍り付いて
いた僕の視界に、隊長機のエンブレムが現れた。
お気楽な笑顔を浮かべたグリフィスのシンボル。
こんなに緊迫した状況にあって、相変わらず呑気に笑っている。まるで、何も怯え
ることなんてないのだと言っているように。
それは、僕に過去の風景をもたらした。
まだ戦争が始まる前の、オーブリー基地。
いつも潮の香りにつつまれ、寒さに悩まされるその場所で、グリフィスのエンブレ
ムを示しながら、お決まりの話をしているリック中尉の言葉を…。
已经停止了思考能力的我,一边在发呆,一边身体还在颤抖...
那时出现在已经麻木的我的视线里的是徽章,是队长机的徽章.
浮现出舒畅笑容的Gryphus图案.
在如此紧张的情况下,看到如此悠闲的笑容,让我受紧张***的神经得到些许放松.
也让我回想起以前看到的景色:
在战争开始前的Aubrey基地,从空气中飘来海潮的味道,始终为之苦恼的寒冷气候,Gryphus
的图案,和已经影响着我的LINK中尉的话语...
“いいか、グリフィス(ハゲワシ)ってのは、死肉を喰らう、忌まわしいとすら
されている生き物だ。
すっげえ視力でにらみを利かせて、いつも空から獲物を狙ってやがる。
この平和な時代に俺たちの存在は不釣合いかもしれないが、だからこそ、俺たちは
グリフィスみたいな気持ちを忘れずに、周囲に目を光らせていないといけないんだ
よ。
"好吧,Gryphus(秃鹫)(不仅吃活的猎物)也是食腐的生物之一,所以通常被认为是不吉祥的代名词.
而它却有着十分锐利的视觉,可以在空中瞄准猎物.
或许在和平年代,我们的存在不被重视,但是我们不能忘记Gryphus的精神,更不能放松对周围的警惕.
見てみろ。こいつが咥えているのは、俺たちの国、オーレリアの証でもある南十字
星だ。
看.这个家伙嘴里叼着的,正是我们国家的象征--------南十字星
それは、俺たちがこの国を護るってことの証なんだ。
このグリフィスちゃんのように、どんなに緊迫した状況でも、笑っていられる余
裕を持ってな。
それが俺たちの役目だ。
ま、いつまでも硬くなっているだけの新人君は、少しでもグリフィスちゃんに近づ
けるようにがんばるんだな。こいつに笑われているうちは、まだまだだよ”
那就是我们守护这个国家的证明.
无论遇到什么样的紧迫情况,始终保持着悠闲的笑容.
这也是我们的工作.
作为一个努力的新兵,向着Gryphus的精神再加油吧.
你还不能完全体会那个笑容的含义呢"
…そうだ、混乱している場合じゃない。
的確な情報をみんなに伝える。それが僕の役目なのだから、その役目を果たすため
に、余裕を持て。
このままでは、僕はいつまでたってもグリフィスに笑われたままになってしまう。
...在这样混乱的情况下.
传达准确的全部情报.这就是我的工作,而且我有能力完成它.
我在这样(混乱)下去,就会被Gryphus所嘲笑了.
グレイプニルから、再びSWBMが発射された。
だがその飛来のタイミングは、オーブリー基地でのデータを解析して、完全に把握
していた。
「着弾まで、あと10秒」
その言葉と共に、グレイプニルへと向かっていた隊長機が軌道を変える。
大空に見事な軌跡を描きながら、一気に高度を下げた。
それは、僕のカウントでタイミングを見計らった、完璧な動きだった。
GLEIPNIR又发射了SWBM.
(SWBM)弹着的时机,经过Aubrey基地的解析,我们已经完全掌握了.
[弹着前10秒]
随着我的话语,飞向GLEIPNIR的队长机改变了航向.
一边在天空画出美丽的轨迹,同时也将高度降低了.
就这样,配合着我的情报和规避的时机,(队长机和我)形成了完美的行动.
「5…4…3…2…1…着弾!」
[5...4...3...2...1...IMPACT!]
その瞬間には、隊長機は安全圏まで高度を下げ、衝撃波をやり過ごしていた。
そして着弾と同時に、再びグレイプニルへと向かっていく。
這一瞬间,队长机到达了安全高度以下,躲过了冲击波.
在回避导弹的同时,再次飞向了GLEIPNIR.
グレイプニルのSWBM発射口を着実に減らしていき、僕のカウントと共に敵の攻
撃を避ける隊長機。
その時、確かに僕は、隊長と共に空を舞っているような、奇妙な錯覚の中にいた。
在我的情报和队长机的努力下,GLEIPNIR的SWBM发射口越来越少.
此时,我感觉到一种奇妙的感觉,自己似乎和队长一起飞翔在天空.
そしてふと気がついた時、隊長のエンブレム…いつも笑われているだけだったグリ
フィスが、確かに僕に微笑みかけていた。
そう感じた瞬間、僕は初めて、グリフィス隊の一員になれた気がした。
而且在偶然情况下看到的队长的徽章...总是不被重视的Gryphus在对着我笑.
就在此时,我第一次感觉,自己就已经是Gryphus队的一员了.
--------------- END -------------------. |
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