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ゼノギアス全セリフ(ディスク1)

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 楼主| 发表于 2004-6-28 12:17  ·  广东 | 显示全部楼层
少年司祭我らがために祈り給え~安らぎ海流の中の孤児たちと
ユグドラシルへ戻る

シグルド「『教会』本部はタムズから
     北の方向にあるらしい。
     急いでフェイ君を
     連れて行かねば・・・・・・。

シグルド「そういえばなにやら
     マルー様がお話があると
     おっしゃっていたが・・・・・・。

シグルド「現在タムズに停泊中・・・・・・。
       タムズから出る
       やめる

マルーのところへ行く

マルー「よかったね、
    いい人に会えて。
    急いで教会に行かなくちゃ!

マルー「ボク、くやしいけど
    若たちと一緒に戦ったり
    できない・・・・・・。
    でもマネージャーぐらいだったら
    できるよ!
    パーティの交換なら
    ボクに言ってね!

マルー「パーティを変えたい?
      はい
      いいえ

教会本部にて

以下最も会話内容が多いと思われるシナリオで書く
  

ビリー「お待ちしておりました。
    フェイさんの治療の
    件についてですが、修練堂の
    医療施設ならば、ということで
    許可が得られました。
    後は私達『教会』の者に
    お任せ下さい

エリィ「フェイのこと、
    よろしくお願いします・・・・・・。

ビリー「『教会』の兄弟たちが
    フェイさんの治療を
    医務室で行っています。
    案内しましょう。
    僕の後についてきてください。
    さあ、こちらへ。

ビリー「こちらです。

ベルレーヌ「ビリー、また君のお父上が
      大活躍なされたそうじゃないか。

ビリー「・・・・・・。

ベルレーヌ「発掘現場が襲われて、
      『兄弟』たちや作業員が
      何人も傷を負ったという話だ。

ベルレーヌ「いやはや、君はエトーンとして
      死霊を討ち、『教会』の正義を世に示す
      素晴らしい人物なのに、お父上がねぇ。

ビリー「・・・・・・僕とあの男の間には
    親子という血縁関係以外に
    何の関係もない。

ベルレーヌ「誤解しないでくれたまえ。
      我々の『兄弟』である君を
      疑っている訳ではないのだよ。
      ただ、君にお父上の話を
      伝えておきたかっただけさ。

ビリー「・・・・・・親父のやつ・・・・・・。
    少しは僕の立場のことも考えて
    行動してほしいよ、まったく。

ビリー「医務室はこの先です。
    さあ、行きましょう。

ビリー「こちらです。
ビリー「医務室はこの先です。
    さあ、行きましょう。

ビリー「医務室は、こちらです。

ビリー「どうですか。
    彼の溶体は。

患者の意識はまだ戻りませんが
脳組織にこれといった異常は
見受けられません。
水温が低かったことによる
代謝機能の低下が幸いしたようです。
一歩間違えば、脳組織が壊死して
廃人となってしまうところでしたよ。

バルト「ってことは・・・・・・

ええ。安心してください。
もうしばらくは、
検査を行う必要がありますがね。
それが終われば、あとはそちらの
艦の医療設備でも、十分な治療を
行えるでしょう。

エリィ「・・・・・・フェイの意識、
    戻るんでしょうか?

彼の意識が戻らないのは、
体組織の疲弊に伴うものです。
肉体を酷使し続けたこと、
それが意識の戻らない原因です。
彼の意識が回復するには
まで数日を要するでしょうが。
大丈夫、目覚めますよ。

エリィ「・・・・・・ごめんなさい、フェイ。
    私が機関室を
    暴走させたばっかりに・・・・・・

シタン「エリィ、それは違いますよ。
    後催眠によって操られてしまったのは
    不可抗力なのですから。
    それより、あなたはフェイを
    救ったのです。
    あの時のあなたの活躍がなかったら
    フェイをカールから
    護れはしなかった。
    そうでしょう?

エリィ「ありがとう・・・・・・
バルト「さてと、俺たちがここにいても
    治療の邪魔になるだけだから
    ちょっくら散歩でもしようぜ。
    フェイの治療には
    もうちっと時間が
    かかりそうだからな。

エリィ「私・・・・・・
    もうしばらくここにいます。
    だめですか?

シタン「そうですね。
    そのほうがフェイも
    安心できるでしょう。
    それじゃ、フェイの治療が
    終わったら教えてください。
    では、後のことは
    よろしくお願いします。

協会内をくまなく歩く

エリィシタン達を迎えに来る

シタン「エリィ、
    フェイの容体は
    どうなりましたか?

エリィ「ええ・・・・・・

バルト「よっしゃ。
    医務室に行こうぜ。

医務室へ行く

やあ、みなさん。
治療は終わりましたよ。

シタン「フェイの意識は
    戻ったのでしょうか。

残念ですが、患者の意識は
まだ戻りません。
しかし、もう安心です。
あとは彼の身体が回復すれば
意識も戻るでしょう。
もう、そちらの艦に収容しても
大丈夫ですよ。

バルト「ありがとうよ、先生。
  

お気になさらずに。
聖職者として当然のことを
したまでです。

エリィ「あの・・・・・・ビリーさんは?
    お礼を言いたいのですが・・・・・・。

ああ、『兄弟』ビリーですね。
彼なら、孤児院に帰りました。
残してきた子供たちが心配なんでしょう。

シタン「ビリーさんには
    お世話になりましたからね。
    お礼を言いにいかねば。

バルト「とりあえず、フェイを
    ユグドラシルに移しちまおうぜ。
    礼はその後でいいじゃねぇか。

ユグドラシルにて

・・・・・・。

エリィ「フェイ、ごめんなさい・・・・・・。

ブリッジに行きシグルドに話掛ける

シグルド「そうか、フェイ君は
     このまま安静にしていれば
     治るのだな。安心した。
     孤児院は『教会』本部から
     南東にあるそうだ。

シグルド「ユグドラシルを発進するさせるか?
       発進!
       ちょっと待って

孤児院にて

ビリーに話掛ける

ビリー「ああ、これはようこそ。
    フェイさんの
    その後の具合はいかがですか?

エリィ「ええ、おかげさまで。
    まだ意識は戻ってないけれど、
    そのうち目醒めるだろうって。

ビリー「そうですか。
    それは良かった。
エリィ「あの、ビリーさん。
    フェイのこと、なんとお礼を
    言ったらいいか・・・・・・。

ビリー「お礼なんていいんですよ。
    たとえ信ずる神が違っても
    救いを求めている方々を
    放ってはおけませんからね。

エリィ「本当に、ありがとうございました。
    ところで、ここの孤児院は
    あなたが・・・・・・?

ビリー「子供しかいないので
    驚いたでしょう?

ビリー「実は僕たち兄妹は小さい頃から
    両親がいませんでした・・・・・・。
    僕らと同じ思いはさせまいと
    身寄りのない子供たちを集めて
    孤児院を開いているんです。

ビリー「みんなとっても元気ですし、
    『教会』の教えもきちんと
    まもってくれます・・・・・・。
    時には僕の仕事まで手伝ってくれる
    いい子ばっかりなんです。

シグルド「若っ!!
     ユグドラシルのレーダーが
     巨大な艦影を捉えました!!

バルト「何!?
    またぞろゲブラーか!?

シグルド「それは判りませんが、
     毎時10レプソルで南下中です。
     とにかくブリッジへ。

バルト「ああ、わかった。
    すぐ行く。

おっ、そこの??瓢驻い巍?
お前、シグルドか!?

シグルド「?い坤伟驻い坤巍?
     いきなり無礼な!
     何者だ、おまえは!

シタン「あ・・・・・・、パッと見では
    ピンと来ないでしょうが、
    先輩ですよ、シグルド。

シグルド「せ、先輩!?
     ジェシー先輩!?

ビリー「シ、シグルド兄ちゃん!?

バルト「シグルド兄ちゃんだぁ!?

ジェシー「コハク色のハダに銀髪なんて
     男ぁ滅多にいないからな。
     なんなんだ、お前ら。
     今頃ガン首揃えてゾロゾロろ!

シタン「まぁ、成り行きといいますか・・・・・・

シグルド「色々ありまして・・・・・・

ジェシー「まぁ、詳しい話は飲みながら
     ジックリと聞かせてもらおうか。
     それにしても・・・・・・今頃になって
     なんでこう集まるかねぇ。

ビリー「シグルド兄ちゃん、
    久しぶり・・・・・・
    どうしたの、その片目?

シグルド「ビリーか・・・・・・
     大きくなったなぁ。
     その笑顔、
     ラケルさんにそっくりだよ。

バルト「おいっ! おいおいおいおい!
    お前、なんだよ!
    俺の部下に馴れ馴れしい!
    な~にが
    “シグルド兄ちゃん”だ。
    可愛い子ぶってんじゃねーぞ!

ビリー「君こそ、なんでシグルド兄ちゃんに
    そんなに偉そうなの?
    何様のつもり?

ジェシー「ビリー。
     シグルドの身内に
     ケンカ吹っかけるんじゃねえ。
     悪ぃな、小僧。

シグルド「若、ソラリスユーゲントで、
     エレメンツ候補生であった私の
     管理責任者が先輩だったんです。
     私は先輩の家に
     間借りしていたんですよ。

ジェシー「こいつはそん時、まだオシメも
     取れてなかったもんだから、
     いまだに甘えん坊が
     抜けてなくてな。

ビリー「君はまだ、オシメも
    取れてないんじゃないの?

バルト「てめえなぁ!
    なんでそうも俺に突っかかるよ!

ジェシー「さて・・・・・・と、そんじゃ
     早速、パァ~っと
     飲みに行くとするか!

シグルド「飲みに行くと言っても
     一体どこで・・・・・・。

ジェシー「何言ってやる。
     お前の潜水艦にだって、バーの
     一つや二つ、あるんだろう?

シグルド「わ、私は少し頭痛がするので・・・・・・。

ジェシー「なんだとっ?
     そりゃいいぜ。
     そんなもん酒でも飲みゃ
     一発で吹き飛ぶ!

シタン「どうする・・・・・・?

シグルド「あの人のことだ、
     断わったところで・・・・・・。

ジェシー「てめぇら何してんだ、
     とっとと来い!

シグルド「ほらな・・・・・・。

トホホ・・・・・・。

シタン・シグルド去る

ビリー「ボクもちょっと・・・・・・。
    適当にくつろいでいて下さい。
ビリー去る

バルト「シグの言ってた“巨大な艦影”って
    一体何だ・・・・・・?

シタン「みなさん、すみません。
    ちょっと席をはずします。

リコ「しょうがない、
   ちょうどヒマを
   持てあましてた所だ。

リコパーティに加わる

一番奥の部屋の本棚を調べる

!!

ビリー「何かご用でも?

ビリー「僕は人をお迎えしなければ
    ならないので失礼します。
    くれぐれも勝手に人の部屋を
    探るようなまねは
    しないで下さい。

ビリー去る

孤児院外にて

ストーン司教現る

!!

わ~い!!
ストーンのおじさんだぁ~!!

ストーンのおじさん「よしよし、
          みんな元気にしてたかい?

うん!!

は~い!!

モチ!!

うぃ~す!!

ビリー「ストーン司教!!

ストーン司教「やぁ、ビリー君!
ビリー「いつもお忙しい中
    ご苦労様です。

・・・・・・。

ストーン司教「そちらの方々は?

ビリー「この方たちは異国からの
    旅人たちです。

ストーン司教「ほう・・・・・・。
       ところで先程
       連絡した件ですが・・・・・・。

ビリー「はい。
    仕事ですね・・・・・・。

ストーン司教「そうです。
       以前から行方不明になっていた
       『教会』の物資輸送船の行方が
       判りました。
       ですが、何の応答も無く・・・・・・。

ビリー「・・・・・・ということは?

ストーン司教「ええ。
       恐らくは、また死霊に。
       ビリー君、いつものように
       お願いできますか?

ビリー「はい。
    わかりました。
    お任せ下さい、ストーン司教。

ストーン司教「それではお願いします。
       場所はここから北東。
       ですが気を付けて下さい。
       この近海は海流の流れが速く、
       近隣のサーベルジャー達ですら
       なかなか近づこうとしない程
       危険な海域です。
       出来れば大きな船か何かで
       向かった方が良いのですが・・・・・・。

バルト「おい、それってさっき
    シグの言ってた“巨大な艦影”の
    ことじゃねぇか?

ビリー「さあ、それと同じものかどうかは
    判らないけど。

バルト「話に聞くに、そこは海流の流れが
    速くて小さな船じゃあ
    危険な海域なんだろ?
    その点、俺のユグドラシルなら
    安全だ。
    どんな大波も潮の流れも、
    ものともしない。
    フェイを助けてもらった
    恩もあるしな。
    仱盲皮堡琛?
    そこまで送ってってやる。
    なんだったら、その仕事って奴を
    手伝ったっていいんだぜ?

エリィ「そうね、フェイの事では
    本当、お世話になったものね。

ビリー「気持ちはありがたいけれど、
    君達には関係のないことです。
    僕一人いれば十分です。

エリィ「でも、その場所って
    危険な所なんでしょ?
    何か私達に出来ることがあれば・・・・・・

ビリー「しかし、関係のない人を
    巻き込むわけには・・・・・・。

ストーン司教「ビリー君、人の善意は
       無駄にしてはいけません。
       表の潜水艦は彼らのものでしょう?
       ここは彼らに協力を願った方が
       いいのでは・・・・・・。

ビリー「・・・・・・。
    しかし、司教!

バルト「そうそう、
    旅は道連れ世は情けってね。
    手伝うぜ!

エリィ「ビリーさん、
    仲間は多い方がいいじゃない!

ビリー「・・・・・・。
    そこまでおっしゃってくださるなら
    お願いします。
    申し訳ありません。

ストーン司教「私からも礼を言います。
       ではビリー君、
       旅の方々、気をつけて。
       無事、仕事が終わったら
       『教会』本部へ報告しに来て下さい。

ビリー「了解しました。

ストーン司教去る

ビリー「申し訳ありません。
    それでは明日向かうことに
    しましょう。
    仕事の準備が出来たら
    すぐに参りますから
    先に仱贽zんでいて下さい。
    仕事の詳しい話は
    道中にでも・・・・・・。

ユグドラシルにて

エリィ「シグルドさんがいないので
    ユグドラシルを出せないようだわ。
    きっとガンルームにいるのね。

ガンルームにて

ジェシー「なるほど、な。
     これがお前が帰る帰るって
     きかなかった場所か。

シグルド「ええ、まあ。

ジェシー「お前が出てった後、
     ビリーの奴、泣いてなぁ。

シグルド「・・・・・・。
     すみません。

シタン「ソラリスを去った時も
    そうでしたよ。
    あの時はカールが荒れて荒れて。

シグルド「別にあいつを裏切ったつもりは
     なかったんだが・・・・・・。

シタン「あれでかなり人間不信に
    みがきがかかったようですよ。

シタン「さて、昔話はさておき、先輩。
    貴方がただこの地を
    うろついているとは思えま・・・・・・

あっ、みなさん!

シグルド「・・・・・・。
     あ、はい、出発するんですね。
     先輩、申し訳ないですけど
     私は仕事が・・・・・・。

ジェシー「おうっ、もうこんな時間か。
     じゃあ、最後に3人で
     いつものハラダンスを・・・・・・。

シタン「!!
    せっ、先輩、どうも急ぐようなので
    それはまた今度に・・・・・・。

ジェシー「うんっ、そうか?
     そいつぁ、しょうがねぇなぁ。
     じゃ、オレもドロンすっか。

シタン「先輩、
    また聞きたい事もあるので、
    今度はゆっくりと・・・・・・!

ジェシー「ああ。
     そん時に俺が生きてりゃあな。

シタン「・・・・・・。

ドタッ!!

エリィ「キャアア!!
    シグルドさんが!

シタン「またか!?
    シグルドはめっぽうお酒に
    弱いんです!
    ・・・・・・。
    だめです、
    出発は明日ですね・・・・・・。

孤児院にて

ジェシー「ウィ~ッ!!
     帰ったぞぉ~。
     ビリー、いないのか~?

ビリー「大きな声を出さないで!
    いったい何時だと思ってるの?
    子供達が起きちゃうから
    帰って来る時はしずかにしてよ。

ジェシー「おまえも来てりゃ面白い話が
     やまほど聞けたのに。
     シグルドの苦労話とかよ、
     ケッサクだったぜ。

ビリー「また兄ちゃんが飲めないの
    知ってて無理に飲ませたね!
    かりにも聖職者の親が・・・・・・。

ジェシー「おいおい、いいかげんに
     目を覚ましたらどうなんだ。
     神父なんざ、やめちまいな。

ビリー「信仰心のかけらも無い人に
    そんなことを言われたくないな。
    僕の生き方に構わないでくれよ。

ジェシー「構うなだと?
     お前、自分がまだ
     どれだけ危なっかしい
     ヒヨッコだか
     わかってんのか?

ビリー「ヒヨッコ・・・・・・?
    あなたになぜそんな事が解るのさ。

ジェシー「!?
     お前・・・・・・!!

ビリー「僕はまだあなたを父親だと
    信じてるわけじゃない。
    あれほど母さんが愛してた人と
    同一人物だとは思えないよ。

ジェシー「ってぇと・・・・・・
     お前は俺の事を
     ニセモノだと・・・・・・?

ビリー「自分の胸に聞いてみれば?

・・・・・・。

ジェシー「たしかに証明するすべは
     何もないわけだよな・・・・・・。
     まぁいい、おまえはまだ
     物事の真理を解っちゃいねぇ。
     奴等が本当は何なのか、
     おまえはどこへ行くのか・・・・・・。

ビリー「親父、何言って・・・・・・?

ジェシー「今のままじゃ、
     ラケルの死んだ甲斐がないぜ。

ビリー「!!
    あんたに母さんの名を呼ぶ
    資格なんてないよ!

ジェシー「・・・・・・。
     そうか、そうだよな。
     ま、とにかく今の仕事はやめるんだ。
     他人かもしれん男からの
     たった一つの忠告だ。

アバヨ!!

・・・・・・。

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 楼主| 发表于 2004-6-28 12:17  ·  广东 | 显示全部楼层
波よ聞け、死霊の笑う船
ガンルームにて

ビリー「おはようございます。
    まだ寝ていると聞いたので
    勝手に仱贽zんでました。

バルト「ずいぶん軽装だな。
    そんなんで大丈夫なのか?

ビリー「エトーンはその性質上、
    装備も特殊なんです。
    行動を共にするにあたって、
    僕の装備関係の説明を
    しておきましょう。

ビリー「まず僕の基本装備である銃に
    ついてですが、
    これには三種類あります。
    ハンドガン、
    エーテルガン、
    ビッグガンがそれです。
    このうち、装備変更が可能なものは
    ハンドガンだけです。
    あとの二つは自作の特殊な銃ゆえ、
    代えとなる物はないんです。
    銃はそれぞれに応じた弾を
    交換していくことによって
    パワーアップしていきます。
    弾の装備は、方向キーの左右で
    メニューの装備画面のページが
    入れ替えられますので
    そこで行って下さい。
    一つ注意しなくてはならないのが、
    弾にはそれぞれ弾数制限がある
    ということです。
    こまめに補給が必要となります。
    特殊なのはエーテルガンで、
    これには弾数の制限はありません。
    大体こんなところです。
    お解りになりましたでしょうか?
      わかった
      もう一度頼む

バルト「大体分かったけど
    なんだかややこしいなぁ?

ビリー「この銃・・・・・・。
    立派な銃ですね。
    さぞかし由来のあるもの
    でしょう。

バルト「そりゃそうだ!
    我がファティマ家に伝わる
    名銃“マシガネーター”だからな。

ビリー「・・・・・・。
    ムチを振り回すだけの君には
    もったいないなぁ・・・・・・。

バルト「てめえなぁ!
    なんでそうも
    俺に突っかかるよ!!

ビリー「・・・・・・。
    あ、ごめんなさい・・・・・・。
    銃の話なんて興味無いですよね。
エリィ「いえ・・・・・・。
    ねぇ、ビリーさん。
    私、あなたがどうして
    エトーンになったか
    知りたいんだけど・・・・・・。

バルト(俺は興味ねぇな・・・・・・)

ビリー「・・・・・・。
    そうですよね、
    見知らぬ人間の仕事を
    手伝うのですから
    気になりますよね・・・・・・。

エリィ「あっ、そんなつもりじゃなくて。
    個人的な興味。
    だってビリーさんが
    エトーンだなんて意外なんですもの。

・・・・・・。

ビリー「分かりました・・・・・・。
    この仕事もちょっと特殊ですから
    それも含めてお話しましょう。

あれはいくつの時だったろう・・・・・・。
よく覚えていない。
8つか9つだったのかな。
拳銃の扱いはその頃
親父から教わったんだ。

ある日
その親父がいなくなった。

親父は僕等をおいて
出ていったきり・・・・・・

二度と戻っては来なかった。
子供心にも
ひどいショックを受けたけど、
泣くわけにはいかなかった。
母さんとプリムがいたから。

それでも僕は、よく独りで
親父の部屋にいたよ。
親父の銃、親父の匂い。
残されたそういう物の中に、
少しでも“父親”を感じようと
してたんだ。

でもその幸せも
長くは続かなかった・・・・・・。

12歳の時
自宅に突如死霊の群れに襲われ、
母を亡くした。
なぜかやつらはしつこく
親父の行方を知りたがったけど、
母は頑として口を割らなかった。
今でも耳から離れない。
母さんの撃った弾の音が
ゆっくりと3発響いて・・・・・・
薬きょうが床を打った音まで憶えてる。
その後に死霊の叫び声がして、
誰かがくずおれる音がした。
その時、僕等を助けてくれたのが
ストーン司教なんだ。
その出会いが僕のその後の呙??
変えたといってもいい。

バルト「おいおい、ちょっと待て。
    死霊ってしゃべるのか?

ビリー「そう。
    奴等はただのモンスターじゃない。
    中には人以上の知能を持った奴も
    いるんだ。

僕とプリメーラは隠れていたお陰で
一命をとりとめたけど、
プリメーラはその時から
一言もしゃべらなくなった。

あのとき神のように現れた
優しくて力強いストーン司教の姿に
僕は、自分の歩くべき道を
見つけたような気がした。
あの人のように、誰かを
悪しき者から救いたい。
これ以上、プリムのような子を
増やさないためにも教会で修練して、
いつかストーン司教のように
なろうってね。

プリムを教会の施設に預けて、
僕は修道院に入った。

それから何年かたって・・・・・・

教会での修練を終え、
僕はエトーンになった。
孤児院を開くため、
家に戻って暫くしてから・・・・・・

あいつが・・・・・・親父がひょっこりと
帰ってきたんだ。

親父は、激しい事故があったとかで
人相が変わってしまっていた。
人相だけじゃない、性格も仕草も、
まるで変わってしまっていたんだ。
記憶にある親父は、もの静かな
人だったのに・・・・・・。
いや・・・・・・、というより、
僕が親父のことをハッキリと
覚えていなかっただけかも・・・・・・。
そういうわけで・・・・・・、
いまだに本当の親父とは
思えないんだ。

でも、プリムには親父が必要だし、
実際、なついてる。
僕自身も、心の底では
親父であってほしいと思っているんだ。
だから・・・・・・
僕があれが本当の自分の父親なのか、
いまだに信じられないでいるんだ。

ビリー「フフッ、馬鹿みたいだよね。
    兄妹二人きりになってから、
    プリムを養うためなら自分自身さえ
    売ろうとしたのに・・・・・・。
    プリムはいきなり現れた見知らぬ
    親父の方がいいなんて・・・・・・。

バルト「“自分を売ろうとした”だぁ!?
    おまえなぁ! 世の中には売って
    取り返しのつくモンと、
    つかないモンがあんだぞ!?
    わかってんのか!?

ビリー「もちろん思いとどまったよ。
    でも、一晩で3000Gになるって
    言われたから・・・・・・。

バルト「バカッ! いいか!
    今度からそういう時は、
    妹連れて俺の艦に来い!
    うちは自給自足だけど、
    少なくとも食う寝るには
    困らねーからなっ!
    わかったら、俺の前で二度と
    売るだの買うだの
    言うんじゃねえ!
    いいな!?

ビリー「あの・・・・・・ひょっとして・・・・・・
    キミって、ちょっと
    “いいヤツ”なんだ?

バルト「なんで素直に“ありがとう”って
    言わねーよ、
    おまえはッ!?

ビリー「うん・・・・・・えぇと・・・・・・その・・・・・・、
    いや、まだ世話になった
    訳じゃないから、言わない。

可愛くねえやつ!

フォールドが面に映る

ユグドラシルガンルームにて

バルト「・・・・・・。
    どうやら
    ついたみてぇだな・・・・・・。

ビリー「もしかすると・・・・・・
    輸送船は死霊に
    襲われているかもしれません・・・・・・。

・・・・・・。

ビリー「誰が協力してくれますか?

パーティ編成画面に移る

ユグドラシルから出ようとする

輸送船に仱贽zみますか?
   行く
   ちょっと待った

エリィ「暗いわね・・・・・・。

シタン「なにか変な匂い
    しませんか?

ビリー「この独特な匂いは
    死霊<ウェルス>のですね。
    やはり、襲われてしまって
    いるようですね・・・・・・。

ビリー「あと、ひとつ。
    部屋の***の壁に
    赤く光るスイッチがあります。
    そのスイッチを入れれば
    明るくなるはずです。

エリィ「怖いの?

ビリー「・・・・・・
    いや、・・・・・・
    少しだけですけど。

ライトオン
ドアーロックA解除

ドアーロックB解除

船室のカギを手に入れた

ビリー「血なのか・・・・・・
    いったい、この輸送船で
    なにが起こったというのだ・・・・・・
    いや、こ、これは・・・・・・
    サビ混じりの水でした。
    先を急ぎましょう。

船室のカギでドアを開ける

カギを開けますか?
    開ける。
    いや、ちょっと待った。

ドアに体当たりする

ブラッディとの戦闘

むう・・・・・・
アニキあとはたのんだ

ビリー(アニキだって!!
    これで呼んでおこう。)

孤児院にて

!!

ビリー兄ちゃんの
合図だ!!

鐘を鳴らす

お~い、みんな!!
シフト“G”だっ!!

風向き、ダイジョーブでぇ~す!!
目標座標、X1029、Z303!

ラジャー!!
オートパイロットモード、
オン!!

カタパルト
セットアップ!!

危ないぞ!!

うんしょ、うんしょ!!

よいしょ、よいしょ!!

レンマーツォ出現

レンマーツォ、
スタンバイOK!!

READY?

GO!!

GO!!

GO!!

GO!!

しっかりやるんだぞぉ~!!

今日のはまぁまぁだな。

輸送船にて

ビリー「この輸送船は
    やっぱりクロでしたね。
    『教会』に行って
    ストーン司教に
    報告しなければ・・・・・・。

エリィ「あれ?
    何かいる・・・・・・

シタン「何もいないですよ。
    魚でもはねたんでしょう。
    それにしても、海はいいですね。
    風は涼しいし・・・・・・
    砂の上とは大違いですね。

エリィ「ねぇ、ビリーさん、
    『アニキ』って?

ビリー「きっと、巨大ウェルスのことだと
    思います。
    しかし、呼んでから
    そうすぐに現れるわけでは
    ないでしょう。
    人間じゃ相手になりませんが
    私のギアを呼んでおいたので
    安心して下さい。

巨大ウェルス現る

ビリー「・・・・・・。
    結構、早かったですね。
    まいりましたね。

シタン「・・・・・・!!
    人間じゃかなわないですよね?

ビリー「もうそろそろだと
    思います。

レンマーツォ現る

ビリー「いいタイミングでしたね。
    子供たちに感謝しないと。
    さあ、きますよ。

巨大ウェルスとの戦闘

ユグドラシル内にて

ビリー「みなさん、協力ありがとう
    ございました。
    今回の仕事は正直、
    一人では危なかった・・・・・・。

バルト「お前、いつもあんな危険な
    仕事をしてんのか?
    まさかギアを呼ぶとは
    思わなかったぜ!?
    ったく、『教会』って一体
    何考えてんだ?

ビリー「!
    我々エトーンは神聖な職務を
    遂行しているだけです!

バルト「・・・・・・わ、悪かったよ。
    そんなムキになんなって。
    で、お前、その『教会』に
    仕事の報告すんだろ?
    ついでだ、仱盲堡皮盲皮浃毪琛?

ビリー「・・・・・・たびたび申し訳
    ありません。
    では、あなた方への
    お礼もありますから
    『教会』本部へ参りましょう。

シグルドに話掛ける

シグルド「ユグドラシルを発進させるか?
       発進!
       ちょっと待って

『教会』本部へ向かう

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 楼主| 发表于 2004-6-28 12:18  ·  广东 | 显示全部楼层
信仰炎の海で焼きかれよ、我が魂
『教会』本部にて

ビリー「こ、これは・・・・・・!
    いったい、どうしたというんだ?

ビ、ビリー・・・・・・

ビリー「大丈夫か!?
    何が起こったんだ!?

わ、わからない・・・・・・
突然、銃声がし・・・て・・・・・・

ビリー「おい、しっかりするんだ!
    おい!
バルト「あきらめな。
    死んじまってるよ。

ビリー「なぜ・・・・・・
    なぜ、こんなことに。
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    ん、これは?

ビリー「これは、親父の銃の薬きょう・・・・・・
    まさか、親父のヤツ、
    『教会』の人間に追われて、
    ヤケクソになって殴り込みを
    かけたんじゃないだろうな?

シタン「ありえますね。
    あの人なら。

ぐわっ!

ビリー「動くな!
    何者だ、貴様。

まだ生き残りがいたか!

暗殺部隊との戦闘

ビリー「いったい・・・・・・
    こいつは何者なんだ?
    なぜ、『教会』を襲う?

シタン「『教会』の方々は、大丈夫
    でしょうか。
    生き残り、
    と言っていましたが・・・・・・

ビリー「そんな!
    それじゃ、みんなは・・・・・・

バルト「おいビリー、しゃんとしろ!
    まだ無事な人を助け出すんだ。
    行くぜ!

地下に降りる

教皇「貴様ら、何者だ!

この期に及んで、
まだシラを切るか。

『教皇』の長たる者が
往生際が悪いぞ。
教皇「まさか、事が露見したのか!?

我らへの反逆、
その罪は死で償ってもらう。

教皇「ぐあー!!

ビリー「教皇様!!

ビリー「きさまら・・・・・・!!

暗殺部隊との戦闘

ビリー「司教様!
    しっかりしてください。

お、お、ビリー・・・・・・
無事であったか・・・・・・
・・・・・・粛清が・・・・・・
粛清が始まった・・・・・・
罪深き我々人類に
神の裁きが下される・・・・・・

ビリー「神の裁き?
    どういうことなのです、
    司教様!?

ビリー「お亡くなりになられたよ。
    司教様は、僕になにを
    伝えたかったのだろう?
    粛清って一体
    何のことなのだろう?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ビリー「大丈夫ですか!?
    しっかりして下さい!

知らな・・・・・・い・・・・・・
私は・・・・・・何も・・・・・・
こ・・・・・・れ・・・・・・以・・・・・・上
しゃべる・・・・・・ない・・・・・・

バルト「おい!
    しっかり目ぇ開けよ!
    俺達が外へ出してやるから!

・・・・・・・・・・・・?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!
シ・・・・・・・・・・・・シェバ・・・・・・ト・・・・・・
シェバ・・・・・・トへ
れ・・・・・・れんら・・・・・・く・・・・・・を・・・・・・

シタン「“シェバト”!?
    あなた・・・・・・
    “シェバト”の方ですか!?

・・・・・・・・・・・・

バルト「ひでぇ傷だな、こりゃ。
    手当てしないと、ヤバいぜ。

シタン「ユグドラシルに連絡して
    救助をたのんでおきましょう。

ビッグジョー「おお、心の友よ!

ビッグジョー「こんなところまで、
       このビッグジョー様を助けに
       来るたぁ、感心、感心。
       きっといつか、今日オレ様を
       助けたことを自慢する日が
       くるぜ!
       じゃ、
       アディオス・アミーゴ!

『教会』データバンクにて

ビリー「位置からして、
    大聖堂の真下辺りか・・・・・・
    ということは、
    ひょっとしてここは
    『教会』のデータバンク?

シタン「間違いないでしょう。
    ここは『教会』の
    データバンクですね。

バルト「とにかく俺達だけじゃ
    調べきれないな。
    みんなにも来てもらおう

エリィ「間違いないわ。
    ここは『教会』のデータバンクね。

ビリー「このデータバンクには『教会』に
    関する全ての情報が納められている。
    過去から現在に至るまでの、ね。
    僕らは絶対に入ることを
    許されない施設。
    ここには教皇クラスの人間しか
    入れないようになっている。

バルト「・・・・・・にしても、
    すげぇ設備だな、こりゃ。

シタン「しかし、これだけの設備は
    ソラリスにもそうはないですよ。
    なぜ『教会』がこんな設備を?

エリィ「・・・・・・違う。
    これ、ソラリスの設備よ。

バルト「ソ、ソラリスだあっ!?

エリィ「変な声出さないで。
    こんな最新型の設備、
    世界広しといえど
    ソラリスしか生産できないわ。

リコ「何者かに突如襲われた『教会』。
   その地下にはソラリスの設備。

シタン「・・・・・・事象が、入り組んでいますね。

バルト「なんなんだ、ここは?
    おい、ビリー!
    てめぇ、
    何か知ってるんじゃないのか!

ビリー「そんな、僕に聞かれたって・・・・・・
    ここに来たのは初めてだし・・・・・・

リコ「調べてみるか。

バルト「先生、その表示は何なんだい?

シタン「どこかの通信記録のようですね。
    何か手がかりをつかめるかも。
    ちょっと待っていてください・・・・・・

シタン「よし。
    これでリストを転送できますよ。

イグニスの紛争状況。
第37供与
アヴェD2レベルのギアをD3に。
キスレブD2レベルのまま現状維持。
均衡状態4対6。
イグニス管区教皇、シャーカーン皇より報告。
不確定因子の介入により補正が必要。
計画進行率3割減退。

キスレブD区の委員会からの
報告第50224。
各バトラーのデータ転送。
Aクラスバトラーの生体状況
配置予定Y型デミューマンへの適応率
以上のデータを本国に転送・・・・・・

キスレブD区委員会からの報告第50227。
ジークムントによる総統府からの
『教会』勢力放逐によって調整が難航。
然るべき後にジークムントの消去を予定。
実行に関してはバトリング被験体リカルドを使用。
許可を求む・・・・・・

バルト「なんだ、これは!?
    『教会』がなんだって
    こんな事を調べている?
    しかも、あのシャーカーンが教皇!?
    奴は17年前『教会』から
    放逐されたんじゃなかったのか!?

リコ「定期的に報告を入れている
   ところを見ると
   そうではないようだな。

エリィ「見て、こっち!
    各地と教会との交易で
    集められた資材の行方。
    全部ソラリス本国へ
    移送されているわ。

ビリー「し、しかし、
    なぜ『教会』が
    ソラリスに物資を!?

エリィ「それは・・・・・・
    わからないわ。

バルト「こっちにも端末のスイッチがあるぞ。
    ・・・・・・・・・・・・ん?
    なんだ、この文字は? 読めねぇぞ。

エリィ「これは、ソラリス語・・・・・・
    それも暗号化されたものだわ。
    ちょっと待って
    ええと・・・・・・
    なんだろ・・・・・・
    ・・・・・・・・・・・・

バルト「早くしろよ。

エリィ「もう!
    待ってって言ってるでしょ!
    難しいのよ、口語体に訳するのは。
    ええと・・・・・・
    ・・・・・・ラムズ・・・・・・
    大戦・・・・・・崩壊・・・・・・。
    再教育・・・・・・
    ・・・・・・戦後復興計画・・・・・・基づく・・・・・・、
    各ゲート基幹部の設定予定を・・・・・・
    ・・・・・・ラムズ・・・・・・
    02~04をイグニス・・・・・・
    05~08をアクヴィ・・・・・・
    11~16は均等分布・・・・・・
    その実行・・・・・・
    ・・・・・・組織として『教会』を設立。
    管理を元老・・・・・・会議とする・・・・・・
    ガゼルによる管理!?
    『教会』が!?

バルト「へ?

リコ「『教会』は、ソラリスの下部組織。
   そういう事だな。

バルト「つまりは・・・・・・
    どういうことなんだよ?

エリィ「要約すると、こうよ。
    過去・・・・・・500年以上前に、
    ソラリスと地上との間で
    大規模な戦争が起こったらしいの。
    結果がどうなったのかは不明だけど。
    終戦後、地上人が再び***することを
    恐れたソラリス人は『ゲート』を、
    つまり、ソラリスと他の地上世界との
    空間を分かつ障壁をつくった。
    そのゲートで囲まれた世界の内側に
    種族別に住まわせ、これを管理した。
    そして、実際の管理組織として
    『教会』を設立した。
    『教会』はガゼルの***と呼ばれる
    ソラリスの最高統治機関が管理する。
    つまり『教会』は
    ソラリスの下部組織というわけ。
    地上で発見された遺跡資源や
    生産物資は『教会』を通じて
    ソラリスへ撙肖欷俊?
    労働力たる人的資源も含めて、ね。
    地上とソラリスの窓口なのよ、
    ここは。記録によると、
    かなりの物資と人がソラリスへ
    移されたことになってるわ。

リコ「つまり、俺達は『教会』によって
   管理されていたというわけか。
   他には?

エリィ「後は大体、その後の人口分布や
    発掘状況の記録ね。
    やたらと子細な種族ごとの
    生体データが気になるけど・・・・・・

シタン「こちらは最近の記録ですが、
    これもかなりの数の人間が
    ソラリスへと移送されていますよ。
    ・・・・・・移送された人々のほとんどが
    『教会』に救済を求めて
    やってきた人のようですね。

ビリー「そんな、ばかな!
    僕はそんな事、
    何も聞かされちゃいない!

リコ「・・・・・・では、以前見たような、
   ここに救済を求めてやってきた
   連中のその後は?

ビリー「僕のように、エトーンに・・・・・・
バルト「それで全部じゃねぇだろ?
    エトーンにならなかったヤツは
    どこへ行ったんだ?

ビリー「え・・・・・・?

バルト「決まり、だな。
    どうなんだ、エリィ?

エリィ「確かに、ソラリスには地上人を
    収容する施設があるわ。
    第三級市民層。
    そこには労働力として、
    定期的に地上から様々な種族の
    人が送られてきていたわ。

リコ「ここがその労働力の出所、
   というわけか。

ビリー「そんな・・・・・・
    そんなことって・・・・・・

ビリー「たとえ、そうはそうとしても、
    一体誰が教会の人間を!?

シタン「これが、その答えかも
    しれませんね。

ビリー「え?

シタン「第44次サルベージ計画。

バルト「第44次サルベージ計画?
    それって、タムズの艦長が
    言っていたヤツじゃねぇのか?

シタン「『教会』が率先して行っていた
    この計画だけは、ソラリスと
    リンクしていない。
    まったくの独立した計画に
    なっているようです。
    始まったのは・・・・・・19年前から。
    データを表示しますよ。

・・・・・・推定4000年前に海底に沈んだ
都市文明セボイムの最終調査完了・・・・・・。
百数十回に及ぶ試掘によって、
その都市区画中枢部の存在判明・・・・・・。
本発掘予定・・・・・・・・・・・・

シタン「どうやらこの記録によると、
    アクヴィの地下に、超古代文明の
    都市が眠っているようですね。
    かなりたくさんの試掘が行われ、
    大量の遺跡資源が発掘されています。
    生物兵器・・・・・・反応兵器・・・・・・
    なるほど、これが目当てですか。
    状況判断に過ぎませんが、
    おそらく『教会』の目的は
    主・・・・・・ソラリスからの離反。
    そして、世界を支配すること。

リコ「離反・・・・・・
   世界支配・・・・・・
   とんでもない話だな。

シタン「その存在も、得られた成果も
    報告していないところを見れば
    『教会』の真意は明らかです。
    『教会』は超高度文明を
    独占して、反乱を計画していた。
    まあ、よくあることですよ。

エリィ「じゃあ、この襲撃は
    ソラリスが?

シタン「多分、そうでしょう。
    先に行きましょう。
    まだ何があるはずです。

ビリー「『教会』は・・・・・・
    僕の『教会』は・・・・・・

バルト「おい、ビリー!
    いつまでそうしている?
    しっかりしろ!

シタン「全ては状況証拠による
    推測にすぎません。
    真相は、あなた自身の
    目で確かめるのです。

エリィ「あなたたちは、
    このまま奥に行って。
    私とリコは
    あの“シェバト”の人を
    ユグドラシルに
    収容するわ。

ビリー「・・・・・・僕は・・・・・・
    まだ信じられない。
    『教会』がこんな得体の知れない
    組織だったなんて・・・・・・
    今まで、僕の信じてきたものは
    一体なんだったんだ?

だからあの時言っただろう?
君は、僕たちは居るべきだって・・・・・・

ビリー「ベ、ベルレーヌ!?

ベルレーヌ「けがれてしまったね、ビリー。
      『教会』を出て、何ら信仰心など持たぬ輩と
      触れ合うことによって、本当のけがれた者の
      姿が見えなくなってしまったんだね。
      信仰の為に生きてきた昔の君からは
      とても考えられないよ。
      僕たちのようにしていれば良かったんだ。
      でも、大丈夫さ。僕が浄化してあげる。
      君は、僕の中で生きるんだ。
      死を以て僕とひとつになろう・・・・・・

ベルレーヌ「何だ!?

ベルレーヌ「き、貴様は・・・・・・

ビリー「親父っ!
    何てことをするんだ!

ジェシー「このタコ。何あわててんだ。
     スタン弾だよ、スタン弾。
     ちょっと眠ってもらっただけだ。
     そんくらい、激発音で判断しろって。
     それに、
     こいつは『教会』の人間じゃねぇ。

ジェシー「見ろ!

ビリー「その印は!

ジェシー「そうだ。
     こいつらはソラリスの工作員だ。
     恐らくは、ストーン配下の暗殺部隊。
     『教会』の人間全てを消去するって
     情報を聞いたんで、
     すっとんできたんだが
     間に合わなかったようだな。
     『教会』の人間は、
     サルベージ計画とやらで
     出払っていた者以外、
     みんなやられちまったみたいだぜ。

ビリー「ベルレーヌ達が
    司教様の暗殺部隊!?
    いいかげんなことを言うなよ!

ベルレーヌ「そうさ・・・・・・
      ぼくたちは、司教様のしもべ。
      堕落した聖職者と罪人に断罪を下し、
      悔い改めさせるのがその使命なんだ。

ビリー「ほんとうなの、ベルレーヌ?
    何故『教会』の人たちを!?

ベルレーヌ「教皇たちなど、死んで当然。
      ソラリスから課せられた
      “『教会』としての責務”を放棄し、
      世界を支配するという欲望。
      そのような欲望にとりつかれた時から
      彼らの死は決まっていたんだ。
      それだけじゃない。
      孤児、難民の救済・・・・・・
      はためには慈善に見えるだろうさ。
      その実、ここに囲われている
      少年や少女たちは、
      教皇や司教たちが己の欲望を満たす
      手段として使われていたのさ。
      己の欲望におぼれる。
      これは“聖職者のあるまじき”行為。
      あんな、けがれたやつらに
      神の代弁者たる資格はない。
      だから、僕たちが浄化して、
      その罪をつぐなわせたんだ。
      司教様のご指示でね。

ビリー「それが事実だとしても、
    ぼくたちには勝手に人を処罰する
    権利なんてないはずだ!
    審判は神が下されるもの。
    そう教えられたじゃないか!

ベルレーヌ「神だって?
      そんなものが、どこにいるというんだい?
      君も、もう知っているんだろう?
      この『教会』の成り立ちを。
      愚かな地上の人間たちを管理する為だけに
      はるか昔ソラリスによって作られた組織。
      その教義は、大肖蚪yべるための
      まやかしさ。
      『教会』は“信仰”と“技術”という二つの
      甘い果実を使い分け、地上世界の情勢を
      巧みに操作していたんだ。
      操作された杏蓼稀ⅳ郡坤い郡氦椁藨檎??
      繰り返すだけだった。
      やがてその戦争から得られた“ヒト”そして
      “兵器”の戦闘データは、ソラリス本国へと
      送られ・・・・・・
      地上世界統治の為の一助とする為に解析
      された。
      そうやって引き起こされた戦争は、様々な
      心理的あつれきを生んだ。
      だけどそれは神への信仰・・・・・・救済という
      形をとって、和らげられていたんだ。
      システムとしては、良く出来ていたよ。
      だが、管理者の適性は最低だった。
      それとも君は、信心深い神のしもべを
      演じていれば、いつかはきっと
      偉大な神が応えてくれると思っていたのかい?
      そんなものなど、
      “最初からなかった”のだよ。
      それに、君はまだわかっていないようだが、
      君だって、僕たちと同じように
      “罪人を断罪していた”のだよ。

ビリー「僕が、
    断罪を下していた?

ベルレーヌ「そうさ。
      君が日頃、その手にかけていた・・・・・・

私の至福の楽しみを奪うつもりかね?
ベルレーヌくん。

ベルレーヌ「がはっ!!

ビリー「ベルレーヌ!
    しっかりしろ!

ベルレーヌ「ビリ・・・・・・・・・

ベルレーヌ「ぐわっ!

ビリー「ベルレーヌ!
    ベルレーヌ!

ストーン「無能でおしゃべりな人間などに
     生きている資格はないのですよ。

ビリー「司教様!
    なぜベルレーヌを!
    司教様は一体何をしようと
    しておられるのですか!

ストーン「私は、ソラリスから派遣された
     地上の粛清官

バルト「粛清官だって?

ストーン「『教会』での司教の地位は
     私が地上で活動するための
     便宜的なものにすぎない。
     ソラリスの下部組織として創設され
     地上人の管理という責務を
     与えられていた『教会』。
     その『教会』は、長い年月の間に
     自らにとって都合のよい勝手な教義を
     定義し、杏蓼蚣?帷ⅳ饯涡叛訾?
     対象としての神を作り出した。
     そして、事もあろうに
     ソラリスからの離反までも
     くわだてていたのだ。
     我々の制御を脱し、
     反旗をひるがえそうとするものは
     処分しなくては、ね。
     その「処分を行う者」として
     用意されたのがエトーンなのです。
     私が『教会』で創設した組織、
     <罪をあがなう者>エトーンとは
     表向きは地上にはびこる
     「死霊<ウェルス>」の処分が目的。
     しかし、本来の目的は、ちがう。
     裏ではベルレーヌ達のような
     適任者を選出し、堕落した『教会』の
     人間の監視、処分を行っていた。
     早くに『教会』から離れたあなたは、
     それを知る機会がなかった。
     ・・・・・・というより、私が
     知らせなかっただけです。
     あなたには“別の役割”を演じて
     もらわねばならなかったのですから。

ビリー「別の・・・・・・役割!?

ストーン「ビリー。
     世の中には知らないほうが幸せな
     こともあるんですよ。
     嘘もまやかしも、その本当の姿、
     システムもカラクリさえ知らなければ
     ある人にとっては
     真実となる得るのです。
     現に、君や地上の人間にとって
     『教会』が用意した<神>と<信仰>
     そういったシステムは
     真実そのものだったでしょう?

ビリー「教えて下さい!
    役割ってなんなんです!?
    ベルレーヌの言っていた、
    断罪とは一体何の
    ことなんですか!?

ストーン「知りたいのですか?
     君は真実の重みに耐えられますか?
     ビリー、君がその重みに
     耐えられるのであれば、
     お教えしましょう。

ビリー「・・・・・・・・・・・・

ストーン「君が、迷える魂の救済と信じて
     行っている死霊<ウェルス>の浄化。
     それも、ソラリスが作り出した
     支配システムの一つなのですよ。
     君が、救済と信じて行っている
     その行為は・・・・・・

ジェシー「よくもまぁ、ペラペラと
     下らねぇことをしゃべりやがる。

ビリー「親父!

ジェシー「貴様、あの頃と
     全く変わっちゃいねぇな?
     え? スタイン!?

ビリー「スタイン?

ストーン「懐かしい名だ・・・・・・
     その名を聞くと
     “この身体に刻まれた傷あと”の
     甘美な痛みがあざやかに
     よみがえってくるよ。
     なあ、ジェサイア。

ジェシー「ふん。
     脳ミソのいかれ具合も
     相変わらずだな。
     答えろ!
     何故
     “こんなまだるっこしいやり方”
     をしやがった!

ストーン「答えるまでもない。
     これは“私にとっての生き甲斐”
     なのだ。
     当然、貴様のもだえ死ぬさまを
     見ることも、だ。
     この場で貴様の体を切り刻み、
     そのハラワタを引きずり出したい
     衝動に駆られるが、
     実はそうもしていられなくてな。
     私はこれから向かう所がある。
     貴様のことよりもそちらの
     “任務”のほうが優先なのだ。
     ここで時間をつぶすわけにはいかん。

ジェシー「行かせんぞ!
     スタイン!!

ストーン「貴様らごとき虫ケラに
     邪魔をされるわけには、いかん。

ストーン「それまでの間、
     彼等に足止めをしてもらう
     ことにしよう。

ビリー「司教様っ!

ストーン「では、失礼。
     なにかおっしゃりたいことが
     あるようでしたら、後程。
     お待ちしていますよ、
     ビリー。

暗殺部隊との戦闘

ジェシー「待て、スタイン!!

ジェシー「ひと足、おそかったようだな。
     スタインの奴は・・・・・・

ジェシー「あそこだ。

アルカンシェル出現

バルト「なんだ!
    あの巨大なギアは!?

ジェシー「ソラリスの機動ギア
     アルカンシェル。
     だったよな? ヒュウガ。

シタン「え?
    ええ、まあ。

ジェシー「ナリがデカい分、動きがとれねぇから
     ギアに仱盲皮辘汶y儀はしねぇが、
     その分火力だけは折り紙付き。
     船なんかのデカい目標だったら
     ドカン! とイチコロさ。
     だったよな? ヒュウガ。

シタン「ええ・・・・・・。
    多分・・・・・・。

ジェシー「ってー訳だ。

シタン「え?
    ああ・・・・・・そうですね。
    ・・・・・・でも、待って下さい。
    ということは・・・・・・

バルト「このままじゃ船長達が危ない!
    連中は何も知らされていないんだ!

ビリー「ユグドラシルなら、
    あのギアに追いつける
    と思います。
    急いで、タムズ船団の方々を
    助けに行きましょう。

教会、及びタムズ船団捕捉。
南方の海上を航行中。
全速航行で約1時間で
捕捉出来ます。

シグルド「よしっ!
     タムズへ向けて針路を取れ!

アイアイサー!!

副長!
レーダーが・・・・・・!

シグルド「何だ!?

レーダーがとてつもなく
巨大な物体を探知!
船団の直上に現れました!

バルト「まさか、ストーンがもう!?

いえ、あれより遥かに巨大です!
推定で2000シャールは
あります!

ビリー「そんな巨大なものが・・・・・・。
    一体何が起ころうと
    しているんだ・・・・・・。

タムズ船団、タムズのみ残し消滅する

「課せられた責務だけを
 果たしておけばよいものを、
 要らぬ欲なぞ出しおって。

「勝手な教義、
 信仰・・・・・・、
 問題だな。

「狂信者に感化された
 組織など無用。

「寄る辺を求めるは
 人の常だ。

「だが、過ぎたるはなお、
 及ばざるが如し。
 訓戒が必要だ。

「もとより打ち捨てられる
 呙?摔ⅳ虢M織。
 今更どうなるものでもあるまい。

「左様。
 存続させたところで
 得るものはない。

「最早、十分役目は
 果たしてくれた。
 現在“各地の処理中”だ。

「アクヴィの処理は
 スタインが指揮しておる。

「“因果の処理”
 も含めてな。
「それも今の一矢で
 片付いたのではないか?

「それにしても、カレルレン・・・・・・
 御大層なことだ。
 たかが分子機会。
 何をそれ程入れ込むのか。

「“ヒト”も“機械”も
 我等にとっては同義。

「そう。
 どちらでも同じこと・・・・・・。

カレルレンが仱盲皮い肱灓沃肖摔?

主砲、エネルギー準位回復まで20。
機関、全力発揮問題なし。
本艦、戦闘機動に支障なし。

障害物除去行動、達成率約8割。
現状、進路クリア。

カレルレン閣下、
蒸発を免れた艦船が数せきありますが、
いかがいたしましょう?

カレルレン「ラムズ03、05、11は
      損壊、非損壊を問わず回収。
      それ以外のゴミは消去しろ。
      回収、消去には
      試験体<ウェルス>を使用。

スタイン様からの
目標のマーキングを確認。
130あう検査発掘場のうち、
最南端のものです。

制圧隊、セボイムへ入ります。

カレルレン「そうか・・・・・・
      500年間、
      探し求めた“モノ”の姿。
      楽しみだ。

ウェルス、放出します。

タムズにて

艦長「な、何なんだよ!
   あのバカでけえ
   タコつぼみてえなのは!?

ハンス「な、何なんだと
    言われても・・・・・・

艦長「一発で他のサルベージの船団の
   ほとんどが吹き飛んだじゃ
   ねえか。
   まさかこれが『教会』の
   あいさつの仕方だってんじゃ
   ねえだろう!?

ハンス「当たり前でしょう!?
    何で発掘を手伝いに来た
    我々を攻撃する必要が・・・・・・

か、艦長、死霊<ウェルス>なのね!
タコつぼから死霊がわんさかなのね!

艦長「何だとう!?

ハンス「ば、バカな・・・・・・

艦長「・・・・・・
   ギアを出せ!
   大砲に弾をこめろ!

ハンス「艦長!?

艦長「野郎共、
   他の船団の生存者を可能な限り
   救助しながら逃げる!
   大砲は2門とも死霊どもを
   撃ち落とせ!
   このタムズにあのうす汚ねぇ
   死霊共を近づけさせるな!

艦長「ハンス!
   ボサッとしてんじゃねえ!
   舵を取れ!
   あのタコつぼに海の男の
   逃げっぷりを見せてやれ!

ハンス「り、了解!

マリーン2体飛び込む

マリーンと巨大ウェルスとの戦い

救難信号探知!
タムズが死霊の群に
襲われている模様です!

バルト「ストーンの言っていた、
    ソラリスによる粛清か!

シタン「急ぎましょう!
    このままではタムズは死霊に!

シグルドへ話掛ける

シグルド「タムズへ急ごう!!

シグルド「ユグドラシルを発進させるか?
       発進!
       ちょっと待って

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 楼主| 发表于 2004-6-28 12:19  ·  广东 | 显示全部楼层
古の声がいざなう 海底遺跡へ~深海に眠る少女 魂の在処
タムズにて

艦長「おう、先生さんじゃねぇか。
   何だ? 心配して来て
   くれたのか?

シタン「ええ、まあそんな所ですが、
    思ったより大丈夫そうですね。

艦長「あったりめえじゃねえか。

俺たちゃ、

海の!

男だぜ!!

艦長「・・・・・・っていいてぇ所だが、
   実は結構大変だったのさ。
   ケガ人も死人も出た。
   だが沈んだ他の船の事を
   思えば泣き言は言えねぇ。
   逃げられただけでも幸撙怠?
   しかし、先生さんよぉ、
   あのタコつぼは一体何なんだよ。
   ハデにぶっ放して、おまけに
   死霊まで捨てて行きやがって。
   それに、あの後、何にもない
   片隅の発掘現場に向かってったぜ。
   俺らはもっと奥のでっけえ発掘場に
   行けって言われてたのによお。

シタン「やはり・・・・・・

艦長「それと、見るからに怪しい
   ばかでけぇギアを見たって
   奴もいるらしいぜ。
   何でもその発掘場に
   シュッポシュッポと飛びながら
   案内してるみてえだった、
   って話だ。

シタン「ストーンが・・・・・・
    どうやら間違いなさそうですね。
    そこに何かあるのは・・・・・・

艦長「俺のサルベージャーの勘も
   そう言ってる。もうあんなとこ
   近寄りたくもねぇがな。
   で、先生さんよぉ、
   あのタコつぼはアンタらの
   敵なのか?

シタン「そう・・・・・・とも
    言えますか。

艦長「そうか。
   仇を取ってくれとは
   言わねえ。
   ただこのままじゃ腹の虫が
   おさまらねえ。あいつらの
   ジャマするんだったら何でも
   協力するぜ。
   その発掘場のポイントなら
   ハンスにでも聞いてくれ。

ハンスに話掛ける

そうだ、自己紹介をして
いませんでしたね。
私はハンス。この船の副長です。

ハンス「あのタコつぼ艦が向かった
    ポイントは、ここから
    まっすぐ北の島です。
    その北の島の北端・・・・・・
    ですけど、あそこには本当に
    小さな採掘場しかないはず
    なのになぜでしょう?

ユグドラシルにて

シグルドに話掛ける
  

シグルド「では、その発掘現場に
     向かうとしよう。

シグルド「現在タムズに停泊中・・・・・・。
       タムズから出る
       やめる

『教会』発掘現場にて

エリィ「この発掘場所は、
    何もないところだって聞いたわ。

シタン「ソラリス本国軍・・・・・・か、
    なえ・・・・・・わざわざ・・・・・・
    いえ、とにかく降りてみましょう。

海中にて

ミァン「・・・・・・気付いているかしら?
    彼のギアが
    再び目覚めようとしている・・・・・・
    ・・・・・・じきに彼自身も目覚める。

ミァン「彼の仲間はセボイムに向かったわ。
    四千年もの間、閉ざされていた地。
    あそこに何があるかは、
    貴方のほうが
    よく知っているでしょう?
    多分彼は誰にも渡そうとはしない。
    でもね、私や貴方にとっても
    必要な物なの。
    解るでしょう?

ミァン「・・・・・・だから、お願い。

『教会』発掘現場にて

ビリー「これが遺跡の街・・・・・・
    話には聞いていたけど・・・・・・

エリィ「・・・知ってるわ、よく知ってる・・・私・・・
    ・・・・・・そう・・・・・・空洞都市セボイム・・・・・・
    私たちは、自らこの広大な霊廟に
    葬った。

シタン「エリィ!
    エリィ!!
    どうしたんですか!!

エリィ「え? ・・・・・・え?
    ・・・・・・わ、わたし今・・・・・・
シタン「いえ・・・・・・
    先を急ぎましょうか。

ビリー「えらく物々しい隔離設備ですね。
    病院なんでしょうか?
    でも、この外の街も
    そんなに汚染されてるようには
    見えないですけど・・・・・・

シタン「かなり厳重なエアロックと
    スキャニング設備です。
    今は機能していないみたいですが。
    ・・・・・・キレイに保ちたかったのは
    建物の内でなく、
    むしろ外の方かも・・・・・・

ビリー「こんな不便な建物なんて・・・・・・
    外から来る人を
    拒絶しているみたいだ。

シタン「・・・迷宮<ラビリンス>というモノは、
    普通、外敵を防ぐためでなく、
    中に何かを封じるために創られます。

ビリー「“入れない為”じゃなくて
    “出さない為”に、ですか・・・・・・
    “何を”出したくないんでしょう?

“エマージェンシーレベル5”
今より34999999時間前に
リアクター内で緊急ボタンが押されました。
ここから先は
ナノ汚染の危険性があります。
入室時は手動スキャンを実行して、
必ず安全を確認して下さい。
家訓後、最寄りの端末にて
エマージェンシーレベルを
再設定して下さい。

手動スキャンを実行しますか?
    実行する
    キャンセル

最寄りの端末にてエマージェンシーレベルを再設定する

ナノリアクター内の
安全が確認されました。
エマージェンシーレベルを
再設定して下さい。

エマージェンシーレベルの
再設定をを実行しますか?
   実行する
   キャンセル

   “減圧中”
しばらくお待ち下さい。

シタン「このフロアは
    完全に生きているようですね。

“減圧終了”

右の部屋へ入ると

シタン「・・・・・・・・・・・・
    何をするにもパスワードが
    要るみたいですね・・・・・・

左の部屋に入ると

エリィ「・・・・・・血だわ・・・・・・
    血の染み・・・・・・私の・・・・・・血・・・・・・
    痛みはなかった。
    ただ、さむかった。悲しかった・・・

シタン「!
    エリィ!

エリィ「・・・・・・あの子はあの時から
    ずっとここに
    一人ぼっちで居たのね・・・・・・

シタン「血・・・・・・?
    確かに血らしい染み・・・・・・と
    これは・・・・・・強力な熱、いや放射線?
    非常用の殺菌装置か・・・・・・
    作動した跡が、確かに・・・・・・

シタン「!
    エリィ!

右の部屋にて

エリィ「『新たなる魂の器よ。
     願わくば、宿るべき
     あなたのその魂に安らぎあれ』

シタン「いけない! エリィ!
    何が起こるか解らないですよ!!

エリィ「先生・・・・・・
    私は・・・・・・誰・・・・・・?
    何をして、話して・・・・・・?

エメラダ、リアクター内に出現

シタン「・・・・・・こ、これは・・・・・・

ビリー「シタンさん・・・・・・
    この少女は・・・・・・?
    なぜ級に人の形に・・・・・・!?

シタン「どうやらこの少女は、
    このリアクター内で創られた
    人造生命体らしいですね。
    恐らくは、そこの操作室の
    データベースの数列に基づいて
    リアクターの中で、
    再形成されたのでしょう・・・・・・。
    恐らくこの子のからだは・・・・・・

ストーン「・・・・・・分子スケールの自律機械、
     つまり、ナノマシンと呼ばれる物の
     群体です。
  

ストーン「そのナノマシンの群体は貰って
     行きますよ。
     それは我らヒトのクビキを外し、
     神の御下に導いてくれる
     大事な存在<ファクター>の
     一つですので。

ストーン「では、お願いしますよ。

ビリー「司教・・・・・・さま・・・・・・

ストーン「おお、ブラザービリー。
     あなたも居ましたか。
     これは話が早い。
     あなたなら、解りますよね?
     このナノマシンの群体は、
     儀しき者の手に委ねられる
     べき存在なのです。
     ヒトの救いとなるものなのです。
     儀しき者ですって?
     今の僕にはあなた方が
     そうであるとは思えない。
     自らの意にそぐわぬからといって、
     教会や地上の人間を消去しようと
     するあなた方の行為は・・・・・・

ストーン「救いを受くるに足りない者達を
     消去することに何の問題が
     あるというのです?
     そもそも信仰とは
     “選ばれた者だけがすくわれる事”
     を期待するものでは
     ないのですか?

ビリー「・・・・・・それは何か間違っています。
    信仰による救い、その機会は、
    皆等しく持てるべきです。

ストーン「では、あなた方は全てのヒトを
     救えるというのですか?
     カレルレン様がそのナノマシンの
     群体を使えば、少なくとも我ら
     選ばれたヒトだけは救われるの
     です。
     しかし、あなた方にはこれの
     使い方が解らない。
     世界で、誰も、救われない。
     あなたは我らヒト全てに対する
     その責任をとれますか?

ビリー「・・・・・・
ストーン「今の私は、そのナノマシンの群体を
     カレルレン様の下へ持ち帰る事が
     仕事です。
     教会のように、遺跡都市に眠る
     太古の兵器群が目当てではない。
     あなた方の利害とは
     ぶつからないと思いますが。

エリィ「いけない!
    彼らにこの子を渡しては!!!

ビリー「救うとか、救わないとか、
    一体あなた方はこの少女を使って
    何をしようというんですか!?
    やはり僕には、あなた方の行為が
    儀しい事とは思えない。
    司教様・・・・・・、残念ですが、
    あなたのお心に沿うわけには
    参りません。

ストーン「お解り頂けませんでしたか・・・・・・
     仕方ありませんね。
     しかし、時間をかけて
     解って頂くひまもございませんし。
     先を急ぎますので失礼いたします。

シタン「お待ちなさい!!

ストーン「お待たせしました、
     エレメンツのお二人。
     お仕事ですよ。

・・・・・・ふん!

ストーン「トロネ! セラフィータ!
     なるだけ時間を稼ぐんですよ!!

トロネ「わあってるよ!!
    俺らに命令すな!!

セラフィータ「ね、トロネちゃん、トロネちゃん、
       ささっとすませて
       ささっと帰ろ~よぉ。
       セラフィー、暗いトコきらい!!

トロネ「そだな。
    どーせ、ラムサス様の
    頭越しの命令だもんな。
    ・・・・・・ったく、
    拾いモンの護衛なんてよ~

トロネ「そ~ゆ~ワケだから、
    お前ら、さっさとやられるように。
  

ビリー「き、君らは何なんだ! 一体!
    君らにつきあってる暇はないんだ!

トロネ「そーは、いかない。
    カレルレンなんざどーでも良いが、
    あまりいー加減だと、仕事を受けた
    ラムサス様の名に傷が付く。
    ま、お前らが考えナシにアイツを
    へこへこ復活させてくれたおかげで
    思ったより早く任務終了できそうだ。

セラフィータ「そうだ!
       セラフィーたち、キカイのつかい方
       わかんなくて、あたふたしてたんだ!
       どうも、ありがとう!!

トロネ「お、お前・・・・・・
    そんな事バラすんじゃない!!
    人が苦労して心理的優位を
    つくってるトコなのに・・・・・・

セラフィータ「ええ~っ!! ・・・・・・だってぇ・・・・・・
       シンセツにしてもらったら
       ちゃんとお礼するんだよって、
       おばあちゃんがぁ・・・・・・

セラフィータ「でも、トロネちゃんすごいんだ!
       シンリテキユウイ?
       さっすがポリクロロトルエン子牛脳
       トーサイさいぼぉぐっ!!

トロネ「ポジトロン光子脳だっ!!!
    何だ? その、検えきで
    ひっかかりそうな
    危ない名前は!!

エリィ「・・・・・・気をつけて!!
    ラムサス直属のエレメンツです。
    見かけはユカイでも、
    戦闘力は、ずば抜けています。

シタン「と、言うことは、
    あの会話も計算尽くで・・・・・・

エリィ「いえ、天然です!!
    だから恐ろしいんです!!

トロネ「セラフィータ!!
    義理分は戦った!!
    ひきあげるぞ!!

セラフィータ「ああ~ん
       トロネちゃん!! まってよぉ!

“大気交換、増圧中”
しばらくお待ち下さい。

“増圧終了”

ユグドラシル医務室にて

・・・・・・大地につながれた、
呪われた生命・・・・・・

ドックン

ドックン

・・・・・・その“クビキ”を引きちぎるための
新たなる魂の器よ・・・・・・

・・・・・・その子を・・・・・・
わたすわけには・・・・・・
・・・・・・い・・・か・・・・・・な・・・い・・・・・・よ、ね・・・・・・

・・・・・・!
 ・・・・・・!
  ・・・・・・!、よせ!やめろ!

くくく・・・・・・

くくくくく・・・・・・

・・・・・・じゃあな・・・・・・

あれ?
・・・・・・フェイ・・・・・・さん・・・・・・?

教会発掘現場にて

シタン「ストーン司教!!
    お待ちなさい!!!
ストーン「ちっ、
     エレメンツめ、口ほどにもない・・・・・・
     時間かせぎすら出来ないのですか。

・・・・・・返せ

ストーン「?

返せ、返せ、

真紅のヴェルトール参上

イド参上

ふふっ・・・・・・
くーくっくっくく・・・・・・
はぁーっはっはっはっはっは!!!

ふふふ・・・・・・
それは“俺の”だ。
返せ!!

ストーン「な、なんですか!!!
     あ、あ、あなたは?

お前達には、過ぎたおもちゃなんだよ。
だから、返せ
それは“俺の”だ・・・・・・

ビリー「一体何者だ? 君は?
    名を名仱辘郡蓼ǎ?

名前なんてどうでもいいさ・・・・・・
どうしても、というなら・・・・・・
・・・・・・イド・・・・・・

イドとの戦闘

ビリー「つ、強い・・・・・・
    ん?

ワイズマン参上

イド「!!
   ・・・・・・貴様・・・か・・・・・・

ストーン「い、今のうちです!!
     早くカレルレン様の元に・・・・・・

ワイズマン「こいつはわたしが押さえる!
      早く、追え!!
シタン「その声は・・・・・・ワイズマン!
    ・・・・・・・・・・・・
    ・・・・・・行きます!!
    さぁ、みなさん! 急いで!!

シタン、ビリー、エリィ走り去る

エリィ「あのギアは・・・・・・

イド「ふん、ずいぶんと早いじゃないか?
   ・・・・・・そうか、あの女、か・・・・・・
   いいぜ。
   今日のところの“おもちゃ”は、
   お前でも・・・・・・。

ワイズマン「う?
      ・・・・・・くっ・・・・・・ぅ・・・・・・

イド「ふふふっ、
   くっくっくっく・・・・・・

イド「ふん・・・・・・

ビリー「くっ・・・・・・、危機一髪ですね。
    あの男とワイズマン・・・・・・
    相当派手にやり合っている様ですね。
    エーテルパワーの吹き返しが
    ここまでくるなんて・・・・・・

ユグドラシルにて

シタン「遅かった・・・・・・か・・・

ビリー「シタンさん、
    結局、あの子をカレルレンとかが
    連れていったらどうなるんです?
    ナノマシンって結局何なんですか?

シタン「ナノマシンとは、細ぼうより小さな
    ロボットのことです。
    ソラリスではこれを病気やケガの
    治療に使っています。
    ・・・・・・恐らく彼女は、古代の
    より進んだ技術でつくられた
    ナノマシンの集合体でしょう。

ビリー「たとえ、ソラリスの人だけに
    限定されているとしても・・・・・・
    人の幸せに結びつくことなら
    別にいいんじゃないでしょうか?

シタン「心配なのはストーン司教の言葉です。
    彼は“クビキを外す”と言いました。
    もしかしたら彼女の体内には、
    古代の、人体改造の情報が
    隠されているのかも知れない・・・・・・
    ・・・・・・リコやハマーの様な
    亜人は、大昔のソラリスが、
    人類の復興をかかげ、DNAを
    もてあそんだ結果、生まれました。
    もし、カレルレンが、より進んだ
    ナノ技術で同じ事を考えていたら、
    ・・・・・・これは恐ろしいことです。

シグルド「フェイ君が医務室に
     いないそうだ・・・・・・。
     おそらく艦内のどこかに
     いるとは思うのだが・・・・・・。

フェイ!?

フェイ「あ、先生・・・・・・。

シタン「フェイ、
    なぜこんなところに?
    もう大丈夫なんですか?

フェイ「うん・・・・・・。
    たぶん大丈夫なんじゃないか・・・・・・。

ビリー「どうして病み上がりで
    動きまわったりしたんです?
    だめじゃないですか。

フェイ「いや・・・・・・。
    自分でも何でここにいるか
    よくわからないんだ・・・・・・。
    気がついたら
    ギアのコクピットに・・・・・・。
    まだ・・・・・・、頭がハッキリとしない。

・・・・・・。

ううっ・・・・・・。

シタン「フェイっ!!
    やはりまだ動いてはいけません!!

前方にアルカンシェル発見!!
ギア出撃準備!!
  

シグルド「どうやら、
     我々を監視していた様です。

フェイ「い、行かなきゃ・・・・・・!!

シタン「そんな体で
    何を言ってるんですか!?
    ここは私たちにまかせて・・・・・・!!

ビリー「どうやら決着を
    つける時が来たようですね。
    フェイ、
    君は休んでいて下さい。
    これが僕の最後の仕事に
    なるかもしれない・・・・・・。

シタン「ええ。
    では私はフェイを
    医務室まで連れて行きます。
    あとは頼みましたよ、
    ビリー君。

パーティチェインジ画面に移る

海上にて

ストーン「監視などと・・・・・・うえんな・・・・・・
     片づけてしまえばすむことです・・・・・・

ストーン「神聖なるガゼルに仇なす者、
     全てを消去いたします。
     悔い改めなさい。

うぬは、力が欲しくないか?

ストーン「な、なにやつ!

グラーフ参上

グラーフ「我はグラーフ。力の求道者。
     うぬは、力が欲しくないか?

ストーン「力?
     ふん。力ならばこれ、ここに!
     カレルレン様にいただいた
     この身体がある!

グラーフ「しょせんは、まがい物の力。
     果たして、それで勝てるかな?
  

ストーン「何と?
     まがい物とな?

グラーフ「まがい物の肉体。
     作り物の目醒め。
     それではだめだ!

グラーフ「我が真の力を与えてやろう!

グラーフ「我の拳は神の息吹!

グラーフ「“堕ちたる種子”を開花させ、
     秘めたる力をつむぎ出す!!

グラーフ「美しき
        滅びの母の力を!

ストーン「はぁう、ふ、ううううう・・・・・・

アルカンシェルとの戦闘

リコ「い、いかん。
   ぜんぜん通じねぇぜ・・・・・・

シタン「・・・・・・・・・・・・
    何らかの障壁を張っているようです。
    恐らくは負の感情・・・・・・憎悪を
    エーテルに交換して
    障壁としているらしいですが・・・・・・
    こちらも何か強力な意志の力を
    エーテルに交換して
    ぶつけられれば・・・・・・

ストーン「ふふ・・・・・・苦しんでいますか?
     ジェサイアの息子!!
     4年前、私が貴方を見込んだのは、
     貴方の父上と、
     私の旧い友情の証でした・・・・・・
     共にゲブラー司令の座を争った
     ジェサイアとの憎悪にまみれた
     友情のね!

ストーン「愛しあっていたラケルを
     ケモノのように奪ったあげく、
     私が貴方に欲した
     ゲブラー至高の座までを、
     あっさり蹴飛ばして、ソラリスから
     姿を消したジェサイア!!

ストーン「4年前、
     やっと見つけた地の果てには、
     すでに奴の姿は無く

ストーン「奴に汚されたラケルと・・・・・・
     汚れの証明・・・・・・貴方と妹が・・・・・・

ストーン「私はかわいそうなラケルを
     カレルレン様の英知、ウェルスで
     救ってあげました・・・・・・。

ビリー「き、貴様が、母さんを・・・・・・
    しかも、死霊を使って・・・・・・!!

ストーン「ああ、そうだ。良いことを
     教えてあげましょう、ビリー。
     貴方が今まで浄化してきた死霊は
     全て『教会』が選びカレルレン様が
     術をほどこしたただのヒト!
     お前はヒトをほふっていたのデス!
     ははは・・・・・・外道な父親にふさわしい
     外道な息子ではないデスか!
     はははははははははははははは!

ストーン「さぁ、私にザンゲなさい!
     そして、その罪を
     おのが身でつぐないなさい!

いいや、お前が悔いることなんざ
ひとっつも無いぜ! ビリー!

ビリー「・・・・・・!?

ラケルとおめぇが
愛し合ってただって?
相変わらずナルシシズムと
自己保存本能の強ぇ奴だな!!

ストーン「!!!
     ・・・・・・こ、この声は・・・・・・!!

ジェシー「この勝負、
     俺様があずかったぁ!!
     こいつを使え! ビリー!!
     こいつなら奴の
     障壁をひっぺがせる!!

シタン「あ、アレはバントライン・・・・・・
    パイロットが直接弾頭に仱?
    あのエーテルガンギアなら、
    確かにストーンの憎悪の
    負の感情パワーに打ち勝てる!
    ・・・・・・し、しかし・・・・・・

ジェシー「ビリー、俺のギアと
     お前のギアの合体攻撃なら
     障壁を突き破れる。
     ちょっとお前の肩を借りるから
     今のウチに、よーく狙っとけ。

ジェシー「そろそろ終わりにしようや、
     スタイン。
     だがな、お前は死んでも
     ラケルにゃ会えねぇ!
     なんせお前の行く先は
     地獄なんだからなぁっ!

シタン「やはり! ジェサイア先輩は
    あれを使うつもりです!
    止めなくては!
    聞こえますか、ビリー!
    ビリー!?・・・・・・
    だめだ、応答が無い!!

ジェシー「ビリー、もうわかったろ?
     スタインの教えはまやかしだ。
     ねつ造られた信仰なんてものは、
     世界や、もろい人の心を補償する
     ために出来たシステムなんだ。
     だがな、本当の神や信仰は、
     他人から与えられるものじゃ
     ねぇだろ?
     自分自身の中に見出すものだ。
     語らざるもの、表現されえざる
     もの、それが神じゃないのか?
     “神は応えないもの”なんだ。

ジェシー「俺が幼いお前に銃を教えたのは
     人を救うためだ。お前は、銃は
     人殺しの道具だと言うが違う。
     『銃』が人を殺すんじゃない。
     『人』が人を殺すんだ。
     お前は倒した死霊達の表情を
     見たことがあるか?
     死霊化するってのはとてつもなく
     苦しいことなんだ。
     その苦痛を和らげるため、人の血
     を求め、襲う。だがな、それでも
     本当の、心の苦痛を取り払う事は
     出来ない。
     苦痛から救われるためのただ一つ
     の方法、それは消滅する事よ。
     お前に倒された死霊達は皆
     安らいだ顔をしていたろう?
     お前の銃は死霊化してしまった
     人達を救ったんだ。 誰にでも
     出来ることじゃない。
     それが出来たお前の信仰心は
     まやかしじゃない。
     神はお前自身の中に
     いるんだよ。

ビリー「親父・・・・・・

ジェシー「よし、今だ!
     いくぜっ、
     ビリー!

ジェシーカノン発射

障壁消滅

シタン「遅かったか! ビリー!
    それは、搭佌撙蛉碎g弾頭
    として撃ち出す兵器なんです!

ビリー「何だって!?
    じ、じゃあ、
    親父は・・・・・・
    くっ・・・・・・
    くそーっ!!

ユグドラシル甲板にて

ビリー「親父・・・・・・。

シタン「ビリー君・・・・・・。
    私があんなものを
    作ったばかりに・・・・・・。

ビリー「いえ、あなたの責任では
    ありませんよ・・・・・・。

ビリー「親父を送るには
    これが一番でしょう。

そうだな・・・・・・。
ありがとよ、息子。

ビリー「お、親父っ!

シタン「先輩!
    無事だったんですね?

ジェシー「ったりめぇだ!
     イカれた若造の作ったポンコツを
     いつまでもそのままにしておくか!
     改良したんだよ、改良!

ジェシー「あつつつつ。
     もっともこんなことは
     二度と御免だがな・・・・・・。

シタン「それにしても、地獄・・・・・・ですか。
    無信心な先輩が
    死後の世界を認めたとは
    意外ですね・・・・・・。

ジェシー「ん? なんだてめぇ
     聞いてやがったのか。
     ありゃ言葉の呪いだ。
     あの野郎の死に土産にゃ
     丁度いいだろ?

シタン「まったく、
    性悪な先輩らしい送り方ですね。

パ・・・・・・パ・・・・・・

ビリー「プ、プリム!?

ビリー「プリム、今なんて言ったんだい?
    ねぇ、プリム?

プリメーラ「パ・・・・・・パ・・・・・・
  

ジェシー「ハハッ、聞いたか?
     プリメーラの呪いも
     とけたようだな!

ビリー「ハハハ・・・・・・!
    プリムがしゃべった!
    プリムがしゃべったよ!
    ね、ね、プリム、
    僕の名前も呼んでおくれよ、
    ビリーってさぁ!

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 楼主| 发表于 2004-6-28 12:22  ·  广东 | 显示全部楼层
ユグドラシル内にて
ジェシー「しっかし、すっかり
     やられちまったなぁ、『教会』も。
     相変わらず無茶苦茶しやがるぜ、
     あそこは。

シタン「そろそろ本当の事を話した方が
    良いんじゃないですか、先輩?
    ただ飲んだくれてケンカ売って
    歩いてた訳じゃないんでしょう?
    ビリー君だってそれを
    知りたいはずです。 ねぇ?

ビリー「ええ、その方が僕もスッキリします。
    親父が僕の事を心配してくれていた
    ことはとりあえず解ったけど・・・・・・。
    その親父に振り回されていた
    僕の気持ちの整理は
    まだついていないんだ。

ジェシー「なんだ
     その“とりあえず”ってのは?

ビリー「プリムがしゃべれるように
    なったのはうれしいけど
    親父の名前しか呼ばないし・・・・・・。
    今までプリムの面倒を見てきたのは
    この僕だってのに・・・・・・。
    なんだってんだ・・・・・・。

シタン「まぁまぁ・・・・・・ビリー
    きっと恥ずかしいんですよ。
    その内あなたの名前も
    呼んでくれますって。
    うちの娘なんて父親の名前すら
    呼ばないんですよ。

シタン「・・・・・・で、先輩。
    一体何の為に
    単独で動いてたんです?

ジェシー「ちっ、しゃあねぇなぁ。
     ま、こっから先はお前さん達の力を
     借りにゃならんかもしれんし・・・・・・。

ジェシー「いいだろう、話してやるよ。
     シラフで、ってのも気がきかねぇから
     ガンルームへ行くぞ。

ジェシー「俺は、ソラリスにいた時分、
     カレルレンの指揮の下、極秘裏に
     進められた計画の存在を知った。
     それがM<マラーク>計画。
     その計画を進行させる為に、
     多くの地上人が『教会』によって
     集められ、実験体に。
     まぁ、それが死霊<ウェルス>
     だった訳だが・・・・・・。

ジェシー「ソラリスのやり方に嫌気が
     さしていた俺は、
     計画の真相を探った。
     やがて、計画の中心となる科学者が
     M計画の真相を試作ギアに移し、
     娘ともども脱出させた事を知った。
     ・・・・・・が、それが俺がつかんだ
     最後の情報だった。

ジェシー「俺は、それを知ったがために
     妻のラケルとビリーを連れ
     地上に身を隠した。
     以後、俺はそのギアと少女の行方を
     追っている。

ジェシー「んでだ、やっとこ
     そのギアと科学者の娘が
     シェバトにいるらしい・・・・・・
     ってとこまでは突き止めたんだが、
     いかんせんそのシェバトへの
     行き方はおろか、
     連絡の取り方すら話からねぇ。
     ま、今までソラリスですら
     手が出せなかった程、
     強固な障壁にまもられてた所だ。
     当然といやぁ当然なんだが・・・・・・。

その少女、もしかして
マリアとかいう名前では?
ビリー「あ、お二人とも
    もういいのですか?
    まだ安静にしていなくては・・・・・・。

シェバト工作員「いえ、おかげさまで
        ようやく立って歩くぐらいは
        出来るようになりました。

フェイ「オレももう大丈夫だ。

ジェシー「マリア・・・・・・、か。
     その少女の父親の名前、
     ニコラとかいう名じゃなかったか?

シェバト工作員「いえ、さすがにそこまでは。
        しかし、ギアと少女の話は
        耳にしたことがあります。

ジェシー「うむ、間違いねぇ、そいつだ。
     巨大ギアはシェバトにある。

ジェシー「・・・・・・で、シェバトに行く方法は?
     何か連絡手段とかないのか?

シェバト工作員「残念ながら
        捕らわれの身であった私には
        通信をする手段すらありません。

そうか・・・・・・。

!!
シェバト工作員「方法がないでもありません!
        本来、シェバトはバベルタワーの
        頂上部にあった都市なのです。
        塔の頂上部にはシェバト本国との
        通信施設があるらしいです。
        それが現在も残っていれば・・・・・・。

シタン「うーん。
    『教会』によって
    塔が封印されていた事を考えると、
    その施設も破壊されている可能性が
    高いですね。

ジェシー「またお前はそういう
     悲観的な事を・・・・・・。

シタン「私は現実的なものの見方をしている
    だけですって。

・・・・・・。
バルト「行ってみるしかなさそうだな。
    どの道、ゲートが存在する以上、
    ソラリスの影響下からは
    出られない。
    ってことは、たとえシャーカーンから
    アヴェを取り戻せたとしても
    大団円という訳にはいかねぇ。

シタン「その謎の計画というのも
    気になりますね・・・・・・。
    地上から集められた人間を使った
    秘密裏の計画ですか・・・・・・。

フェイ「しかし、その計画にしろ、
    『教会』にしろ、ソラリスは一体
    地上の人間を何だと思っているんだ!

フェイ「とにかくダメでもともと、
    行ってみよう。
    『教会』で発掘された記録、
    ビリーの親父さんの言った事、
    それらの真相を確かめる必要はある。
    それに個人的にも俺はシェバトに
    行かなきゃならない。

フェイ「善は急げだ!!
    さぁ、早速バベルタワーへ
    向おう!

パーティチェインジ画面に移る

ソラリスにて

「戻ったか・・・・・・
 それで?
 目当てのものは
 あったのか?

カレルレン「ああ。
      ナノマシンの群体。
      手に入れたよ。

「酔狂なことだな。

「それよりM計画、
 進んでいるであろうな?
 我等には、より完璧な
 肉体としもべが必要なのだ。

「ここに至るまで、
 あまりの年月を重ね過ぎた。
 予想され得る文明の到達点、
 見誤る訳にはいかん。

「我等は、“母”の為に
 存在しているのだ。

カレルレン「ふん。
      自らのエゴを存続させる為、
      一時は“創造主”である
      その母ですら売った貴様らの
      言う台詞か・・・・・・。

「あれは・・・・・・過去の愚行。
 肉体の呪縛に囚われていた
 時のこと・・・・・・。
 現在<いま>は違うよ。

カレルレン「貴様らの指図は受けん。
      過去、肉体を失った貴様らを
      そのSOL-9000上のデータとして
      復活させてやったのが誰か、
      忘れた訳ではあるまい。
      ヒトにとっては
      永遠とも思える年月も、
      神にとっては瞬きの一瞬。
      臆することなど、ない。

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 楼主| 发表于 2004-6-28 12:22  ·  广东 | 显示全部楼层
バベルタワー 天にとどく道
ユグドラシル内にて

シグルド「下のギアショップに新たに
     パーツが搬入されているので
     のぞいてみてくれ。

シグルド「ユグドラシルを発進させるか?
       発進!
       ちょっと待って

バベルタワーにて

方向キー      ロープ止める

方向キー左、右   ロープ振る

方向キー左、右と□ボタン ジャンプ

フェイ「あれは・・・・・・

フェイ「何かの中継基地の様だ。

フェイ「ここは、上層部に行くための
    中継基地らしい。

フェイ「この部屋で制御するのか?

フェイ「ここから入れそうだ。

制御室内にて

フェイ「やっぱり、ここは中継基地の
    コントロールルームの様だな。

フェイ「その辺、適当にいじって
    みるか・・・・・・。

フェイ「おっ・・・・・・。

エレベータ出現

エレベータ内にて

フェイ「ここから、上の部屋に
    行けそうだが・・・・・・。

フェイ「うーん・・・・・・、手すりを伝って行くには
    ギアから降りるしかないか・・・・・・。

上の部屋にて

フェイ「これか?

フェイ「お!
    起動したぜ。

フェイ「よし。いくぜ!

エレベーター作動

フェイ「一体どこまで登るんだ?

フェイ「む!
    外壁にでるぞ。

フェイ「砲撃? どこからだ。

フェイ「クソ! 線路をやられた。
    外に出るぞ!

フェイ「あれは!

フェイ「ゲブラー艦!?
ワイバーン、ミァンギア現れる

フェイ「あの機体は!?

ラムサス「待っていたぞ、フェイ。
     先日は海中という状況と、
     思わぬ裏切り者の助勢によって
     不覚をとったが、
     今度はそうはいかん。
     貴様らをここから
     上に行かせはしない。

フェイ「やつら、何故俺達が
    ここにいるって・・・・・・

エリィ「識別コードも発信機も外したのに。

フェイ「後ろは壁、逃げ場なし。
    こりゃ戦うしかなさそうだな・・・・・・。

フェイ「来るぞっ!

ワイバーン、ミァンギアとの戦闘

ラムサス「ま、まだだ! まだ終わらせん!

ミァン「いけません閣下!
    撤退します!

ラムサス「離せミァン!
     こ、ここで退いて・・・・・・
     なるものかっ!!
     ぐふっ!

ミァン「そのお怪我では無理です!

ミァン「ブリッジ! 退路確保!
    主砲軸仰角0 . 8! 援護射撃30!
    撃って!!

ミァン「上!?
    まさか・・・・・・!?
    ブリッジ!

時空震、震度8!
巨大な構造体が転移してきます!

ミァン「・・・・・・やはりシェバト!
    180度急速回頭!
    全艦全速!
    この場から撤退します!

フェイ「・・・・・・何だ? 今のは?

エリィ「上空からの攻撃みたいね。
    行ってみましょう。

反射鏡のスイッチを押す

フェイ「なんだ!?

通信ボタンを押す

フェイ「通信機能は、生きているみたいだ。

ドアロック 解除。

DONE

頂上付近にて

フェイ「ここから上に、登れそうだが・・・・・・。

登る
やめた

最上部にて

フェイ「て、天井が・・・・・・ない。

エリィ「以前、ここにシェバトがあったって
    話、本当の様ね。
    見て、周囲を。

エリィ「巨大なものがパージされた跡が
    あるわ。

フェイ「そうだ!
    通信施設は?
    近くに何かないか?

エリィ「他には何も見あたらないけど・・・。

エリィ「フェイ! 上!
    何かが接近してくるわ!
    ・・・・・・ギアよ!

フェイ「ゲブラー・・・・・・!?

謎の少女「ここから先はシェバトの領域です。
     それを侵すものは、何人であろうと
     私とこのゼプツェンが排除します。

フェイ「ちょっと待ってくれ。
    俺達はただ・・・・・・

謎の少女「行きます!!

ゼプツェンとの戦闘

シェバト出現

そこまでです。マリア。
その方々をこちらに。

謎の少女「はい。ゼファー様。

空中都市シェバト

謎の少女「ごめんなさい。
     あなた方の力を
     試させていただきました。

謎の少女「上へ。
     女王がお待ちです。

ソラリスにて

「・・・・・・役立たずが。
 シェバトとの接触を
 許すとは・・・・・・。

「シェバトには“アニマの器”が
 在るはずだ・・・・・・。
 我等の準備が整う前に同調されると
 いささか厄介だぞ。

「我等の憑代の型、
 合わなければ
 意味がない。

「シェバトごと
 葬り去るか?

「“アニムス”は
 どうする?

「他にもある。
 今は過ちを繰り返さぬよう
 万全の対応を。

「シェバトのゲート、
 どう処理する?
 あれがある限り
 侵入できぬぞ。

「なに、
 アハツェンの重力子砲で
 空間の歪みを補正すれば
 よいだけのこと。

「アハツェン?
 出せるのか?

「再教育は済んだ
 いけるよ。
 降下部隊の編制も
 終了している。

「人体への影響は?

「調整済みの、
 71式降下兵ならば
 問題ない。

「それは楽しみだ。

少女「ここは空中都市シェバト
   最下層部に位置する、
   ドック・フロアです。

少女「先ほどは失礼しました。
   わたしは、マリア・
   バルタザールといいます。

フェイ「バルタザール・・・・・・?
    どっかで聞いた名だな。

フェイ「ああ、そうか!
    世捨て人のバル爺さんか。

フェイ「そう言えば・・・・・・、バル爺さんの
    カラミティとかいうギアと
    似ていたな、さっきのギア。

マリア「カラミティ!?
    それは、お爺ちゃんの造った
プロトタイプのギアです。▼
「あなた方は、お爺ちゃんのこと
 ご存知なんですか?
 お爺ちゃんは、今どこに!?▼

フェイ
「いや、知っているとは言っても、
 爺さんとはアヴェの砂漠の地下で
 偶然出くわしただけだ。▼
 とくに知り合いってほどでも
 ないんだが……。
 そうか、君はあのバル爺さんの
 お孫さんなのか。▼

マリア
「ええ……、でも
 お爺ちゃんには、ここ数年
 会ってないんです……。▼

マリア
「お爺ちゃん、大事な捜し物が
 あるからって、ひとりで
 姿を消しちゃって……。▼
 お父さんもソラリスに
 捕まったままで、
 その後どうなったかも
 わからないのに……。▼

バルト
「だけどよ、全然元気そうだったぜ、
 あのクソじ……、あんたの爺さん。▼
 ありゃ、殺したって
 くたばるタマじゃねえな。
 心配いらねえって、おチビさん。▼

マリア
「わたしは、おチビさんでは
 ありません!!▼
 それに、バルお爺ちゃんも、
 ク、クソ爺ぃなんかじゃない、
 ぜったい!!▼

バルト
「悪かったよ。
 そう怒るなって、おチ……
 マリア。▼
 べつに悪気はなかったんだ。
 あやまるよ。
 ゴメン、ゴメン。▼

マリア
「ゴメンは、
 一度言えば
 わかります。▼

マリア
「とにかく……、
 ゼファー女王が
 お待ちです。▼
 あなた方は、
 エレベーターで
 先に上にあがっていて
 ください。▼
 わたしは、
 ゼプツェンの
 チェックをすませなくては
 なりませんから。▼

マリア
「わたしが宮殿の方へ
 ご案内します。▼
 それまで
 街の方でも見てまわって
 いてください。▼

マリア
「それでは、
 また後ほど。▼

フェイ
「よし。それじゃ、
 上に出てみよう。▼

シタン
「そうですね……。▼
 ここまで来た以上
 後戻りはできませんよ、
 フェイ。▼

バルト
「せっかくだから、さっきのチビ助が
 仱盲?盲皮骏?ⅳ撙郡い圣浈摹? 2、30体もらって帰ろうぜ!▼

--------------------------------------------------------------------------------

シェバト・格納庫 BGM「夜空一杯の星を集めて」

マリア
「このゼプツェンは、
 父さんが開発したものです。
 ソラリスの研究所で……。▼

マリア
「わたしはまだ、五つになった
 ばかりで、何が起こってるのかも
 理解してなかった……。▼
 あいつらは、わたしのことを
 たてにとって、嫌がる父さんに
 無理矢理研究をつづけさせて
 いたんです……。▼

マリア
「でも父さんは、わたしのまえでは、
 辛そうな顔や悲しそうな顔は
 決してしなかった……。▼
 いつもやさしく微笑んで……。
 大丈夫だよ、マリア、
 ゼプツェンがそばにいて、
 おまえを守ってくれるって……。▼

マリア
「5年前のあの日も父さんは、
 逃げおくれたわたしをかばって、
 ひとり後にとりのこされて……。▼

マリア
「父さんの声も、笑顔も……、
 どんどん遠く、小さくなって
 行く……。▼
 こんなことは決しておこらないと
 信じてた……。
 一生忘れないと、あの日こころに
 ちかったのに……!▼
 わたしと父さんとをつなぐ糸が、
 このゼプツェンだけに
 なってしまうなんて……。▼

マリア
「でも……、父さんは、
 いつかきっと助け出す!▼
 父さんの笑顔を
 とりもどしてみせるから!
 わたしとゼプツェンで、
 かならず……!!▼
 かならず……!!
 ……。▼

マリア
「ごめんなさい……。
 ヘンな話を聞かせて
 しまって……。▼
 あなた方には、
 関係ない
 話でしたね……。▼

--------------------------------------------------------------------------------

城门的阿伯~

はら、下界からの客人とはめずらしい。
ようこそ、天空をさすらう街、
アウラ・エーベイルに。
ここは、ソラリスに敵対した
独立自由国家シェバトの
かつての首都じゃよ。
昨日の涙を、明日の笑顔に変えるとこる・・・・・・
はるか昔には、この街も
そう呼ばれていたものじゃが・・・・・・・。
今では絶望も希望もとうの昔に
すりきれ、風化し・・・・・、
さまようとるのは、憎しみの
木霊だけなのかもしれん・・・・・。
おまえさんたちの迷いや
哀しみを断つ助けとなるものも、
ここで見つかるかもしれん。
じゃが、忘れるでないぞ。
呙?稀?rにひどくイタズラで
残酷になれるのじゃ・・・・・・。

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天空のシェバト 風の歌を聴け
シェバトアイテムショップにて

フェイ「あれぇ・・・・・・、
    こりゃ・・・・・・。

エリィ「チュチュ、これ見たら、
    きっとうれしさで
    気を失っちゃうわよ!

シタン「ここにいるチュチュたちが、
    おそらくは、最後の
    生き残りなのでしょうね。

民家にて

フェイ「これは・・・・・・!

フェイ「ソラリスの連中に
    やられたのか・・・・・・。

シタン「どうやら・・・・・・、
    子供部屋だった
    ようですね・・・・・・。

エリィ「・・・・・・・・・。

シタン「この部屋の子供たちは、
    どんな明日を夢みて
    いたのでしょうか・・・・・・。

エリィ「生命の奪い合いをしてるのね、
    わたしたち・・・・・・。時に関係のない
    人達までまきこんで・・・・・・。

フェイ「・・・・・・・・・。

マリア登場

マリア「人を傷つけてなんとも
    思わない人が、たくさん
    いるから、世界中に・・・・・・。

マリア「こちらに
    いたのですか。

マリア「この家は、500年前の大戦で
    破壊されたのだと
    ゼファー女王から聞きました。
    あえて当時のままに、
    保存してあるのだそうです。
    大戦のことを忘れないために。

マリア「お待たせしました。
    それでは、宮殿の方へ
    いらしてください。

マリア部屋から出て行く

フェイ「あ・・・・・・。
    おい、ちょっと待ってくれ!

シタン「ふむ、あの娘・・・・・・。

シタン「まあ、いいでしょう。
    それでは、宮殿へ
    行きましょうか。

シェバト王宮にて

マリア「こちらです。

ゼファー「よくぞ、まいられました。
     私がこのシェバトの女王、
     ゼファーです。

エリィ「女王って・・・・・・、
    あ、あなたが、
    ですか・・・・・・?

ゼファー「このような姿ですが、
     実際私は522才に
     なるのですよ。

フェイ「522才・・・・・・!?
    本当にそんなことが
    可能なのか・・・・・・?

ゼファー「ええ・・・・・・、私や一部の家臣たちは、
     特殊な延命処置を
     ほどこされているのです。
     生きながらえることを
     強要されたのです・・・・・・。
     終末の日のおとずれる、その日まで。
     ある男によって・・・・・・。
     償いですよ、こうして
     生き続けることは・・・・・・。
     500年前の悲劇の・・・・・・。

ゼファー「遠い昔の話は、やめましょう。
     あなた方のことは、ワイズマンから
     いろいろ聞いております。
     ワイズマンには、私の命で下界で
     行動してもらっていたのです。
     ある男の動きを監視して
     もらうために。
     また、もし地上に私たちの助けと
     なってくれるような方があれば、
     必ずシェバトにお連れするよう
     指示してあったのですが・・・・・・。
     我らは500年前にソラリスと
     地上人の解放をかけて戦い、
     その後も力及ばぬながらも
     ずっと抵抗を続けてきたのです。

ゼファー「地上人よ、どうか我らに
     ちからを貸して
     いただきたい。
     人を、ソラリスの支配から
     解き放つために・・・・・・。
     真に自由で、平和な世界を
     築くために。

フェイ「なるほど・・・・・・。
    お説、ごもっともだ。
    しかし、あなた方が
    ソラリスと同じでないという
    保証は、どこにもないだろう?
    たとえソラリスを倒しても、
    地上の人々は新しい支配者を
    見つけるだけかもしれない。

ゼファー「しかし、純粋に地上人の
     未来のため、我らが行動して
     いるのはまぎれもない事実。
     我らが信じられぬと言うなら、
     ソラリスを倒し、地上人の独立を
     勝ち得た後に、今一度共に天を
     いだくかどうか考えればよい。

フェイ「・・・・・・・・・。

ゼファー「しばしこの宮殿で身をやすめ、
     よく考えてみるといいでしょう。
     いま自分が何をなすべきなのか。
     しかし、このところソラリスの
     動きが活発になって来ております。
     のんびりと構えている時間は
     ありませぬよ。

ゼファー「ことに、エリィ・・・・・・。
     あなたは自分の両親、友人をも
     敵にしなくてはならぬのです。
     なまはんかな決意では、
     この先仲間たちの生死に関わる
     事態を引き起こすことになるやも
     しれませぬ・・・・・・。

エリィ「・・・・・・・・・。
    はい・・・・・・、
    承知しています。

ゼファー「ならば、結構。
     さあ、もう行って
     やすみなさい。

寝室にて

ベッドで、やすむ?
   やすもう!
   いや、やめとく

ゼファー女王に会いに行く

ゼファー「決心は、つきましたか?
       心は決まった!
       まだ考えさせてくれ

心は決まった!以降

フェイ「なんだ、
    今の衝撃は・・・・・・!?

マリア「女王様ッ・・・・・・!

マリア「今のは、まさか
    敵の・・・・・・!?

た、大変ですッ、
女王様!!

ゼファー「何事です?

はい! それが・・・・・・
何者かがドック・エリアに侵入!
障壁<ゲート>発生機が
爆破されました・・・・・・!

フェイ「なんだって!?

ゼファー「被害状況は?

は、はい!
予機が破壊されて・・・・・・、
障壁<ゲート>展開率、通常の
70%にまで落ちています!
全力で、消火、復旧作業に
あたっておりますが・・・・・・、
いましばらく時間が
かかりそうです!

ゼファー「侵入者は
     どうしました?

はい、単独で潜入したと
思われるゲブラー兵は、
17格納庫方面へ逃れた
もようです!

マリア「17格納庫!?
    ゼプツェン・・・・・・!!

ゼファー「待ちなさい、
     マリア!

ゼファー「あなたひとりでは
     危険です。

マリア「でも・・・・・・、ソラリスの
    スパイを放っては・・・・・・!

女王様、シールド発生機の
消化の方も、手一杯です。
へたをすると、さらに被害が
大きくなる可能性も・・・・・・!

マリア「だいじょうぶです、
    わたしひとりで
    行きます・・・・・・!!

ゼファー「ゼプツェンのないおまえに、
     いったい何ができると
     言うのですか、マリア?

マリア「・・・・・・・・・!
    それは・・・・・・。

フェイ「それなら、俺たちが
    マリアと一緒に
    降りようか?
    ゲブラーのヤツらだろ?
    あいつらには、こっちも
    あたまにきてるんだ、
    相手になってやるよ。

ゼファー「・・・・・・・・・。
     お願いできますか、
     フェイ。
     マリアを
     頼みます。
     どうか、くれぐれも
     気をつけて。

フェイ「さあ、それじゃ
    行こうか、
    マリア。

マリア「それでは、あらためて
    よろしくお願いします、
    みなさん。

あの・・・・・・、まことに勝手ながら、
できればお一人ここに残って
女王様のおそばにいて
もらえないでしょうか?
私たちはみな、実戦経験が
ないもので、その・・・・・・。
こんな時に、女王様に
もしものことでもあると・・・・・・。

フェイ「ああ、わかった。
    それじゃ、一人はここで
    待機することにしよう。

だれをここに残して行こうか?
   シタンを残していく
   エリィを残していく

マリアが
仲間になった!

ありゃまー、大変なことに
なっちゃったでチュねえ。
なんでも非常警戒とかで、街には
入れないらしいでチュよ。
しかし、あんたしゃんたちは
ラッキーだったでチュねえ。
伝説の行商人のわたちが、たまたま
ここにいたんでチュからねえ。
いい品そろってますぜ、旦那・・・・・・
てなもんでチュよぉ。
何か欲しい物があったら、
わたちに聞いてみてくださいチュ。

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 楼主| 发表于 2004-6-28 12:23  ·  广东 | 显示全部楼层
侵入者!格納庫で待つものは~シェバト襲撃!父の遺産
セントラルドックにて

マリア「ダメだわ。
    防御シャッターが
    閉じてしまっている・・・・・・。

フェイ「格納庫に降りるのに、
    別のルートはないのか?

マリア「非常用のシャフトを使えば
    下に降りられると思いますが、
    ふだん使われていないので・・・・・・。

フェイ「かまわないよ。
    こんなとこで
    グズグズしてられないだろ?

シタン「そうですね。
    敵は待っていては
    くれませんからね。

マリア「はい、わかりました。
    シャフトの入り口は、
    このすぐ上です。

エレベーター上昇

マリア「ここです。
    ここからシャフト内部に入れば、
    下に降りられるはずです。

フェイ「よし!
    それじゃ、行こう!

マリア「このスイッチを操作すれば
    風車のハネの回る
    方向を変えられます。

マリア「そのマンホールを抜ければ
    格納庫へ行けます。

ギアドックにて

マリア「侵入者は、
    どこ・・・・・・!?

ふん、誰かと思えば・・・・・・
またおまえたちか。
ご苦労なことだよ。

フェイ「ドミニア!

ドミニア「逃げ込んだ先で、まさか
     ゼプツェンに
     出くわすとは、な。

ドミニア「ゼプツェンは
     もらってゆくぞ。
     元々こいつは、
     我らソラリスの
     ものだからな。

フェイ「おまえたちに、
    そいつを渡すわけには
    いかないな!

ドミニア「ふん、ならば
     力ずくで
     止めてみな!

ドミニア「ん・・・・・・?

ドミニア「そこにいるガキは・・・・・・。
     おい、おまえ・・・・・・、
     ニコラの娘か・・・・・・?

マリア「たしかにわたしはニコラの娘、
    マリア・バルタザールです!
    それが、どうかしましたか・・・・・・?

ドミニア「なるほど・・・・・・。
     おまえが、ニコラが
     身をていして逃した
     愛娘ってわけか・・・・・・。

ドミニア「おい、小娘。
     面白い話を聞かせて
     やろうか?
     そうだな・・・・・・、
     ゼプツェンの
     呪われた秘密と
     いうのは、どうだ?

マリア「・・・・・・・・・!?
    それは、どういう
    意味です?

ドミニア「さあ、どういう意味かな。
     話を聞きゃあ
     おのずとわかるよ・・・・・・

この何十年というもの、
うちの科学者どもは、より
進化したギアを生み出すための
研究に血道をあげてきた。
どんなにすぐれたパイロットでも、
人である以上、どうしても
マシンとのインターフェイスで
時間差、誤差が生じる。
そこで目をつけられたのが、
おまえの親父、ニコラさ。
ニコラは、脳神経機械学の
天才で、な。
連中はニコラに、
人が人であることを超える道を
模索させた・・・・・・。
人と機械の一体化によって。
つまり生きた人間の脳と
ギアとをダイレクトに接続。
新たな生命、最強の生体兵器を
生み出そうってわけさ。
まさに夢みたいな話だ。
ニコラがいなかったらば、な。
しかしあの天才は、その夢物語を
現実のものにしちまった・・・・・・。

マリア「ウソです!!
    父さんが、そんな
    ひどいこと・・・・・・!!
ドミニア「私はウソはつかないよ、
     マリア。
     こいつは、真実だ。
     あんたの立派なお父様は、
     人と機械の融合に成功し、
     地上人にとっての地獄の門を
     開けちまったってわけさ。

マリア「・・・・・・・・・!!

むろん、イグニスでの戦争、
キスレブのバトリングによって
得られた各種のデータ、素体が
実験材料として利用された。
そうして生み出されたのが、
ヒト型特殊変異体ウェルスだ。
ソラリスで創られたウェルスは、
地上でテストされる。
基準に合格したウェルスだけが
解体、再編成され、生まれ変わる。
ギアの中枢制御回路として・・・・・・、
機械の一部となって・・・・・・。
すべて、おまえの親父の
偉大な研究の成果だよ。
その人機融合ギアの試作機が、
このゼプツェンだ。
つまり、ゼプツェンは
星の数ほどの地上人どもの犠牲が
あって、はじめて完成をみたって
わけなのさ。

そして、ゼプツェンの
神経回路には・・・・・・

そのくらいにしといちゃ
どうだい、ドミニア?

ドミニア「だれだ!?

ジェシー「どうして女ってのは、
     こうもおしゃべり
     なんだろうなあ?
     いらねえことまで、
     ベラベラと
     しゃべくりやがって、
     まったく・・・・・・。

ドミニア「ジェサイア!?
     貴様・・・・・・!?
     かつては次期ゲブラー
     総司令官とさえ
     目されていた貴様が、
     シェバトで何を!?

ジェシー「そう熱くなりなさんなって。
     美容によくないぜ、
     ドミニア。
     大人にゃおとなの事情って
     もんがあるんだよ。
     ガキにゃわからねえ
     だろうが、な。

ジェシー「火遊びはここまで、だ。
     今日のとこは、このまま
     おとなしく帰んな。
     ゼプツェンは、
     マリアじゃなきゃ
     動かせねえぜ。
     それくらいのことは、
     おまえさんだって
     百も承知のはずだ。

ドミニア「ふん、バカ共め!
     いきがるのも今のうちだ。
     パーティーはこれから、さ。
     だが、まあ、よかろう。
     今回の私の任務は、
     完了している。
     あとは・・・・・・

ドミニア「それじゃ、マリア、
     今日はこれで失礼する。
     楽しいダンス・パーティーを。
     くくくッ・・・・・・!

ドミニア去る

フェイ「待てッ!
    ドミニア!

マリア「・・・・・・・・・。
    父さん・・・・・・。

フェイ「なあ、マリア。
    気にするなよ・・・・・・、
    あいつの言ったことなんか。

マリア「・・・・・・・・・。

フェイ「・・・・・・・・・!?
    こいつは・・・・・・?

ジェシー「さあ、お客さんが
     おいでなさったようだ。
     上にあがろうぜ。
     ユグドラもドックに
     収容されてる。
     他の連中も、やきもき
     してるこったろうぜ。

ジェシー「しかし、どうもイヤな
     予感がしやがる・・・・・・。
     まさかとは思うが、
     ヤツら・・・・・・。

マリア「ゼプツェン・・・・・・。

シェバト王宮にて

シタン「ソラリスのギア部隊が
    急速でシェバトに接近中です。
    連中の狙いは、まず4つの
    障壁<ゲート>・ジェネレーターと
    みていいでしょう。
    ドミニアの破壊工作で出力の
    弱まっている今、一気に
    ケリをつけてしまうつもり
    なのかもしれません。
    すでにこちらの迎撃部隊が
    緊急発進したそうですが、
    はたしてどこまでもつか・・・・・・。
    シェバトの人間は、ギア戦には
    慣れていませんからね。
    無駄な犠牲は、極力出したく
    ありません。

フェイ「ああ・・・・・・。
    わかってるよ、先生。
    俺達が、出る!
    仱辘??盲看?馈?
    それに、ここの人たちを
    みすみす見殺しになんか
    できない。

ゼファー「フェイ・・・・・・。

バルト「ただ働きはゴメンだが、しかし
    連中のまえでしっぽをまいて
    逃げ出すのはもっとゴメンだ!
    やってやろうぜ!
    どんなヤツらが来るにせよ、
    俺様のブリガンディアで
    ぶっとばしてやらあ!!

エリィ「ええ・・・・・・!
    私達にできることなら、
    ここの人たちを守りましょう!

リコ「ちっ、お前らと知り合ってから、
   次から次へと、
   ろくなことがないな・・・・・・。
   だが、ここまで来ちまったもんは
   どうこう言ってもしょうがない。
   連中に、リコ様を怒らすと
   どうなるか、思い知らせてやろう。

ビリー「ボクも行きます!
    ユグドラシルを収容したために、
    敵の侵入を許したのでしょう?
    ボクらのせいで、
    この国の人たちを危険な目に
    あわせるわけには、
    いきませんから・・・・・・。

ジェシー「おうおう、いいぞ!
     頑張れ、若人!
     しっかり頼むぜ。
     なにせ、俺様の命も
     かかってるんだ。
     まだ、こんなとこで
     くたばりたくねーからな。

ビリー「うるさいな!
    だまっててくれよ、
    親父は!

ジェシー「へいへい、
     わかりやしたよ。

ジェシー「ちぇ、
     かわいくねーな。

チュチュ「よーし、チュチュも
     がんばるでチュよお!

フェイ「・・・・・・?
    がんばるでチュって・・・・・・。
    なんで、チュチュが
    ここにいるんだ?

エリィ「それが、どうも・・・・・・、
    ドサクサにまぎれて、ついて
    来ちゃったみたいなの。

フェイ「まいったな・・・・・・。
    遊びじゃないんだぞ。
    危ないから、ユグドラシルに
    もどってろよ。
    な、チュチュ?
    いい子だから。

チュチュ「ふっふっふー、チュチュ、
     いい子しゃんじゃないでチュよ。
     もう、危ないお年頃なんでチュ。

チュチュ「それにチュチュだって、
     ちゃんとがんばれるでチュ!
     みんなと一緒に
     いるでチュよ。
     ね? ね?

フェイ「ちぇ、しょうがないな・・・・・・。
    こわい目にあっても、
    知らないぞ。

マリア「くすっ、あなたも
    チュチュって言うのね。
    この街には、あなたの
    仲間がいっぱい住んでるわよ。
    後でわたしと一緒に会いに
    行きましょうよ?

チュチュ「ほ、ほんとでチュか?
     みんなが、ここに
     いるでちゅか?
     わーい、ついに
     みつけたでチュ!!
     チュチュの仲間、
     ちゃんといたでチュ!!

チュチュ「さあ、気合い入れて
     行くでチュよお。
     ガンバらなきゃ、
     ダメでチュからねえ、
     みなしゃん!

シタン「さて、それでは
    敵のギア部隊について
    ですが・・・・・・。
    先ほど説明したように、
    4部隊が、それぞれ個別に
    ジェネレーターをめざして
    接近中です。
    これらのギアに関しては、
    シェバトの得た情報から
    機体のタイプ、性能など
    ある程度はわかるのですが・・・・・・
    しかし、その後方に
    正体不明の巨大なギアが
    一機ひかえているのです。

ジェシー「正体不明の巨大な
     ギアだと・・・・・・?
     まさか・・・・・・。

ゼファー「いま、映像を
     出しましょう。

マリア「こ、これは・・・・・・

マリア「アハツェン・・・・・・!?

バルト「なんだあ、この
    薄っ気味悪い
    ギアは・・・・・・?
    おまえ、なんか
    知ってるのか、
    マリア?

マリア「アハツェンは・・・・・・、
    父さんの設計したギアの
    2号機・・・・・・。
    ゼプツェンの
    兄弟機なんです。
    でもまさか、アハツェンが
    完成されていたなんて・・・・・・!
    ゼプツェンの他には
    もう二度とギアは
    造らないって、父さんは
    設計図を燃やしたはず・・・・・・!
    それが・・・・・・、
    どうして・・・・・・!?
  

聞くがいい!
シェバトの人間ども!

マリア「こ、この声は・・・・・・
    まさか・・・・・・、
    父さん!?

ニコラ「おもしろいネズミどもが、
    そこに逃げ込んだという
    話だな・・・・・・。
    アハツェンのテストには
    丁度いい。
    シェバトもろとも
    たたきつぶしてやろう!
    さあ、出てくるがいい、
    うすぎたないネズミども、
    私のかわいい
    モルモット達よ。

マリア「そ、そんな、・・・・・・!!
    どうして、
    父さんが・・・・・・!?

ゼファー「落ちつきなさい、
     マリア!!
     本当にあれに
     ニコラ博士が
     仱盲皮い毪趣?
     かぎりません!

マリア「でも・・・・・・!!
    でも・・・・・・、
    父さんの声が・・・・・・!?

ゼファー「マリア!!
     しっかりなさい!
     あなたは戦う前から
     敗れるつもりですか・・・・・・、
     あなた達親子を苦しめた
     ソラリスに?

マリア「・・・・・・・・・!!
    だけど・・・・・・・・・

シタン「さあ、いいですか。
    こちらの打つ手を
    考えましょう!

シタン「何としてもギア部隊を
    撃退して、ジェネレーターを
    守らなくてはなりません。

シタン「そのためには、こちらも
    四手にわかれ、攻めてくる敵を
    迎えうつのが得策でしょう。
    我々のうちの4人は出撃し、
    各自受け持ちのジェネレーターを
    単独で死守する!
    残りの2名は、こちらで待機。
    危険ですが、後にはひけません。
    ジェネレーターをひとつでも
    落としたら、もうこちらの負け
    ですからね。

ゼファー「マリア・・・・・・、
     あなたは、こちらで
     待機していなさい。

シタン「・・・・・・・・・。
    お願いします、
    マリアさん。

マリア「・・・・・・・・・。
    はい・・・・・・、
    わかりました。

シタン「さてそれでは、
    具体的な敵の部隊編成について
    ですが・・・・・・
    第1ジェネレーターには、小型の
    ギア2機とソラリス兵部隊・・・・・・。
    兵隊相手の戦いは、一気にケリを
    つけないと面倒かもしれません。
    第2ジェネレーターには、
    ホワイトナイトが3機ですね。
    こいつは、機動力が売りのギアです。
    つまり動きが素早いってことです。
    第3ジェネレーターには、
    大型機動ギアとホワイトナイト。
    この大型ギアは特殊攻撃主体の
    ギアのようですから、気をつけて。
    第4ジェネレーターには、やはり
    大型機動ギアとホワイトナイト。
    こちらの大型ギアは、形状からして
    パワー主体のヤツらしいですね。

シタン「それでは、第1ジェネレーターには
    誰が向かいますか?(誰を選んでも展開は同じ)
      フェイ
      シタン
      エリィ
      バルト
      リコ
      ビリー
      敵の情報を聞く

シタン「第2ジェネレーターには
    誰が向かいますか?(誰を選んでも展開は同じ)
      フェイ
      シタン
      エリィ
      バルト
      リコ
      ビリー
      敵の情報を聞く
      最初からやり直す

シタン「第3ジェネレーターには
    誰が向かいますか?(誰を選んでも展開は同じ)
      フェイ
      シタン
      エリィ
      バルト
      リコ
      ビリー
      敵の情報を聞く
      最初からやり直す

シタン「第4ジェネレーターには
    誰が向かいますか?(誰を選んでも展開は同じ)
      フェイ
      シタン
      エリィ
      バルト
      リコ
      ビリー
      敵の情報を聞く
      最初からやり直す

シタン「わかりました。
    では、出撃する
    メンバーは・・・・・・

第1ジェネレーター
  エリィ

第2ジェネレーター
  シタン

第3ジェネレーター
  フェイ

第4ジェネレーター
  リコ

シタン「以上のメンバーでいいですか?
      そのメンバーで行く!
      ダメ、やり直す

今すぐ出撃できる!・準備オッケー、出撃だ!・オッケー!! 選択後

どこへ出撃しますか?
   第1ジェネレーター
   第2ジェネレーター
   第3ジェネレーター
   第4ジェネレーター

全てのジェネレーターを死守した後

フェイ「やったぞ、みんな!
    障壁<ゲート>・ジェネレーターは
    4つとも無事だ!
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