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楼主: hamaliel

ゼノギアス全セリフ(ディスク1)

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仓鼠阿三

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发表于 2004-6-22 10:47  ·  北京 | 显示全部楼层
支持支持~~~希望能够把DISC2的也贴出来~~

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 楼主| 发表于 2004-6-22 11:49  ·  广东 | 显示全部楼层
有点生气,贴得那么辛苦原来是没用的东西,那么喜欢中文版就等祖国引进这游戏吧

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发表于 2004-6-22 12:57  ·  浙江 | 显示全部楼层
下面是引用baryon于2004-06-22 9:14 AM发表的 :
もう。。。やめてください。。。。我慢てきない。。。

こちの方こそ我慢できんのだ。
おめえは実に変な。どうやらゼノサーガに怨みでもあるのようだ。

これ以上ここに居れば迷惑だ。用がなければととっと出て行け、
目障りだな。
言っとくが、
この助言を無視すれば、これからどうなるのは知らなんだよ。
もう手加減はしない、

退伍者

仓鼠阿三

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发表于 2004-6-22 12:59  ·  北京 | 显示全部楼层
下面是引用魅月骑士于2004-06-22 4:55 AM发表的 :
真不知道ZT异度装甲的日文剧本干什么......
中文的才有用
有些东西用翻译来说,并不能很好的体会所想表达的东西,所以日文原版的东西也是需要的
该用户已被禁言

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发表于 2004-6-22 16:10  ·  广东 | 显示全部楼层
什么东东,一头雾水

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 楼主| 发表于 2004-6-28 12:13  ·  广东 | 显示全部楼层
地下水道の悪夢闇にはうもの
朝起きると

フェイ「んっ?
    誰か降りてくる・・・・・・
    ハマーの奴か?

リコが現れる

リコ「・・・・・・久しぶりだな、小僧。

フェイ「おっ、おまえは!?
    リコ、なぜ・・・・・・

リコ「まあ落ち着け、小僧。
   別に貴様と戦う為に
   ここに来た訳ではない・・・・・・

フェイ「じゃあっ、なぜ
    おまえがこんなところに来る!?
    他に理由があるとでも言うのか!

シタン「何事ですか?
    仮にもここは寝室ですよ。
    もう少し静かに・・・・・・

シタン「誰かと思ったら
    フェイじゃないですか?
    それにバトリングのキング・・・・・・

シタン「なぜ、貴方のような方が
    こんな囚人宿泊施設なんかに。
    ・・・・・・何か特別な用事でも?

リコ「そうだ。
   ・・・・・・バトリング緒戦の
   爆発事故の件でここに来た。

フェイ「爆発事故?
    ・・・・・・あの時のか。

シタン「フェイが巻き込まれた
    あの競技中の爆発事故ですね。
    それが何か貴方に関係が?

リコ「・・・・・・済まなかった。
   あの爆発事故は
   俺の部下が仕組んだことだ。
   部下共は洗礼の結果がどうあれ
   何かと新参者のおまえが
   気に入らなかったらしい・・・・・・

シタン「それで事故に見せかけて
    フェイを・・・・・・
    ですが、なぜ今頃になって?
    彼等が、自ら犯した罪を
    証言でもしたんですか?

リコ「・・・・・・あいつらはもういない。
   医者の先生、何も知らないのか?
   今、この帝都-D区画で
   何が起きているかを・・・・・・

シタン「ここの地下水道で起きた
    謎の連続殺人事件ですか?

リコ「・・・・・・そうだ。
   手練のバトラーたちが
   連続的に殺されている事件。
   その殺された犠牲者は
   すべて俺の部下・・・・・・

リコ「小僧・・・・・・いや、フェイ。
   おまえをワナにかけ、亡き者に
   しようとした俺の部下達だ。

フェイ「だからどうだっていうんだ!?
    それと俺に何の関係がある!

シタン「・・・・・・殺害されたバトラー達が
    フェイをワナにかけ
    殺そうとしたから・・・・・・
    それを知ったフェイには
    彼等を殺す十分な理由がある・・・・・・
    恨みによるバトラー達への報復。
    そして、“殺人”という訳ですね。

フェイ「・・・・・・この俺が、
    犯人だとでも言うのか?

リコ「そういうことだ。
   今朝、新たな犠牲者が出た。
   これで犠牲者は五人だ!
   地下水道で人が死ぬのは
   別に珍しいものではない。
   弱ければ死ぬ、それが摂理だ!
   だが、
   立て続けに五人ものバトラーが
   殺されたのだ!
   今回の事件、
   前例がないだけに
   おまえを疑っていないと言えば
   嘘になるが、?坤趣馑激à蟆?
   おまえの無実を証明できるのは
   五人ものバトラーを殺せる
   怪物がいたとしたらの話だ。

リコ「部下のこともあるんでな
   これから地下に潜ってみる。
   伝えたい事はそれだけだ・・・・・・

フェイ「待ってくれ、この俺も・・・・・・
    この俺も一緒に行かせてくれ。
    自分の無実は自分で証明してみせる!

リコ「・・・・・・・・・・・・おまえとか?
   ふっ、別に構わんさ・・・・・・。
   だが自分の身は自分で守るんだな。

シタン「あらぬ嫌疑をかけられてしまった
    以上、フェイ自身の手で
    解決するほかありませんか・・・・・・。
    ・・・・・・・・・・・・仕方ありませんね。
    その地下水道の件、
    私も一緒に同行させて貰いますよ。

リコ「・・・・・・医者の先生がか?
   どうなっても知らんぞ・・・・・・

おい、ちょっと・・・・・・って!?
あ・・・・・・あなたは、
キ、キング!!

リコ「地下水道の警備ごくろう。
   これから俺が地下に潜る・・・・・・
   この2人以外は誰も入れるな。

わかりました、キング!!

地下水道内

レッドラムがうろつく

フェイ「一体この中のどこにいるんだ?

リコ「そいつを探すんだよ。
   もし、本当にそんな怪物がいる
   としたらの話だがな。

フェイ「本気で俺を疑っているのか?

シタン「シッ。静かに。

フェイ「!? ・・・・・・

リコ「どうした。先生・・・・・・。

レッドラムがうろつく

シタン「!? ・・・・・・
    とにかく・・・・・・探してみましょう。

フェイ「ここは・・・・・・!?

リコ「どうやらここが、
   殺人の現場らしいな。

フェイ「!? このゲル状のものはなんだ?

リコ「人間のものじゃあねえな・・・・・・

シタン「あれを、見なさい。

リコ「あれも同じものなのか・・・・・・?

フェイ「化け物の残したものなのか?

シタン「まだ、断定は出来ませんが、・・・・・・
    可能性は高いでしょうね。

リコ「ここで、やられたらしいな。

フェイ「ここもそうか・・・・・・。

リコ「おい! こりゃ向こうにあったものと
   同じものだぜ・・・・・・。

シタン「・・・壁に何か書かれていますね・・・・・・
    赤・・・・・・
    赤い・・・・・・、化け物・・・・・・
    と、読めます。

シタン「これは、ダイイングメッセージ
    ですね。

リコ「つまり、死ぬ間際に書いたって
   ワケか。

シタン「赤い化け物ですか・・・・・・

シタン「たいへん興味深いですね。

フェイ「!? ・・・・・・

リコ「何かがいることは、
   確かなようだな・・・・・・。

レッドラムが動き回る

リン、リン、リン

シタン「!? ・・・・・・

リコ「どうした。先生・・・・・・
   なにかいるのか?

シタン「すず・・・・・・
    すずの音が聞こえました。

フェイ「すず・・・・・・?

リコ「すず・・・・・・! すずか・・・・・・。

フェイ「何か知っているのか?

リコ「そういやあ、地下で不気味な
   すずの音色を聞いたって、
   うわさしてたな・・・・・・。

フェイ「ここもか・・・・・・。

リコ「むっ! ・・・・・・またこの匂い。
   かすかに、焼ける様な・・・・・・

シタン「焼ける・・・・・・?
    うーん。なるほど・・・・・・。

リコ「おい! あれを見てみな。

リコ「あそこの下水口にも、例のゲルが
   あるぜ。

シタン「どうやらあのゲルは、化け物の残して
    行ったものに間違いない様ですね。

ネコイラズでチューを調べる

フェイ「これは・・・・・・?

リコ「こいつはネズミを駆除するマシンだ。

リコ「通称
   『ネコイラズでチュー』だっっ!!

シタン「なんですか? それは。

フェイ「で・・・・・・。

リコ「いや・・・・・・。
   べ、べつに壊れたところはないが、
   なんで動かねえんだ?

リコ「ちょっと調べてみようぜ。

フェイ「!? ・・・・・・

再度ネコイラズでチューを調べる

フェイ「・・・・・・む! なにか奥に
    はさまっているぜ。
    ・・・・・・・・・・・・!? なんだこれは?

『カギの束』を手に入れた。

リコ「!! ・・・・・・そいつはバルガスの
   持っていた、下水道の
   共通のカギだぜ!
   そうか! 落ちていたカギを
   こいつが巻き込んで
   動かなくなっていた・・・・・・ってワケか。

フェイ「どこで使うカギなんだ?
リコ「そいつは下水処理施設のカギだ。

シタン「・・・・・・下水処理施設?

リコ「すべての下水が集まる場所だ。

シタン「そこが怪しいですね・・・・・・。
    それはどこにあるんですか?

リコ「ここからだと北東の扉をぬけて
   一番奥の滝の側だ。

フェイ「よし、行って見るか。

フェイ「ここもそうか・・・・・・

リコ「ここの下水口にも、ゲルがあるぜ。

シタン「ここの下水口はどこに
    つながっているのですか?

リコ「すべて地下の処理施設へ
   つながっているはずだ・・・・・・

シタン「!? ・・・・・・

リコ「おい! いまのは・・・・・・

フェイ「ああ。

シタン「なにかがうろついているのは、
    間違いないようですね。

シタン「やはりそこが一番
    怪しいですね。

シタン「その下水が集まる場所は
    わかりますか?

リコ「うーん・・・・・・
   ここからだと、ちょうど東の
   一番奥の滝の側だな。

シタン「現場の近くには、必ずゲルが
    ありますね。
    しかも一度きりのようです。

リコ「・・・・・・どういうことだ?

シタン「同じ現場には、
    二度と現われない・・・・・・
    と、いうことでしょうか。

フェイ「!? ・・・・・・

フェイ「うーむ、ここか・・・・・・

フェイ「・・・・・・くそっ、違う・・・・・・
    これだなきっと・・・・・・

フェイ「・・・・・・なにっ。

リコ「・・・・・・はやくしろよ・・・・・・

フェイ「なんでこんなにあるんだ!

リコ「これだろ・・・・・・

フェイ「違うじゃん・・・・・・
    あー、これだな・・・・・・。

フェイ「・・・・・・・・・・・・! ふーっ。開いたぜ!

リコ「かくごはいいのか・・・・・・?

フェイ
  もちろんだぜ。
  ちょっとまった。

フェイ「なにっ!?

リコ「いねえ・・・・・・

フェイ「上!!

リコ「おどかすな・・・・・・。

フェイ「いないか・・・・・・。

シタン「どうやら、ここの下水口を通って
    外へ移動しているようですね。
リコ「くそっ!
   どうすればヤツを、
   見つけだせる・・・・・・。

フェイ「!? ・・・・・・。

宝箱を開ける

フェイ「これは・・・・・・!?

お守りの鈴を手にいれた

フェイ「なぜヤツはこんなものを・・・・・・?

リコ「まてよ!
   それでヤツを、おびきだせる
   かもしれないぜ!

シタン「うーん・・・・・・ここにはもう、現われない
    でしょうね。

リコ「じゃあ、いったい
   どこで使うんだ?

シタン「これまでの情報を、よく整理して
    考えてみてください。

フェイ「・・・・・・???

外に出る

フェイ「下水口にゲル・・・・・・
    たしか、何ヶ所かこう言う場所
    があったはずだ。

シタン「そうですね。
    その中に、化け物が出入りしている
    下水口が、一つだけあるはずです。

フェイ「そうか!
    そこですずをならせば、ヤツを
    おびき出せる。

レッドラム出現場所に行く

フェイ「・・・・・・! ここだっ!!

シタン「・・・・・・確かに。近くに現場もなく、
    ゲルのある下水口はここだけですね。

フェイ「よし。ならすぜ!

フェイ鈴を鳴らす

フェイ「むっ!

シタン「来ましたよ!

リコ「・・・・・・ど、どこだ!!

フェイ「・・・・・・!!

フェイ「うしろだっ!!

リコ「なにっ!!

レッドラムとの戦闘

リコ「こいつは、一体なんなんだ・・・・・・。

フェイ「なぜ、すずなんか・・・・・・
    持っていたんだ・・・・・・。

シタン「・・・・・・人なみの知能が、
    あったようですね。

シタン「いえ。
    残っていた・・・・・・、
    と言うべきでしょうか。

リコ「なに! どういうことだ?
   まさか・・・・・・

フェイ「!? ・・・・・・。

シタン「・・・・・・いずれにしても、
    悲しいことです・・・・・・。

出口にて

リコ「じゃあな・・・・・・
   宿舎で待ってるぜ。

リコ「うっ・・・・・・。

フェイ「おい・・・・・・その右腕。
    まさか、さっきの戦闘で・・・・・・

リコ「なんでもねえよ・・・・・・。

リコ去る

シタン「彼はあの怪我で、バトリングに
    臨むのでしょうか?

フェイ「!? ・・・・・・

天帝「目醒めたか・・・・・・

シタン「はい。
    二度目・・・・・・正確には三度目と
    なりますでしょうか。

シタン「・・・・・・
    一つお聞きします。
    何故このような場所に・・・・・・
    よもや御老方が・・・・・・?

天帝「否。
   彼等はむしろ早急な処分を
   望んでおる。
   無理もない。
   記憶の深層に刻み込まれた
   “おそれ”の対象だからな。

シタン「では・・・・・・

天帝「うむ。
   恐らくは、な・・・・・・

シタン「処分するにはいささか早計。
    あの男の目的が判明してからでも
    遅くはないかと・・・・・・

天帝「卿がそう判断するのであれば、
   そうするがよい。

シタン「御意。
    それでは私は・・・・・・

天帝「しばし、待て・・・・・・

天帝「・・・・・・そうか・・・・・・

シタン「何か・・・・・・?

天帝「彼等の・・・・・・裁断が下った。

シタン「・・・・・・と、いいますと・・・・・・

・・・・・・粛清だ。

・・・・・・ノアトゥンの南西200ケルテ、
地下4000シャールの地点には
第一ゲートのジェネレーターがある。
その干渉波によってこの地域での
誘導兵器は使用不可能だ。
よって直前までヘヒトは
有人コントロールを行う。
諸君らには、ステルス飛行解除後、
敵の可視防空域内でのヘヒト直衛に
あたってもらうこととなる。
何か質問は?

エリィ「あの・・・・・・。

何だ、少尉。

エリィ「護衛の骨子は解りました。
    ですが、肝心の目標の所在が・・・・・・

それは機密となっている。

エリィ「しかし、所在もわからずに
    ただ護衛しろと指示されましても、
    それでは初動対応が遅れます。
    せめて目標だけでも
    確認させていただかないと・・・・・・。

具体的な目標の指示は作戦進行途中、
ヘヒト隊のパイロットに直接通達する。

エリィ「ですが・・・・・・

君達ギア部隊は敵の対空兵器から
ヘヒトを護衛する事だけを
考えておればいい。
不服かね?

エリィ「・・・・・・い、いえ・・・・・・
    そういう訳では・・・・・・

他には?
・・・・・・無ければ本ブリーフィングは
これまでとする。
地形、及び気象条件、敵対空設備等の詳細は
手元のデータで各自確認。
作戦開始は明後日1700。
それまでは各小隊単位で待機。
改めて言うまでもないが、
本作戦は粛清である。
我等の権威をラムズに知らしめるのだ。
以上。

ストラッキィ「まずいよ隊長。
       ありゃどうみても作戦に異議を
       唱えているようにしか見えない。
       目標が何であれ、
       俺達にゃ関係ないこと・・・・・・

エリィ「静かにしてっ!
    考え事してるんだから!

ストラッキィ「お、俺に突っかかるない。

フランツ「いやだなぁ、
     女のヒステリーはぁ・・・・・・

エリィ「貴方、意味解ってて
    その言葉使ってるの!?

フランツ「う・・・・・・

エリィ「ふぅ・・・・・・。

ランク「どうした?
    何か気になることでもあるのか?

エリィ「ごめんなさい、カリカリして。
    でもケフ級投下弾に航行ユニットを
    取り付けただけの自走爆弾。
    いきなりあんなものを使用する
    作戦なんて、意図が明確でない・・・・・・
    というより見えすぎている。
    あれだけの大質量爆弾を
    それも8機もよ?
    いくらなんでもおおげさ過ぎる。
    目標が提示されないってことは、
    ただ落とすだけじゃないってこと。
    気になるわ。

ヘルムホルツ「粛清だろ?
       ラムズの。

エリィ「彼等だって私達と変わらない
    人間なのよ?
    それを、どんな理由があるにせよ、
    一方的に粛清なんて
    納得出来ないわ。

ランク「ふーん・・・・・・。

エリィ「何?

ランク「いんや・・・・・・。

ランク「ソラリス人とはいっても
    俺達三級市民<はたらきばち>は
    そのルーツをたどればラムズだ。
    俺達が作戦に異議を唱えなら
    まだ解る。
    だがあんたは違う。
    生粋な第一級市民だ。
    それもかなりの家柄なんだろ?
    あんたの親父さん、
    軍じゃかなり影響力を
    持ってるって話を・・・・・・

エリィ「家も父も関係ないでしょ。

ランク「まぁ、なんだ。
    その、あんたみたいな第一級市民が
    そんな考えを持ってるってのが・・・・・・
    俺にとっては意外でね。

エリィ「別に・・・・・・
    おかしなことじゃないわ。

ヘルムホルツ「・・・・・・で、どうすんだい?
       やるのかい?

ストラッキィ「軍規に背いて再び三級市民に
       逆戻りってのはごめんだぜ。

エリィ「心配しなくていいわ。
    任務には就きます。
    でも、“ヘヒトの護衛”よ。
    それ以外には手は出さない。

ヘルムホルツ「・・・・・・で、その結果、
       後で何が起ころうと
       見ない振りを決め込む訳だ。

エリィ「・・・・・・仕方、ないでしょ・・・・・・。

ランク「ま、俺達にとっちゃ
    どっちでもいいことさ。
    ただ指示されたままのことをする。
    上の意向も下界の結果も関係ない。

キスレブにて

リコ「遅かったな、
   随分待たされたぞ。

フェイ「あ、ああ、すまない。

フェイ「あの後先生が、モンスターを
    手厚く葬りたいって言ったんで
    俺は表で待っていたんだ。

リコ「・・・・・・そうか、まあいいさ。
   ここ数日間に連続して起きた
   殺人事件も一応解決だ。

シタン「そうですね。
    これでフェイの
    無実は証明された訳ですから。

リコ「・・・・・・・・・・・・。
   地下水道にしかれた戒厳令も
   直に解除されるだろう・・・・・・。
   おまえ達とはここまでだ・・・・・・。
   フェイ、
   次に会うときはお互い敵同士だ。

リコ「勝ち上がってこい・・・・・・
   俺との決着をつけたいのならな。
   ・・・・・・楽しみにしているぞ。

フェイ「おい、腕の怪我は・・・・・・
    まさかあんた、
    そのままでバトリングを?

リコ「・・・・・・・・・・・・。
   他人の心配をするくらいの
   よゆうがおまえにあるのか?

フェイ「・・・・・・しかしっ!?

リコ「他人の心配をする前に
   自分の身を心配するんだな。
   手加減は一切なしだ、本気で来い!

リコ「でなければ、
   死ぬのはおまえだ・・・・・・

フェイ「・・・・・・・・・・・・。
    わかった・・・・・・

リコ「そうだ、
   それでいい・・・・・・。

リコ去る

シタン「さて、事件も解決したことですし
    私が手助けできるのは
    ここまでですね・・・・・・。
    あとは、フェイ。
    貴方自身の手で決着を
    つけなくてはなりませんよ。

フェイ「・・・・・・ああ。

シタン「腕の怪我、やはり気になりますか?
    ですがフェイ、
    今の私達には・・・・・・

フェイ「わかってるよ、先生・・・・・・
    俺達には、時間がないんだ。
    それに、あいつの言うとおり
    力をセーブして戦えるような
    相手じゃないんだ。
    本気でいくよ、それが礼儀だ!

シタン「余計な心配でしたね。
    今日はもう休みましょうか。
    何にせよ、まずは決勝リーグまで
    勝ち進まなければなりません。
    倒すべき相手はキングだけ
    ではないのですからね・・・・・・

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 楼主| 发表于 2004-6-28 12:15  ·  广东 | 显示全部楼层
粛清! 暗夜に舞う死の影は
帝都上空にて

ブロイアー「お、おい。あいつ?
      アヴェの海俳M織にいた奴じゃ
      ねえか?

エリィ「!? あれは・・・・・・
    フェイ!
    そんな・・・・・・。

ストラッキィ「ここはキスレブだぜ?
       何で野郎がいる訳よ?

ヘルムホルツ「ふん、どこにでも
       しゃしゃり出てくる奴だ。

フランツ「縁って奴ぅ?
     ちょっとしつこいんじゃない?

エリィ「・・・・・・。

ブロイアー「三度目の正直。
      行くぜ!

エリィ「あっ!?
    待ちなさい!

エリィ「ランク!?

ランク「この前の一件から思うに、
    どうやら、あんたとあのギアの
    パイロットとは知り合いらしいな。
    だが、止めても無駄だ。
    今の俺達にはヘヒトの護衛なんざ
    どうだっていい。
    俺達は兵士としてではなく、
    武人として奴とやり合いたいんだ。
    このまま負けっぱなしじゃ、
    俺達ゲブラー特殊部隊の名が泣く。

エリィ「・・・・・・

ランク「悪いがやらせてもらう。
    異存はなかろう?

エリィ「私は・・・・・・

フェイ「邪魔だぁーーーっ!!

フェイ「どけっ!!

フェイ「早く後方の艦の
    軌道を変えないと・・・・・・
    ・・・・・・!!
    ・・・・・・また、
    お前達か!

シールドナイトとの戦闘

フェイ「こんな事に・・・・・・
    何の意味があるんだ!?

ソードナイトとの戦闘

キスレブ帝都内にて

シタン「皆さん、こっちです!
    急いで!!

ハマー「旦那ぁ、向こうにも
    逃げ遅れた人がいるっすよお!
    もう無理っすよお!!

シタン「あきらめるんじゃありません、
    ハマー!! フェイも戦って
    いるんです。
    フェイは・・・・・・
    もう見たくないんです。
    罪もない人々が家を、街を、
    大切な人々を失う姿を・・・・・・

リコ「俺の・・・・・・
   ・・・・・・街?

リコ「へっ、笑わせんじゃねえ、
   誰がこんなクソッタレの
   街なんか・・・・・・

あんただって何か
やり残したことがあるはずだ!

リコ「・・・・・・俺も、
   クソッタレだな。

リコ走り出す

帝都上空にて

フェイ「もう・・・・・・
    たくさんなんだよ!

カップナイトとの戦闘

フェイ「敵は・・・・・・
    2機か。

リコ「ふん、情けねぇ、
   こんな野郎共に
   手間取るとはな。

フェイ「リコ!?

リコ「気にくわねえ奴らを
   ぶっとばすのに理由は
   いらねえ。
   もちろん、
   てめえも含めてだ。

フェイ「それも、
    一つの理由だ。

リコ「うるせえ、
   行くぜ。

フェイ「よし、後は最後の
    艦の軌道を・・・・・・
    ・・・・・・!?

フェイ「エリィ!?

フェイ「・・・・・・リコ、
    すまないが、
    先に行ってくれ。

リコ「何だとう!?
   お前、ここまで来て
   怖くなったのか?

フェイ「必ず、後で追い付くから。
    ・・・・・・頼む。

リコ「・・・・・・ふん、まあ
   お前なんざいなくても
   俺一人で何とかなるがな。

リコ「じゃあ、
   先に行くとするか。

フェイ「・・・・・・

フェイ「冗談だろ?
    なんでエリィがここに?
    軍を抜けろといったのに!

エリィ「無理言わないで!
    私はゲブラーの士官なのよ!

フェイ「なら、これも任務って
    奴なのか!?

エリィ「そう!
    私の任務はヘヒトを
    護衛すること。
    そして、行く手をはばむ
    敵があれば、
    それを排除すること・・・
    だからそこをどいて!
    邪魔しないで!
    どけないと言うのなら、
    あんたを排除します!

ヴィエルジェ、ヴェルトールにパンチをする

フェイ「本気か? お前、自分が何を
    やってるか解ってるのか!?
    あの艦がどこに向かってて、
    その結果がどうなるか知ってて
    言ってるのか?

エリィ「・・・・・・・・・・・・

フェイ「おいっ! エリィ!
    なんとか言えよ!

エリィ「知ってるわ!
    解ってるわよ!

フェイ「だったら・・・・・・

エリィ「変えたい、変えたいって・・・・・・
    そう思っても
    変えられなかった・・・・・・
    私はあなたみたいに
    自由じゃないのっ!

フェイ「自由? 俺が?

エリィ「そうでしょ?
    自分の信念を持っている
    人達と一緒に戦って、
    自分の居たい場所を
    選択出来て・・・
    もし色々悩みがあっても、
    それが選べるだけでも
    あなたは自由だわ!
    私なんかと違って!

フェイ「ならエリィも
    そうすればいいっ!

エリィ「出来るならとっくにやってるわ!
    でも出来ない・・・・・・ それが私の
    居場所。そういうところなの!

エリィ「・・・・・・だから・・・・・・お願い、
    解って・・・・・・・・・・・・

フェイ「エリィ・・・・・・

フェイ「俺も、居場所は
    ないよ・・・・・・

エリィ「え?

フェイ「・・・・・・バルト達は、お前達
    ゲブラーとの戦いで、艦ごと
    行方不明になってしまった・・・・・・
    だから、居場所はない。
    もう、ないんだ・・・・・・

エリィ「そんあ・・・・・・ じゃあ、
    なんで今戦っているの?
    一体誰のために・・・・・・

フェイ「・・・・・・好きか?

エリィ「?

フェイ「他人の国に土足で上がり込み、
    何の罪もない人まで
    巻き込んで・・・
    そんなに戦いが好きなのか!?
    そんなに人が死んでいくのを
    見るのが楽しいのか!?

エリィ「馬鹿なこと言わないで!
    そんなの楽しいわけ
    ないでしょ!

フェイ「そうか・・・・・・。
    だったら、来いっ!

エリィ「な!? 何するの!?

フェイ「いいから来いっ!!

帝都にて

フェイ「出ろっ!

エリィ「い、いたい!
    なによ!?

フェイ「いいから来いっ!

フェイ「見ろ! この街を!
    その目でこの光景を
    見てみろ!
    これがお前達の
    やっていることなんだぞ?
    任務なんていう、たった
    二文字だけですべて
    片付けられるってのか?
    これが!?

フェイ「エリィ!

エリィ「だって、私にはそれしか
    ないものっ!

フェイ「お前、
    まだそんなことを!

フェイ「・・・・・・似合わないことするなよ。
    望んでないんだったら、
    やらなくていいじゃないか。
    無理して居場所、
    作らなくったって
    いいじゃないか・・・・・・。

エリィ「・・・・・・

フェイ「さっき俺に、何のために
    戦っているのか?
    ・・・・・・って聞いたよな。
    実は俺にもよくわからない。
    もちろんバルト達に
    協力してたことは確かさ。
    でも、だからといって俺は、
    自分が何をすべきなのかなんて
    まだ、よくわからないんだ。
    その都度、自分にとって都合の
    いい場所を決めているだけなの
    かもしれない。
    でも、それでも戦うのは、何も
    しないでいるよりマシかも
    しれないって思ったから。
    戦うことが、自分や、自分を必要と
    してくれている人にとって少しでも
    プラスになるのなら、何もしないで
    いるよりはるかにいい。
    それは・・・・・・
    ゼロじゃないんだ。
    ・・・・・・それだけさ。

エリィ「フェイ?

フェイ「俺は、行くよ。

エリィ「だめっ!
    行ってはだめっ!
    彼女は、ドミニアは今までの
    兵士とは違うの!
    私たちゲブラーの中でも
    エリート中のエリート。
    エレメンツと呼ばれる、
    ラムサスの近衛部隊の
    一人なのよ!?
    かないっこない!

フェイ「それでも俺は、
    あれを止めなくちゃ
    ならない。

エリィ「フェイ・・・・・・

フェイ「キスレブとは何の関係もない
    先生も、そしてハマーも必死で
    住民を避難させている。
    リコは、この街を
    憎んでいるはずなのに、
    この俺に付き合ってくれている。
    だから、俺は行くよ。
ヴェルトール去る

エリィ「フェイ・・・・・・

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帝都上空にて

リコ「何やってっんだ?フェイ!
   こんな面倒くせぇヤツを俺一人に
   押しつけやがって・・・・・・

フェイ「すまない。 奴を倒しさえ
    すれば、この艦の針路は
    変えられるハズだ。やるぞ!

ドミニア「フン、ザコが一匹増えたとて
     この『爆弾戦艦ヘヒト』、
     落とせやしないよ!

フェイ「当然。 “こいつ”は
    落としはしない。 叩き落とす
    のは、“あんた”さ。

ドミニア「くっ! こざかしい!
     ラムズ風情が!

ヘヒトとの戦闘

ドミニア「きゃぁっ! く・・・・・・おのれ・・・・・・
     この借りは、いつか必ず返す!
     覚えていろ!!

フェイ「時間がない!
    リコ、急いで
    軌道を変えるぞ!

リコ「ぬぅおおおおおおおーーっ!!

フェイ「うぉおおおおおおおーーっ!!

フェイ「くそっ!!
    質量が大きすぎる!

フェイ「エリィ!?
    お前・・・・・・

エリィ「手を放さないで!
    3機なら何とか原子炉直撃は
    回避させられるわ。

フェイ「あ、ああ。

リコ「よし、発電施設からはそれた。
   離れるぞ! フェイ!

フェイ「しかし、
    このままじゃ住宅街に!

エリィ「そうよ!
    少しでも被害の少ない場所に
    落とさないと!

リコ「無理だ!
   どのみちこれ以上軌道は
   変えられない!

フェイ「だめだっ!
    ギリギリまで支える!

リコ「聞き分けのねぇ野郎だぜ!

リコ「な!?
   オーバーヒート?

フェイ「くそっ!
    こんな時に!

リコ「もう限界だっ!
   心中するつもりか?

フェイ「しかし・・・・・・

リコ「もういい、離れるんだ!
   行くぞ!

フェイ「エリィ!?

フェイ「やめろっ!
    何をする気なんだ!
    そんなことをしたら・・・・・・

エリィ「大丈夫。
    私のギアはソラリス製。
    まだ・・・・・・もつわ。

フェイ「だからってエリィ!
    お前はどうするんだよっ!
    このままじゃお前も!

エリィ「でも・・・・・・他に方法がないでしょ?
    少しでも長く支えられれば、
    それだけ被害が少なくて済むから。
    ・・・・・・ごめんなさい。
    でも、何もしないよりは、いいよね?

フェイ「エリィーーー!!

エリィ「・・・・・・
    もう少しだけ耐えて!
    お願い!

エリィ「・・・・・・!
    ここまで・・・・・・なの?

ヴィエルジェ墜落する

真ヴェルトールヴィエルジェをかばう

私・・・・・・
生きてる?
・・・・・・?

あなたは・・・・・・誰?
どうして、私を?

待って・・・・・・

・・・・・・エリィ、
エリィ・・・・・・

誰・・・・・・?

・・・・・・エリィ!

あなたは・・・・・・

フェイ?

エリィ「フェイ?

フェイ「・・・・・・・・・・・・
    ばか・・・・・・やろお・・・・・・。

エリィ「・・・・・・泣いて・・・・・・るの?
    ・・・・・・ごめんなさい。

フェイ「・・・・・・いいんだ。

エリィ「許して・・・・・・くれるの?

フェイ「・・・・・・お前のせいじゃないよ、
    エリィ。
    お前のせいじゃない・・・・・・。

エリィ「フェイ・・・・・・

フェイ「帰ろう、
    エリィ。

エリィ「・・・・・・“あの人”
    どこかで・・・・・・

帝都とある家にて

エリィ「・・・・・・ここ、
    誰もいないのね。

フェイ「鍵も掛けないで
    この家の住人はどこに?

シタン「家具などはそのまま・・・・・・
    アヴェの帝都襲撃で
    家を放棄したんでしょう。

エリィ「・・・・・・・・・・・・。

フェイ「ハマーが来たようだ。

ハマー現れる

ハマー「兄貴、先生!
    帝都脱出の鍵になる情報
    しっかりつかんで来たっす!

フェイ「それでその情報ってのは?

ハマー「帝都の新造空中戦艦
    ・・・・・・“ゴリアテ”。
    これで決まりっすよ、兄貴。
シタン「帝都が新造してる・・・・・・
    大型空中戦艦“ゴリアテ”?

エリィ「・・・・・・大型戦艦って。
    そんなに大きなものなの?

ハマー「ちっ、ち、大きいなんて
    もんじゃないっすよ!
    !? ・・・・・・・・・・・・。

エリィ「・・・・・・エリィよ。

ハマー「!?、・・・・・・なんすよ!
    エリィさん。

ハマー「“ゴリアテ”の大きさは超ド級!
    その“ゴリアテ”と比べたら
    ギアなんかマメ粒らしいっすよ。
    それに、そいつ単独でも
    アヴェ王都・ブレイダブリクを
    壊滅状態にできる代物らしいっす。

フェイ「単独で、アヴェを壊滅!?
    とんでもない戦艦だな。

ハマー「有力な情報によれば場所は
    キスレブ帝都、北方に位置する
    軍事施設の地下搬入ドック・・・・・・。

!?

エリィ「・・・・・・帝都、北方の・・・・・・
    軍事施設って・・・・・・。

フェイ「どうした、
    エリィ?

エリィ「その軍事施設なら知ってる。
    そこが以前、あなたに話した。
    私が潜入した・・・・・・、帝都軍事施設。
    ・・・・・・でも、そんなものが
    あそこの地下にあったなんて・・・・・・

シタン「・・・・・・エリィ。
    そこへの潜入ルート・・・・・・
    まだ、覚えていますか?

エリィ「はい、先生。

エリィ「キスレブ帝都の遥か北方の地・・・・・・
    “切り立った山脈を越えた場所”
    そこに帝都軍事施設があります。

フェイ「よしっ、帝都がアヴェ報復に
    出撃する前にそいつを
    奪ってこの帝都を脱出しよう。

部屋を出ようとすると

ハマー「あっ、そうっす!
    リコの旦那のこと!
    言い忘れてたっすよ、兄貴。

フェイ「会えたのか?

ハマー「ええ、そんで帝都脱出のこと
    持ちかけたんすが・・・・・・。
    協力は出来ないそうっす。

フェイ「・・・・・・そうか。

シタン「フェイ、彼には彼なりの
    考えがあるんですよ。
    さあ・・・・・・、行きましょう。

エリィ「・・・・・・フェイ。
    急がないとアヴェまで・・・・・・

フェイ「えっ、ああ・・・・・・。
    わかってるよ、エリィ。
    急がないとな・・・・・・
    正面ゲートでは警備兵との
    戦闘になるかもしれない・・・・・・。
    ハマーは突破に成功したら
    後から付いて来てくれ。

ハマー「そっちの方は得意分野じゃ
    ないんで任せるっす、兄貴。
    健闘を祈ってるっす!

フェイ「先生、エリィ。
    行こう、目的地は北方の地
    帝都軍事施設だ。

ハマー「あっ、ちょっち待ってっす!
    エリィさんにどうしても
    聞きたいことがあるっす。

エリィ「聞きたいこと?
    ・・・・・・私に?

ハマー「うぃっす!
    ほんのちょっちっすから。

エリィとハマーの話し合い

ハマー「よっしゃー!

シタン「・・・・・・よっしゃー?

ハマー「なんでもないっす!!

ハマー「正面ゲートの突破成功
    祈ってるっすよ、兄貴、先生。
    がんばってくださいっす!

正面ゲートにて

帝都警備兵「・・・・・・おい。
      あいつ、手配中の・・・・・・
      ・・・・・・じゃないか?

帝都警備兵「・・・・・・そうか?
      顔が似た奴ってのは世界に
      2、3人はいるって聞くぜ・・・・・・。

帝都警備兵「それに、仮に手配中の奴だとして
      一介の警備兵の俺らが
      相手になる訳ねぇよ、元キングだぜ?

帝都警備兵「・・・・・・・・・・・・、触らぬ神に
      たたりなし、ってやつか?

帝都警備兵「そういうこと。
      ここはだな、
      見て見ぬ振りを・・・・・・

帝都警備兵「おい、あいつはっ!?
      手配中の、闘技場にギアで
      乱入した元キングだぜ!

帝都警備兵「あっ、バカッ!?

フェイ「しまった!? くそっ!
      ひとまず逃げる
      強行突破だ!!

フェイ「おまえは・・・・・・リコ。
    ・・・・・・どうして?

リコ「・・・・・・考えが変わった。
   騒ぎが沈静化するまで
   俺も帝都をひとまず離れる。
   新造大型戦艦“ゴリアテ”奪取。
   ・・・・・・この俺も手伝おう。
   ただし、帝都領域外までな・・・・・・

フェイ「・・・・・・・・・・・・。
    一緒には戦えないのか?

リコ「・・・・・・勘違いするな。
   俺はおまえ達の
   仲間になる気はない。
リコ「俺には、俺自身の手で
   やらなければならない
   ことがある・・・・・・。
   帝都領域を離れたら、
   適当なところで
   降ろしてくれればいい。

フェイ「・・・・・・・・・・・・。

シタン「・・・・・・帝都脱出までとはいえ
    心強い味方ができた、
    それでいいじゃないですか。

シタン「ねぇ?

エリィ「えっ、ええ。
    ・・・・・・そうですね。

リコ「こんなところで
   ぐずぐずしてるヒマはない。
   いまの騒ぎを聞きつけて
   別の警備兵がやってくる前に
   さっさとここを離れるんだ。

リコ「目的地は帝都領土『北方の地』
   キスレブ帝都の軍事施設だ。
   さあ急げ、置いて行くぞ!

リコ先に行く

フェイ、シタン、エリィ、リコを追う

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キスレブ脱出秘密兵器を奪え!
ゴリアテ工場にて

ヒナワ拾式との戦闘

ムシャ百式改との戦闘

ヒナワ拾式との戦闘

ヒナワ拾式との戦闘

ハタモト参式とキスレブ整備兵との戦闘

への6号との戦闘

ゴリアテ内にて

リコ「こんなものまで造って
   いやがったのか・・・・・・。

シタン「・・・・・・
    取りあえず、やってみましょうか。

フェイ「先生、動かせるのか!?

シタン「さあ・・・・・・
    しかしフェイ・・・
    あなたは動かすあてもなく、
    こんな巨大なものを奪うつもり
    だったのですか?

う・・・・・・

シタン「まあ、いいでしょう。

シタン「どうやら、いけそうですよ。

シタン「それでは行きましょうか。
       ああ・・・最終的にこちらを選ぶ
       ちょっと待った・・・意味なし

ちょっと待ったの場合

シタン「それでは、心構えができたら
    言って下さい。

ああの場合

シタン「それでは、危険ですから
    各自、席に着いて下さい。

シタン「皆さん、
    準備はいいですね。

シタン「少々・・・・・・
    揺れますよ。

リコ「は、早く・・・・・・

ハマー「・・・・・・言って欲しいっす・・・・・・。

ゴリアテ出発

シタン「揺れも収まりましたね。
    取りあえず、大丈夫でしょう。

ハマー「兄貴ぃ、
    これからどうするんすかぁ?
    やっぱりアヴェっすかねぇ。

フェイ「そうだな・・・・・・

シタン「!!
    フェイ!

フェイ「どうしたんだ先生・・・・・・
    ・・・・・・!!

グラーフ参上

エリィ「あ、あれは・・・・・・

フェイ「・・・・・・奴だ。

エリィ「フェイ、
    どこへ行くの!?

フェイ「ギアで出る・・・・・・。

エリィ「フェイ!

ハマー「だ、旦那ぁ!?

ハマー「エリィさんまで・・・・・・

フェイ「グラーフ!?

グラーフ「ゴリアテはお前のために用意した
     ものではない。
     お前は今しばらくこの地に
     とどまるのだ。
     行かせるわけにはゆかぬ・・・・・・

グラーフとの戦闘

グラーフ「ほう。そこまでの力、引き出せる
     ようになっておったか・・・・・・
     ならば・・・・・・

シタン「フェイ!
    しっかりつかまって
    いてください!!

グラーフ「むぅっ!?

グラーフ、真ヴェルトールゴリアテ甲板から落ちる

すべるっすーーー

ハマー「ああああ危ないっすよぉ!!
    シタンの旦那ぁ!!
    ?づ?浃趣工韦悉いい螭工堡伞?
    兄貴やリコの旦那まで
    落ちちまったら・・・・・・

シタン「彼らなら大丈夫です。
    そんなことより、ハマー!
    そちらのトリガーを!

ハマー「トリガー・・・・・・って
    これっすね?
    これをいったい・・・

シタン「撃つんですよ。
    ほら、来ました。



ハマー「で、出たっすーー!!

シタン「ハマー! 落ち着きなさい。
    相手は直線的に接近して来て
    いるだけです。
    しっかりねらいを定めて、
    そして引き付けてから
    撃てばいいだけです。

ハマー「狙いを定めて・・・

ハマー「こ、こうっすか。

シタン「そう、そのまま
    狙いを動かさないで。
    発射まであと・・・

5秒・・・4・・・3・・・2・・・1・・・
発射!!

ハマー「や、や、や、
    やったっすーーーー!!!

ハマー「旦那、旦那、見てたっすかあ、
    俺っちの腕前!!
    こりゃあ俺っち天才かも
    しんないっすよぉ!
    ・・・・・・あれ?

ハマー「そういや、兄貴達はどうしたっす?
    まさか一緒に落ちちまったすか?

ハマー「ま、俺っちさえいりゃあアヴェでも
    何でも楽勝っすけどね。
    ねぇ、旦那。

ばきっ

フェイ「・・・・・・先生。
    何だかうまく言えないけど、
    ・・・・・・変な気がする。

シタン「あの?陇文肖韦长趣扦工??
    気にしても何も始まりませんよ。
    第一、あなたらしく・・・・・・

フェイ「そうじゃないんだ。
    そんなことじゃなくて・・・
    そう、何か胸騒ぎがして、
    前にもこんなことがあった
    ような気がするんだ・・・・・・。

シタン「あなたもですか!?
    いや、実は私も今、妙な既視感を
    覚えてはいるんですが・・・・・・。

フェイ「それに何だか誰かに
    見られているような・・・・・・

ユグドラシル内にて

ビンゴ!
情報通りだな。キスレブの機体・・・・・・だ
でかいぞ・・・・・・機種は・・・・・・
間違いない!
ゴリアテだ! 噂の地下工場の奴だ!!
畜生・・・・・・やつら報復に出やがった!
あれでブレイダブリクを爆撃する気だな!

バルト「なんにせよ、あの野郎を
    みすみす行かすこたぁ、無い、な・・・・・・

バルト「ラトリーン!

グングニー・・・・・・
いえ、バルトミサイル、
燃料注入中!
ハッチ開放からイルミネータ作動まで
15秒でいけます!

バルト「バンス!

バンス「表層風波サウンドとデカブツの
    機械音以外、な~も聞こえませ
    怪しい電波、空電ノイズ程度。
    脅威度希少!

バルト「よぅっし!
    バトコンレベル1発令!

メイソン「わ、若!
     何事でございますか?
     い、今の警報は・・・・・・

シグルド「若! またですか!!

バルト「全艦戦闘配置! 浮上航行!
    ベント弁閉鎖!
    メーンタンクブロウ!
    浮上と同時に対空戦闘に入る!

シグルド「・・・・・・懲りないお方だ・・・・・・・・・・・・

メイソン「わ、若! グングニルミサイルは、
     伣M員半数以上の承認無しには・・・・・・

バルト「表層打撃戦区!
    対空銃座をスタンバっとけ!
    ラトリーン!
    バルトミサイルのトリガーを
    こっちに渡せ!

バルトミサイル発射

ゴリアテ内にて

エリィ「どうしたの?
    フェイ。

フェイ「いや、別に
    何でもないんだ。

エリィ「そう、それなら
    いいんだけど・・・・・・

エリィ「それより先生、大丈夫なの?
    こんな大きな機体で
    堂々と飛んでいて。
    もしキスレブや、
    アヴェに見つかったら・・・・・・

シタン「大丈夫ですよ。
    ちゃんと考えて海上に
    進路を取っています。
    この辺りに展開している
    軍隊などいませんよ。
    それにそう簡単にやられる
    ような代物でも・・・・・・

シタン「まさか!
    被弾!?

フェイ「敵か!?

シタン「わかりません。
    しかしこんな所に
    潜んでいるとは・・・・・・

エリィ「大丈夫なの!?

シタン「・・・・・・残念ながら、
    墜落を免れることは
    出来なさそうですね。
    フェイ、
    エリィ、
    先に脱出して下さい。
    私も後から行きます。

フェイ「でも・・・・・・

シタン「議論している暇は
    ないんです!!
    あなたにこのゴリアテの
    墜落までの時間をのばす
    操作ができるんですか!?

フェイ「・・・・・・

シタン「わかったら早く
    行きなさい。

シタン「さて・・・・・・

シタン「・・・・・・って、ハマー!
    あなたも行くんですよ!

ハマー「は、ははは、
    はいっすー!!

リコ「ちっ。
   ちんたらしてんじゃねえ、
   行くぞ。

ハマー「はいっすーーー!!

シタン「・・・・・・しかし、いったい
    どこからの・・・・・・

シタン「!!
    この艦影は・・・・・・

シタン「シグルド・・・・・・。
    もう少し教育方針を
    考えた方が・・・・・・

ユグドラシル甲板にて

バルト「はっはっはーーー!!
    どうだ! これが、
    バルトミサイルの威力だ!!
    キスレブの新型なんざ、
    目じゃねえぜ!!

バルト「・・・・・・って、
    おい・・・・・・

バルト「こ、こっちに・・・・・・
    来るんじゃねえ!!

ゴリアテ墜落

ゲブラー空中戦艦にて

先程の時空震の正確な位置が出ました。
N24、E92、イグニス、ラハン地区
北東の海上です。
波形からして、ゲートキーパーのものに
間違いありません。

本国からの定期便の予定、ありません。

ラムサス「シェバトのアウラ・エーペイルで
     ある可能性は?

ありません。
質量が違います。
あれより遥かに小規模のものです。

信じられません。
ラムズにゲートキーパーを
装備した艦があるなどとは。

ラムサス「おそらくは、キスレブの
     ものだろう。
     先の粛清、やはり不完全だったか。

グラーフ参上

ラムサス「貴様・・・・・・。

グラーフ「追わずとも良いのか?

ラムサス「何?

グラーフ「転移した艦に仱盲皮い毪韦稀?
     うぬのその胸に怖れと憎しみを
     刻み込んだ男。転移先はアクヴィだ。

グラーフ消える

ラムサス「総員、非常呼集。
     これより転移したキスレブ艦を
     追撃する。

ミァン「なりません閣下!
    まだ、本国からの指示が
    来ていません。
    ここを動くのはそれからでも・・・・・・

ラムサス「構わん!
     ここで、奴を逃す訳にはゆかぬ!

グラーフ参上

グラーフ「小細工は無用と言ったはずだ。

ミァン「私は貴方の手助けをしているだけ。
    結果的にかせが外れやすくなったの
    だから良かったじゃない?
    それに“器”は呙?椁欷空撙摔筏?
    反応しないことおはしっいるでしょ?
    これはあの子達も知らないことなの。
    私の意思でしたこと。
    でも・・・・・・カールにとって彼は必要ね。
    カールの存在意義そのものだから。

ミァン「そう。
    それよりお礼を言わなくちゃね。
    助けてくれたんでしょ?

グラーフ「・・・・・・・・・・・・

ミァン「私?
    それとも彼の為かしら?
    ・・・・・・それとも・・・・・・自分自身の為?

ゲブラー空中戦艦発進

第一、第二ゲートの境界線を利用して
アクヴィへの最短ルートを取ります。

ラムサス「うむ。

ケルビナ様より入電。
ドミニア様はハイシャオにて回収。
我々に先んじて、転移した飛行戦艦を
追撃するとのことです。

ソラリスにて

「勝手なことを・・・・・・。
 ラムサスの任はイグニスに眠る
 “アニマの器”の発掘とラムズの
 監視であったはず。それを・・・・・・。

「“アニマの器”なら
 いつでも回収出来る。
 それより、移転した船には
 “奴”が仱盲皮い郡长趣?
 判明しておる。
 ラムサスはそれを
 追ったのであろう?

「・・・・・・トラウマ、か。

「否。
 この場合は、ニグレト・・・・・・
 陰性外傷だろう。

「メモリーキューブからの情報によれば
 “奴”の周囲には“アニムス”
 となり得る因子を持つ者が
 複数存在しているらしい。

「M計画対象者
 <スファラディー>
 では無くか?

「ああ。

「偶然か?

「否、それにしても多過ぎる。
 “奴”に引き付けられたか・・・・・・

「図らずも500年前と
 同じ様相を呈してきたか。

「あの男がそうなる様に
 仕向けた可能性も
 無いではない。

「移転先はアクヴィ・・・・・・
 タムズの近くだったな。

「アクヴィならば
 カレルレンが
 向かうそうだ。

「カレルレン?
 直々にか?
 なにゆえに?

「見つかったのだそうだ。
 4000年の長きに渡り
 奴が探し続けていた
 セボイムの遺産がな。

「遺産・・・・・・
 という事は、以前奴が
 話していた技術か?

「そうだ。

「分子工学・・・・・・ナノテクノロジー
 創世の地、セボイム文明の首都が
 アクヴィの海底下に
 眠っていたのだ。
 19年もの間、
 その存在は『教会』によって
 秘められていたがな。

「よいのか? カイン。

天帝カイン「ああ、まだ暫くは保つ。

「19年・・・・・・。
 ちょうどアクヴィの
 大地殻変動の年と
 重なるな・・・・・・。

「成る程。

「しかし、解せぬ。
 その技術、
 さほど重要なものとも
 思えぬが・・・・・・

「奴とてラムズ。
 あまり勝手にさせるのも
 どうかと思うぞ。

「あれには
 何を考えているのか
 解らぬ所があるからな。

天帝カイン「よい。
      その件は、私が責任を持とう。
      ところで・・・・・・。
      お前達・・・・・・“消すつもり”で
      あったのか?

「何、偶然だよ。

「場所がイグニスだ。
 蓋然とも言える。

「それに、あの程度で
 消せるなどとは
 思ってはおらぬ。

「粛清そのものも
 失敗に終わった。
 今後はなかろう。

「“アニムス”が
 集まっているのであれば
 尚更、だな。

「うむ。

「カインよ。
 何故そこまでこだわる?
 我等にとって、
 何ら利のない“奴”に・・・・・・

「毒になりこそすれ、
 薬になることは
 有り得ぬのだぞ。

「“アーネンエルベ”・・・・・・
 未だに信じている訳では
 あるまい?

「そんなものは幻想だよ。
 理想ですらない。

「結果は・・・・・・
 この姿。
 見ての通りだ。

「それとも・・・・・・
 忘却の彼方に葬り去った
 “想い”からか?

天帝カイン「・・・・・・

「カイン。
 我等が“神”なのだ。

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 楼主| 发表于 2004-6-28 12:15  ·  广东 | 显示全部楼层
脱出イグニスめざせ新天地~漂流星空の海にただよえば
海上にて

エリィ「う、うーん・・・・・・

エリィ「ここは・・・・・・?
    私、フェイと一緒に
    後部ブロックに向かって・・・・・・
    ・・・・・・フェイ!
    フェイは?

ハッチを調べる

フェイ「エリィ、
    起きてたのか。

エリィ「お、起きてたのかって
    いったい何してたの!?

フェイ「いや、この中を探してたんだけど、
    2日分・・・・・・もないな。

エリィ「え?

フェイ「食べる物だよ。
    この中にあっただけでも
    幸撙坤盲郡堡伞?

エリィ「そんなことより、皆は!?
    助かったのは私たちだけ?

フェイ「何とかしないとなあ。
    魚でもとるか。

エリィ「フェイ!

フェイ「・・・・・・大丈夫だよ。

エリィ「え?

フェイ「大丈夫だよ・・・・・・。先生も
    リコも、ハマーも、
    皆・・・・・・大丈夫だ。

ハマー、
リコ、
起きるんです!

ユグドラシル内にて

ハマー「どこっすか、ここは?

リコ「ん、ここはどこだ?
   なんか臭いぞ。

シタン「ここはバルト一味の
    船の中です。
    ゴリアテを撃ち落とされて
    彼らに助けられたのですよ。

リコ「なんだ、
   そのバルト一味ってのは?

シタン「まぁ、アヴェを縄張りにする
    義?#12539;・・・・・、とでも
    言っておきましょうか。
    バルトはその親分です。
    と言っても青年ですが。

リコ「ムフゥ、この時代に義伽郡?
   骨のある男だな。
   気に入ったぜ!!

シタン「・・・・・・。
    まずはそのバルトに
    会ってみませんか?

リコ「うむ・・・・・・。
   スジは通しとかねぇとな。

ハマー「俺っちはここにいるっす。

バルトに話掛ける

バルト「先生とでかいの!
    やっと目が覚めたみてぇだな。
    やあ、悪かった。
    反省してるって。
    な、許してくれよ?

リコ「俺はリコって
   名前がある。
   で、何でおまえが謝ってんだ?

バルト「・・・・・・。
    遠回しな言い方するなぁ。
    こんな素直なオレは
    珍しいんだからな・・・・・・!?

シタン「つまり、我々はこの艦に撃墜されて
    同じこの艦に救助された・・・・・・
    ってことです。

リコ「??
   ってことは俺達が仱盲皮?
   ゴリアテを撃墜したのは・・・・・・。

バルト「ニブイなぁ・・・・・・、でかいの。
    俺達がゲットした
    このユグドラシル2世が
    バケモンみてえな飛行機を
    ヒットォォ!!

う~、スバラし過ぎるぜ!
すげぇよな、バルトミサイル!!

リコ「ガァッ~!!
   許さねぇ!!

海上にて

エリィ「やっぱり・・・・・・ね。
    どうも不思議な浮き方を
    してると思ったら・・・・・・
    でもそれが分かったところで
    取り出す技術はない・・・・・・か。
    足下にあるっていうのに、水と
    厚い壁で覆われてるなんて・・・・・・

このヤロー!
待ちやがれ!

エリィ「おそらく、ヴェルトールと
    ヴィエルジェ、ね。
    こんな所まで一緒なんて私たち
    幸撙胜螭坤?贿なんだか・・・・・・
    ま、役に立たないんだから、
    どうしようもないけど。

このヤロー!
待ちやがれ!

エリィ「どうやら私達のギアがこの下に格納
    されているみたいよ、フェイ
    でも結局手が出せないけど・・・・・・
    ・・・・・・何してるの?
    フェイ。

フェイ「何してるの・・・・・・って、見れば
    わかるだろ。魚を捕まえようと
    してるんじゃないか。
    さっきからまるで俺のことを
    馬鹿にしたように目の前を
    ピョンピョンと・・・・・・

フェイ「いたな!
    この野郎!!

エリィ「ね、ねぇ、まさか
    それ捕まえて食べるなんて
    言わないわよね。

フェイ「食べなきゃ死んじまうだろ。
    ・・・・・・・・・・・・・・・よおし!!
    捕まえたぞ!!

エリィ「じょ、冗談よね。
    お腹、こわすわよ。

フェイ「食わないのか?
    ええと、何か焼くものが・・・・・・

・・・・・・・・・・・・

エリィ「ね、ねぇ、やめなさいよ。
    死んでも知らないから。

フェイ「大丈夫だって。
    腹のなかに入れば皆一緒さ。

エリィ「ホントに知らないわよ・・・・・・
    ・・・・・・・・・・・・フェイ!!

フェイ「どうした!?
    魚が逃げ出したか?

フェイ「なんだ、いるじゃないか・・・・・・
    ・・・・・・あれは!

シェバト出現

フェイ「あれは・・・・・・砂漠で
    見た奴だ。あの時よりも
    かなり高く飛んでるけど。

エリィ「シェバト・・・・・・ね。
    普通はあの位の高度で
    飛行してるわ。

フェイ「シェバト・・・・・・
    どこかで・・・・・・
    そうだ! あの妙な仮面の男!
    親父が武官をしてたって・・・・・・。
    あの円盤が、仮面の男や先生の
    言っていた、親父とおふくろの
    いた国だって言うのか?

エリィ「そうなの?
    それは私には分からないけど・・・・・・
    ソラリスの管理の外にある国。
    ソラリスと同じように障壁が働いて
    普通では捉えることのできない国。
    それがシェバトなの。

フェイ「あんな高い所をいつも
    飛んでるのが、国、なのか?

エリィ「ええ、驚くのも無理ないわよね。
    普段はアクヴィと呼ばれる
    エリアを中心に移動してるもの。
    おそらくあなたが見た時は、
    何か特別の目的があったんじゃ
    ないかしら。それでおそらく
    低空飛行を・・・・・・。

フェイ「シェバト・・・・・・

ユグドラシル甲板にて

・・・・・・。

イテェ・・・・・・。

バルト「やっぱバルトミサイルは
    まずかったか・・・・・・。
    先生たちは救出できたけど・・・・・・。
    フェイとエリィは
    どうなったんだろう・・・・・・。

バルト「きっと・・・・・・、
    きっとどこかで生きてるよな。
    そして、また・・・・・・。

バルト「くそっ!
    潮風ってのは目に染みるな・・・・・・。
    これが海ってやつか・・・・・・。

バルト「とりあえず、ちゃんと
    あの二人に謝んなくちゃな。

ギアドックにて

バルト「な、なぁ・・・・・・。

バルト「おい?

・・・・・・。

バルト「シカトすんじゃねぇよ!!
    わざわざ謝りに来て
    やったんじゃねぇか!

リコ「・・・・・・。
   なんだ、さっきからゴチャゴチャと
   うるせぇな。
   さっきのでケリつけたつもりだ、
   俺は。
   昔の話をグダグダするのは
   好きじゃねぇんだ。

・・・・・・。

リコ「それよりな、俺が気になってんのは
   あそこの2体のギアだ。
   お前ら何者だ?
   あんなチューンでよく動かせるな。
   俺とフェイぐらいだと
   思ってたぜ、
   あんなのを動かせるのは・・・・・・。

バルト「さすがバトリングチャンプ、
    いや元チャンプ・・・・・・、か?
    恐れ入ったぜ、
    一発であのギアの性能を
    見抜くとはな。

リコ「やっぱ暗い監獄の中だけじゃ
   この世はわかんねぇか。
   こいつぁ、おもしれぇ。
   このままトンズラしちまおうと
   思ったが気が変った。
   便仱丹护皮猡椁Δ肌?
   海伽斡H分。

バルト「ああ、いいだろう・・・・・・。

シタンに話に行く

シタン「あ、若くん。
    何か用ですか?

バルト「え、えっと・・・・・・、
    ゴリアテを撃ち落としちまったのは
    マジで・・・・・・

シタン「ああ、そのことですか。
    いや、仕方無かったと思いますよ。
    でも、早とちりは
    あなたの悪いくせですよ。
    王たるものは常に冷静で
    なくてはなりません。

(爺と同じ事言ってら)

バルト「あぁ、分かってるって。
    ところでさ、先生に聞きたいことが
    あんだけど・・・・・・。

シタン「ん?
    珍しいですね。

バルト「実は、今俺たちがのってる
    ユグドラシルの同型艦の
    ことなんだ。
    昔、親父が
    キスレブとの和平が進んだから
    廃艦にした、って言ってたから
    存在は知ってたんだけど。

シタン「ふむ。
    で、何が疑問なのですか?
バルト「この艦についてた紋章さ。
    我が王家の紋章じゃねぇんだ。
    見てくれよ。

シタン「これは・・・・・・。

バルト「やっぱ知ってんのか?
    一体どこの紋章だ?

シタン「確実なことは言えませんが
    シェバトの紋章に似てますね。

バルト「シェバト?
    一体どういうことだ?

シタン「もしかするとユグドラシルは
    あなたのお父上が作られたのでは
    ないのかもしれませんね。
    当時の技術力では解明できない
    ポテンシャルを秘めてますから。
    お父上はその力を恐れて封印されて
    しまわれたのかも。

バルト「う~ん、なるほど。
    こいつはもともと俺たちの
    もんじゃないかもしれないのか。
    だったら会ってみてぇな、
    こんなすげぇものを作った奴等に。

シタン「意外に近くに
    いるかもしれませんよ・・・・・・。

バルト「ん、なんか言った?

シタン「いえ、フェイたちは
    元気かなって。

バルト「・・・・・・。
    すまん、俺のせいで。

シタン「い、いえ、
    そんなつもりで言ったのでは・・・・・・。
    大丈夫です、
    彼らはちゃんと
    生きてますよ。

バルト「全然根拠がなさそうだけど
    先生が嘘でもそう言ってくれると
    助かるよ。

海上にて
また・・・・・・さっきより
流されたみたい。

・・・・・・流されっ放し・・・・・・か。
今の俺みたいだな。

え?

結局俺は状況に流されて
ふらふらと行動している
だけなのかもな。

そんな・・・・・・
そんなことないでしょ?
アヴェでバルトさん達に
協力してあげてたじゃない。
キスレブのことにしたって、
あんなに必死に守ろう、
助けようって。
私の事だって何度も
気遣ってくれて。

いや・・・・・・
やっぱだめだよ、俺は。

どうして?

きっと心から協力したい
なんて思っちゃいないんだ。
誰かに必要とされたい、
何かをしてあげれば・・・・・・
そうすれば、自分の居場所が
出来るって、いままで
行動してきた気がする・・・・・・。
そうやって癒されている
自分がいるんだ。
たしかにそれはゼロじゃあない。
だけど、一でもないんだよ。
そんな風に流されて
行動しているうちに
エリィに出会って、
今は海の上。
すまない・・・・・・。
巻きこんでしまって。

気にしないで。
私ね、考えてみたの。
何で今自分はここに
居るんだろう。
あのまま戻っても良かった。
それなのに、どうして
戻らなかったんだろう・・・・・・って。
それは多分、
あなたが何もしないより、
何かしている方がいいって
言ったから。
だから私も、
何かしてみようって気持ちに
なれたんだと思う。
一でなくてもいいじゃない。
たとえそれがごくわずかでも、
何度もくり返せば
一になるでしょ?
それは・・・・・・
ゼロじゃないもの。

そうだな・・・・・・
ごめん・・・・・・。

フェイ「助かったら・・・・・・戻るのか?

エリィ「原隊への復帰はしないと思う。
    今はいたくないって気持ち強いし・・・・・・
    それに、軍にいなくても、
    きっと私にも何か出来ること
    あるはずだから。
    だから国には戻ろうと思うの。

フェイ「大丈夫なのか?
    軍の方は。

エリィ「別に表だって
    裏切った訳じゃないから。
    多分作戦行動中に
    行方不明ってことで
    処理されていると思う。
    大丈夫よ。

フェイ「そうか。エリィだけでも
    助かるといいな。きっと
    やるべきことが見つけられるよ。

エリィ「癒されてるって・・・・・・
    言ったよね?

フェイ「ああ。

エリィ「思い詰める事んしと思う。
    誰だってみんなそうやって、
    お互い見返りが欲しいから、
    自分の中の何かを
    他人に分け与えているんだよ。
    ・・・・・・私だってそう。
    さっきの非常食、
    無理して食べてくれたでしょ?

うげーっ!

エリィ「ね、ねぇ・・・・・・
    ちょっと、大丈夫?

エリィ「だから、あんな不気味な生き物
    食べない方がいいって・・・・・・。

フェイ「ま、まずいのなんの。
    こんなまずい物食ったのは。
    先生の手料理以来だぜ・・・・・・。



フェイ「でも何とかしないと、
    本当に死んでしまうぞ。

エリィ「仕方ないわね。
    もう少しとっておく
    つもりだったけれど・・・・・・

エリィ「これであと一日位だったら
    なんとかなるわ・・・・・・。
    でも非常時のカロリー補給だけを
    追求したものだから、味の保証は
    出来ないけど。

フェイ「んんん!?
    何だ?
    このボソボソしたのは?

エリィ「やっぱり・・・・・・
    口に合わない?

フェイ「え? い、いや・・・・・・
    うまいよ。うんうまい。
    せっかくエリィが
    分けてくれたものが
    まずい訳ないじゃないか。

エリィ「さっきの非常食、無理して
    食べてくれたでしょ?
    自分だけ生き残ろうって
    思ったら、独り占めした方が
    いいに決まってる。
    でもね、無理して食べて
    くれているあなたの姿見て、
    私も癒されていたんだ。
    分けてあげて
    良かったなって・・・・・・
    それで少し元気出たもの。

フェイ「自分の為に?

エリィ「そう。自分の為。
    独善的なもの。
    でもね、最初はね、それでいいのよ。
    そうやって少しずつ与えることの
    喜びを学んでいけば、いつか他人の
    為に自分自身の大切な部分を
    分け与えることが出来ると思うの。
    きっと・・・・・・
    ・・・・・・いつか。

エリィ「あ・・・・・・

フェイ「?
    どうした?

エリィ「ううん。何でもない。ただ、
    昔同じ様なこと、あなたに
    言った覚えがあったような・・・・・・
    気のせいね。だってこの前
    知りあったばかりのあなたに
    言える訳ないものね。

エリィ「気のせいよね・・・・・・

フェイ「エリィ!
    おいエリィ!
    起きろよ!

エリィ「おはよう、
    フェイ。
    早いのね。

フェイ「何寝ぼけたこと
    言ってんだよ。
    あれ見ろ! あれ!!

エリィ「え?

タムズ出現

フェイ、エリィタムズに引き上げられる

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 楼主| 发表于 2004-6-28 12:17  ·  广东 | 显示全部楼层
敵の手に落ちて裏切りの代償~ねらわれた艦ラムサス急襲!
ゲブラー空中戦艦内にて

エリィ、ドミニアの平手打ちを食らう

ドミニア「まだそのような世迷い言を
     言うか貴様!

エリィ「私は間違ったことなんて
    言ってない!

ドミニア「これ以上、下らん問答を
     繰り返す気はない!
     貴様の反逆行為は既に明白!
     この場で叩ききってくれる!!

おやめなさい。

ミァン「貴方、大丈夫?

ドミニア「ミァン!
     貴様、どういうつもりだっ!
     そいつは逆伽坤荆?

ミァン「如何な理由があろうとも、
    ラムサス閣下の艦内での
    そのような行為は許しません。
    それに、ハイシャオと
    ヴィエルジェの交戦記録を
    見た所、先に攻撃をしかけたのは
    貴方の方ではなくて?
    何の確認もされずに一方的に
    襲いかかられては彼女としても
    防戦は止むなし。
    第一、貴方はあの時、ケルビナの
    指揮下にあったはず。今回の件、
    彼女の指示を仰いだのですか?

ドミニア「・・・・・・。

ミァン「作戦遂行時の指揮者の判断なしに
    一士官を逆伽趣筏苿I分する事は
    許されません。
    たとえ、
    同じエレメンツであっても。
    それに・・・・・・
    貴方の少尉の姿勢に対する
    こだわり、それはいわば、
    “貴方自身の私憤から出たこと”
    ・・・・・・違いますか?

ドミニア「何をっ!
     私がそのようなことに・・・・・・

ミァン「その、限りにおいて彼女に
    背信行為があったかどうかは
    判断しかねるものがあります。
    事実関係をはっきりさせる
    為にも、以後、少尉は私が
    預かります。
    よろしいかしら?

ドミニア「貴様!
     何の権利があって!?

ミァン「さ、行きましょう。

エリィ、ミァン去る

ドミニア「・・・・・・・・・・・・
     な、・・・・・・何なのだ?
     あの瞳・・・・・・。

ゲブラー空中戦艦別室にて

ミァン「・・・・・・そう、
    そういうことだったの。

エリィ「・・・・・・。

ミァン「他への示しもありますから、
    しばらくの間、ここで
    我慢してね。

エリィ「わかっています。

ミァン「心配しなくても大丈夫よ。
    後のことは私に任せて。
    今は漂流の疲れを癒しなさい。

ミァン「澄んだ湖面のような碧色・・・・・・
エリィ「あ、あの・・・・・・

ミァン「貴方の瞳って、
    とてもきれい。

エリィ「え?

ミァン去る

ミァン「これがハイシャオと敵ギアとの
    交戦記録です。

ラムサス「!!
     これは・・・・・・

ミァン「間違いないでしょう。
    現在はタムズ、もしくはその近海に
    いるものかと。

ラムサス「進路変更!
     これよりタムズへ・・・・・・

ミァン「お待ちを。
    彼等の母艦ユグドラシルには
    潜水艦としての機能もある様子。
    潜行能力だけを取れば、
    ハイシャオより上。
    追撃しても海中に潜られては
    無駄に終わります。
    まずその機能を奪ってからでも
    遅くはありません。
    既に手は打ちました。

ラムサス「手を打った?

ミァン「はい。

ラムサス「わかった。
     お前を信用しよう。

ミァン「ありがとうございます。

ラムサス「ところで・・・・・・
     ドミニアとの間に何があった?
     相当いきり立っていたが・・・・・・。

ミァン「すみません。
    実は先のユグドラシルの件で
    少々。
    一生懸命なんです。あの娘達は。
    ことあなたのことになると・・・・・・。
    私は憎まれ役ですね。

ヴィエルジェ発進

ユグドラシルにて

シグルド「フェイ君、
     若がなかなか帰ってこないのだが
     何をしているのだろう?
     悪いが呼んできてくれないか?

フェイ「オッケー。
    きっとまだタムズ艦長と
    飯食ってるんだろう。

タムズビアホールにて

バルト「・・・・・・で、出てきた
    奴らを片っ端から、ドカッ、バキッ、
    ドッカーン・・・・・・てな具合に・・・・・・。

フェイ「おいバルト、
    シグルドがお前のこと・・・・・・

艦長「がっはっはっはっはー。
   やっぱり腕っぷしが強くねえと
   海の男たあ言えねえよなあ。

バルト「おういよっ。
    そう、この腕こそが・・・・・・

海の!

男の!

証明でい!!

・・・・・・

艦長「がっはっはっはーー

バルト「わっはっはっはーー

艦長、副長がお呼びですぜ。
  
艦長「ちっ、海の男の語らいを
   邪魔するたあ、ハンスの奴、
   相変わらず無粋な野郎だぜ。
   いったい今度は
   何だってんだ?

何でも例のお嬢ちゃんが
帰って来たとか・・・・・・

フェイ「例のお嬢ちゃんって・・・・・・
    エリィか!

艦長「馬鹿野郎!
   何でもっと早く
   言わねえんだ。

そ、そんな・・・・・・。

フェイ「とにかく行こう。

ブリッジにて

フェイ「エリィは?

ハンス「今ギアを収容しました。
    取りあえずこちらに
    来るのではないでしょうか。

バルト「逃げ出せた・・・・・・
    ってのか?

艦長「ま、何にせよ、
   良かったじゃねえか。
   なあ、フェイ。

フェイ「あ、ああ。

エリィ現る

フェイ「エリィ、
    無事だったのか!?

エリィ「・・・・・・ええ。

バルト「・・・・・・

エリィ「あの潜水艦は?

フェイ「え?
    あ、ああ、
    ユグドラシルのことか?
    今は修理の為にタムズに
    寄せてもらってる。
    結構やられたからな。

エリィ「そう・・・・・・
    少し、休ませて
    もらってもいいかしら?
    ・・・・・・疲れてるの。

フェイ「ああ、
    そうした方がいいだろう。

バルト「おいフェイ、
    俺の船だぞ!

艦長「おいおい。
   お嬢ちゃんが疲れてるって
   言ってんだ。休ませてやれや。

エリィ「先に、行くわ。

エリィ去る

バルト「・・・・・・
    気にいらねえな。

フェイ「バルト!
    まだお前・・・・・・

バルト「そうじゃねえよ。
    確かにあいつは俺達を裏切るような
    真似はしないだろうさ。
    こちとら腹?みB中に囲まれて
    ガキの時分を過ごしてきたんだ。
    それぐらいのことはあいつの
    目を見ていればわかる。

フェイ「だったらエリィの
    ことを認めて・・・・・・

バルト「だからダメなんだよ。
    あいつはそれで
    いいかもしれない。
    けどな、国に残された
    家族はどうなる?
    ただですむと思うのか?
    あいつにそれが出来るってのか?
    家族を捨てられるってのか?
    これは決意の問題なんだ。
    あいつは・・・・・・エリィは
    そのことで悩んでいると思う。
    捨てられないものがある奴を
    巻き込むわけにはいかないんだ。

フェイ「バルト・・・・・・

バルト「ふん、ま、
    お前がどうしようが
    勝手だがな。

エンジンルームへ行く

どぉーしたぁ? マートル? あぁ?
お?
よぉ、嬢ちゃん。
とっ捕まってたってぇ聞いていたが、
無事だったんかい?

こぉら、マートル!
例のソラリスの嬢ちゃんだ!
ほえんでいい!

エリィ「ケモノだからしょうがないわ。
    それより、おじさん、
    副長が急ぎの用だそうよ。

・・・・・・お?
おお、そーけぇ。
悪りぃな。

エリィ、エンジンをいじる

フェイ「エリィ!!

エリィ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    ・・・・・・フェイ・・・・・・?

エリィ倒れる

フェイ「エリィ!!

バルト「こ、こいつ・・・・・・
    やっぱり・・・・・・

バルト「ちっきしょう!
    何しやがったんだ!?
    どーすりゃいいんだ!!

シタン現れる

フェイ「先生!
    いったい、これは・・・・・・

シタン「待って!
    彼女なら心配いりません。
    今はこれを止めるのが先です。

シタン、エンジンをいじる

シタン「よっと・・・・・・
    これで・・・・・・どうかな・・・・・・

シタン「・・・・・・
    どうやら彼女、かなり強力な
    後催眠を施されていたようです。

フェイ「こうさいみん・・・・・・?

シタン「ある状況をスイッチに、
    あらかじめ刷り込まれた行動を
    突然に始める、
    それまでは、
    何の以上も見受けられない、
    そういう特殊な催眠術です。
    医務室から出ていく彼女が、
    そんな感じだったんで、
    不審に思って後をつけたんですが・・・

バルト「・・・・・・不審に思ったなら、
    止めろよ、先生。

シタン「いやぁ、刷り込み行動中に
    無理に行動を止めさせると、
    心が壊れることがあるんで・・・・・・
    確かに対処が遅かったのは
    事実ですが・・・・・・

こ、こりゃあ、どうしたこった?
若ぁ、
おめぇさん、また何かやらかしたな?
  
シタン「これはちょっと、
    修理に時間がかかるかも
    知れませんねぇ・・・・・・

バルト「レストアしたばっかりで
    まぁた壊れちまった。
    参ったなぁ・・・・・・

嬢ちゃんがやったんかい・・・・・・
後催眠?
・・・・・・ソラリスもこすっからい真似
しくさるもんだ!

シタン「とにかく先に彼女を
    医務室に撙婴蓼埂?
    フェイ、ここが片づいたら
    医務室まで。
    大丈夫。
    よほど上手な術者がかけたようです。
    精神汚染は残らないでしょう。

医務室へ行く

エリィ「わ、私・・・・・・、
    一体・・・・・・
    どうしてここにいるの?

フェイ「エリィ・・・・・・。

シグルド現れる

シグルド「若、
     レーダーが大型ギアを捕捉!!
     急速接近中です!

バルト「何ぃっ!?
    またやつらかっ!?

シグルド「機影からして
     おそらく・・・・・・!

バルト「よしっ!
    世話んなったタムズを
    戦場には出来んっ!
    すぐにユグドラシルを
    出港させろっ!
    俺たちはギアで出る!

了解!!
  
バルト「フェイ、先生、
    頼むぞ!

待って!!

シタン「エリィはここで
    休んでいて下さい。
    我々が・・・・・・

エリィ「待って!!
    これは私の責任なの!
    私がここにいるから・・・・・・!
    だから、
    だから私に行かせて!

エリィ・・・・・・?

バルト「何言ってやがる!
    お前は今さっき
    何をやったと・・・・・・!!

若くん!

シタン「エリィ、
    今度の戦いは
    あなたの信頼がかかっています。
    自分の名誉のためにも
    あなたが戦うべきでしょう!

バルト「でも先生っ!
    オレはこいつを・・・・・・!

シタン「若くん、
    ここはエリィを
    信じてあげてください。

シタン「エリィ、
    もしあなたが
    おかしなマネをした時は・・・・・・
    私があなたを撃ちます。
    いいですね?

はい。

シタン「若くんも
    それでいいですね。

バルト「・・・・・・。
    分かった。フェイ、
    エリィ、行くぞ!!

はいっ!

ああ!!

ブレードガッシュ内にて

ドミニア「貴様さえ・・・・・・

ドミニア「いなければ・・・・・・

ドミニア「許さん・・・・・・

ドミニア「この・・・・・・

ドミニア「裏切り者がぁ!!

ユグドラシル甲板にて

バルト「来やがったな!

エリィ「あれは・・・・・・

ブレードガッシュとの戦闘後

バルト「ふうっ。
    しかし、
    しつこい奴だったな。

エリィ「な、何?

フェイ「下だ!

バルト「まさか、
    例の奴か?

エリィ「・・・・・・。

海中にて

ラムサス「あれか?
     ミァン。

ミァン「はい***の
    ??C体が
    そうです。

ラムサス「了解した!

ラムサス「探したぞ!
     我が宿敵!!

フェイ「うっ、お前は!?

ラムサス「・・・・・・機体が違うな。
     貴様、“あの機体”は
     どうした!

フェイ「何のことだっ!?

ラムサス「まあいい。
     どのみち貴様を排除しない限り、
     私に光はないのだからなっ!!

ハイシャオ&ミァンギアとの戦闘

戦闘に勝利する

ラムサス「ちぃっ!
     ここまでか!!
     だが、貴様だけは
     生かしておけん!

フェイ「うわぁーーーっ!

!警告!
>装甲破損、コックピットに浸水
 操縦者生命反応低下中・・・

ラムサス「とどめだっ!!

エリィ「フェイ!!

エリィ、エアッドをする

ラムサス「な、何ぃ!
     エアッドだと!?
     だ、誰が!?

ラムサス「!!
     うぉぉぉっ!

ラムサス「チィッ!
     メインタンクが・・・・・・
     あと一息だというのに!
     くそっ!
     ・・・・・・退くぞ、ミァン!

エリィ「フェイ!!

タムズにて
  
医者「・・・・・・わからん。
   だが、取りあえず、維持装置を
   つけている間は・・・・・・

シタン「・・・・・・大丈夫、と
    言うことですか・・・・・・。

医者「・・・・・・保証はできんがな。
   いかんせん、理由がわからん。

バルト「・・・・・・

エリィ「・・・・・・私のせい、なの?
    ・・・・・・私が・・・・・・。

医者「・・・・・・ならば、
   何とかなるかも・・・・・・



エリィ「フェイは、
    フェイは助かるの?

医者「保証はできんよ。
   じゃが、『教会』本部の
   医局ならば・・・・・・

エリィ「助かるのね?

医者「おそらく、
   何とかなるじゃろう。
   しかし、一般人は
   『教会』本部の聖堂以外に
   入ることは許されてはおらん。
   修道者となるか、
   もしくは『教会』関係者の
   紹介がなければ・・・・・・。

エリィ「・・・・・・

医者「おお、そうじゃ。
   そう言えば今、『教会』本部から
   エトーン<罪をあがなう者>が
   タムズに来とるらしいぞ。

シタン「『教会』のエトーンが
    何のために?

医者「何かの調査の為、
   ということらしいが。

バルト「何だ?
    そのエトーンって。

医者「このアクヴィに出没する死霊を
   浄化することを聖職とする
   『教会』の人間じゃよ。

エリィ「その人に頼めば
    いいのね。

医者「頼んで、紹介してもらえるか
   どうかはわからんが、話して
   みる価値はあるじゃろう。

エリィ「わかりました。
    探しましょう、
    その人を。

シタン「それでは、私は維持装置と共に
    フェイをユグドラまで
    撙螭扦??蓼埂?
    バルトとエリィは
    そのエトーンを探して下さい。

バルト「・・・・・・わかった。

甲板広場にて

エトーン?
それならさっき見たけど、
どっか行っちまったなあ。

マルー「ホント?
    どこへ行ったの?

さあなあ・・・・・・

バルト「何やってんだ、
    マルー。

マルー「あ、若。
    いや、先生に聞いて、ボクも
    そのエトーンさんを探してたんだ。
    それでこの人が
    さっきそのエトーンさんを
    見たって。

バルト「本当か?

てめえ!!
おとなしくしやがれ!
エリィ「バルト!
    あれ!!

おとなしくしてりゃ、
高く売ってやるからよお。

エリィ「なにしてるの、
    あなたたち!

何だぁ?
てめえは。

このガキの代わりに、
てめえを売りとばして
やろうか。

バルト「やるってのか、
    このごろつき共。

上等じゃねぇか。

うわっ

何だ!?

ジェシー現れる

てめぇ!
なにしやがんだ!!

ま、待て、
あ、あいつは・・・・・・

ま、まさか・・・・・・
『ジェサイア』!!

畜生!
おぼえてやがれ!

バルト「お、おい。
    どういうつもりだ。

ジェサイア「動くんじゃねえ。

マルー「ちょ、ちょっと・・・・・・

ジェサイア「うすせえ。
      ソラリスの犬が。

エリィ「・・・・・・

待ってください!

シタン「その短く丈を詰めたライフル、
    その銃さばき、貴方は、もしや、
    ジェサイア先輩!?
    先輩、違います。
    お得意の早とちりですよ。
    彼女はそのお嬢さんを
    助けただけです。

ジェサイア「何?
      その人をくった口のききかたは、
      ヒュウガ・・・・・・か!?

少女「・・・・・・

ジェサイア「だーーっ、もうわかったよ、
      プリメーラ。俺の
      勘違いだったんだろ。

ジェサイア「すまなかったな、
      嬢ちゃん。立ってくれ。

ジェサイア「こいつを助けようと
      してくれたみたいだな。
      こいつがそう言ってる。
      なのに勘違いして
      すまなかったな。
      あ、こいつはプリメーラ。
      俺の娘だ。
      でもって、俺は・・・・・・
      ジェシーとでも呼んでくれ
      ジェサイアなんて呼ぶのは、
      生意気な後輩だけで十分だ。

プリメーラ「・・・・・・

エリィ「?

ジェシー「ありがとうって言ってる。
     少々事情があって、こいつ、
     しゃべれねえんだ。

シタン「・・・・・・このお嬢さんが
    あわてて先輩が御結婚
    なさったときの?
  
ジェシー「人聞きの悪い言い方を
     するな! それに歳を考えろ!
     プリメーラは2人目だ。
     あの時のせがれは
     もう16だぞ。

シタン「これはすみません。
    で、奥方様はお元気ですか?

ジェシー「・・・・・・死んだよ。
     最期を看取る事も出来なかった。

シタン「そうでしたか・・・・・・。
    それで、今はこの街に?

ジェシー「いや、たまたま買い出しにな。
     せがれお野暮ったい用があって、
     その辺を出てやがるが・・・・・・

あのー・・・・・・
さっきのエトーンの方、
いらっしゃいましたよ。

バルト「何!?
    どこだ?

ビリー現る

医者「・・・・・・という訳なんじゃが、
   何とかお力添え
   願えんもんですかのう。

エトーン「そうですね・・・・・・

ジェシー「・・・・・・ったくよぉ、
     もったいぶってねえで、
     助けてやりゃあいいじゃねえか。

エトーン「お、親父!?
     それにプリムまで!?

ジェシー「おう、こいつが
     せがれのビリーだ。

ビリー「どこに行ってたんだよ?
    今まで。本部じゃ大変なことに
    なっているってのに。

ジェシー「何が大変だ。
     娘と買い出しに歩いてて
     何が悪い。

ビリー「事情はよく解らないけど、
    親父の事、不穏分子として
    本部から手配が出てるんだよ!
    今度は何やったの!?
    ケンカ? ギャンブル?
    また人の奥さんに手を出したの!?

ジェシー「ふん、そんなのは俺の腕を
     やっかんでのデマだ、デマ。
     お前もそんなこと
     気にするんじゃねぇ。
     まったく。『教会』に入ってから
     お前、いやにギスギスしてるぞ。

ビリー「・・・・・・

ジェシー「そんな事より、この嬢ちゃんたちは
     プリメーラがさらわれそうになった
     所を助けてくれたんだぞ。
     ぐだぐだ言ってねえで力に
     なってやれや。

エリィ「あの・・・・・・それで、
    『教会』へは紹介して
    頂けるんですか?

ビリー「あ、ああ、そうでしたか。
    妹の恩人とは知らず、
    それは大変失礼しました。
    そうですね。本部の
    医務局にかけあってみる事に
    しましょう。
    僕は神父とは言え、エトーンと
    しての仕事が主であるため、
    必ず、との約束はできませんが。

エリィ「紹介して
    頂けるんですね?

ビリー「ええ。
    この後、『教会』本部に
    立ち寄ることにしましょう。

マルー「ふーん。神父さんやりながら
    エトーンもするなんて、
    変わってるね? 『教会』って。
    ニサン<うち>とは
    やっぱ大分ちがうなぁ。

ビリー「ニサン<うち>?
    あなたはニサンの
    関係者なのですか?

マルー「うん。
    ボク、マルグレーテ。
    よろしくね。神父さん。

ビリー「こちらこそ。
    そうですか。
    ボクは常々他教の
    方とお話しする機会を
    持ちたかったんです。
    後程よろしいでしょうか?

マルー「うん。いいよ。
    でもそんなに時間とれないけど。
    ボクたちも今、大変なんだ。

ビリー「ありがとう。
    ん?・・・・・・マルグレーテ?
    どこかで聞いた名前のような・・・・・・?

バルト「んなこたぁどうだって
    いいじゃねえか。
    ほら、『教会』で口きいて
    くれるんだろ、早いとこ
    行った行った。

ビリー「無礼な人ですね。
    もう少し口のきき方を
    学んだ方がいいですよ。

バルト「なにおう!

ビリー「それでは皆さん、
    僕は『教会』本部に先に
    行って話をしておきます。
    そちらの都合がつけば、
    『教会』本部の方に
    いらして下さい。

バルト「わかった、わかった。
    だから早く行けって。

ジェシー「おう、ビリー。
     俺はちょいと用事が
     できたんでな。
     本部に帰るんなら、
     ついでにプリメーラ、
     うちのガキ共のところに
     連れて帰ってくんねえか。

ビリー「・・・・・・わかった。
    行くよ、プリム。

ビリー、プリメーラ去る

ジェシー「よし、じゃ、俺も
     行くとするか。
     じゃあな、ヒュウガ。
     どうせまた会う事に
     なるんだろ?

シタン「さあ、どうでしょう。

ジェシー「へっ、まあいいや。
     じゃあな、嬢ちゃんたち。

ジェシー去る

シタン「まったく、
    あの人のああいうところは
    変ってないなぁ・・・・・・。

シタン「あ、そうそう、シグルドが
    ユグドラの調整がもうすぐ
    終わると言ってましたよ。

バルト「何、本当か?
    ようっし、今度こそ
    本当に出港だな。

エリィ「アヴェに・・・・・・
    戻るの?

バルト「冗談だろ?
    今はフェイをまず
    どうにかしないと。
    せっかくあの、いけすかねえ
    奴が紹介してくれるってんだ
    『教会』本部に行くしかねえだろ。

エリィ「・・・・・・ありがとう。
  

バルト「へっ、何でお前に
    礼なんざ言われなきゃ
    なんねえんだ?

マルー「ふふっ。そうだよ、
    エリィさん。

エリィ「・・・・・・そう、よね。
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