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楼主: hamaliel

[原创]异度传说二章~日文剧本(整理中,100%完成)

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精华
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 楼主| 发表于 2004-6-29 09:52  ·  广东 | 显示全部楼层
(夜庭)

(ジンは蝋燭をともし、庭に座ってる)

ケイオス
「こちらでしたか――

(柔らかな琴の音が聞こえます)

ジン
「いい声でしょう
眠れない夜は
ここが一番落ち着くんですよ

ケイオス
「シオンさん――ですか

ジン
「ええ まぁ
あれとは二年ぶりでしてね
まだまだ子供だと思っていたんですが
中々どうして――
あの性格は祖父ゆずりかな

(燭光が蛾を誘き寄せる)

ジン
「で 何が聞きたいのですか
話があるから 此処にいるのでしょう

ケイオス
「あの――ジンさん
もしかしたらまだU-TIC機関のことを――

ジン
「その件ですか――

14年――

長いようでいて
実は昨日の出来事だったんだな あれは
どうも私は
その呪縛から逃れられない呙?韦瑜Δ?否 自ら招いたのか――
狩猟採集民として
その歴史をスタートさせた人類は
やがて火を操る術(すべ)を見いだし
その火から刃(やいば)を手に入れた
未来を模索する意識は
時と共にその姿を変えてゆき
そこに灯明を見いだした時
人は その本来の存在を忘れ奔走する

思えば 私達人類は
燭光に誘われ 舞い寄る
羽虫のようなものなのかもしれません
その先に待っている結末も知らずに――

(ジンは燭光に寄り付く蛾を庇う)

ケイオス
「ジンさん――

ジン
「あれが
色々とご迷惑をおかけしたようですね
つたない妹ですが
これからもよろしくしてやって下さい

ケイオス
「そんな――

ジン
「私はあれが”最も辛い時期”に
側にいてやれなかった
そして それを引きずって
未だに近くにいてあげる事が出来ない
怖いんだな きっと
今以上近づいたら 自分は家族として
兄として 認めて貰えないんじゃないか――
そんな事を怖がっているんです

ケイオス
「シオンさん
何かにつけて あなたの事を口にするんです
それって あなたの事を大事に想っている
そういうことだと思いますよ

ジン
「で その後に
だめな兄貴――
って接尾語が付くんでしょう

ケイオス
「まあ たまには――

ジン
「しかし不思議ですね
あなたには何でも話せそうな
そんな気持ちになる
私よりはるかに老成されているような
何百年も生きているような
そんな雰囲気すら感じます

(これこそ会話技術ですわ、冗談により真実を語り出す)

ケイオス
「まさか
単にのんびりした性分なだけですよ
だからJr.にはいつもせっつかれています
お前は”とろい”ってね

二人
「ははは は はは

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

翌日

シオン
「おまたせ

ケイオス
「私服のシオンって なんか雰囲気ちがうね

シオン
「そぅ―――へんかな

ケイオス
「そんなことないよ すごく似合ってる

シオン
「ありがと

ケイオス
「いいのかい
お兄さんに挨拶なしで出て行っても

シオン
「いいの 昨日の今日だし
顔合わすと何いっちゃうかわからないから
それよりごめんね
モモちゃんの解析に付き合えなくて
こっちもいろいろ忙しくて――
アレン君を放っておくわけにもいかないし
KOS-MOSのことも心配だしね

ケイオス
「大丈夫 心配しなくてもいいよ
解析自体はそんなに難しいものじゃないし
ファウンデーションのみんなも
協力してくれるからね

シオン
「モモちゃんに
頑張ってって伝えて

ケイオス
「うん わかった
じゃ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ケイオス
「さあ・・・。
モモちゃん達が待ってる。
U.M.N.管理センターにいかなくっちゃ!
nds

轮回者

水至清无鱼~人至贱无敌

精华
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发表于 2004-6-29 20:04  ·  浙江 | 显示全部楼层
看不懂,谁来翻译啊

精华
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 楼主| 发表于 2004-6-29 20:11  ·  广东 | 显示全部楼层
ユリ
「はっ
(ユリは席から立つ)

ジギー
「ミズラヒ博士 これは――

ユリ
「システムを一つ一つ解析しても
何も見つからない筈ね
各層自体は解像度の低い断片――
散りばめられた記憶の欠片のようなもの
全てが同時に活性化して
初めて全体像を結ぶ――
ヨアキムが仕掛けた
壮麗な騙し絵――                         (騙し絵:視覚的な錯覚を利用した隠し絵。)

遮断再実行
外部ハッキングからの防衛ロジック
再構築しなさい

女性
「はい
防衛ロジックの再起動 試行しています

拒絶されました

ジギー
「モモ!

メリィ
「モモちゃん!

モモ
「ご め ん な さ い

モモ――

気付かな――かった――

ガイナン
「いかん これは――

ユリ
「自己展開するトラップが存在している
これは ヨアキムの意図ではない
もっと新しい――
恐らく”歌声の塔”での侵入時に仕掛けられたもの

ガイナン
「アルベドの罠か     (ガイナンの目はまた緑になる)

女性
「防壁ロジック崩壊まで あと20秒
このままでは 全てのデータが流出する恐れが

(ユリは女性の席を取る)

ジギー
「ミズラヒ博士 何をする気です

ユリ
「非常用の制御コードを使って
データを破棄します

ジギー
「ばかな そんな事をすればモモが

ユリ
「仕方ないわ
”Y資料”が敵勢力の手に渡る事態だけは
なんとしても避けなければ

ジギー
「ミズラヒ博士――

(ユリの指は既に起動ボタンの上に)



ユリ
「――モモ

(やっぱり出来ない、ママ最高!)


「ミズラヒ博士――
ホログラフィック・ネットワークが
自己崩壊を始めました

「展開データ 消失していきます

ユリ
「そんな 私はまだ――

ジギー
「どういう事だ

ユリ
「モモが――
モモが自ら
神経回路を断って 記憶を分散させているのよ

ヨアキムに託されたものを守る為に
精神を自爆させるつもりだわ――

ジギー
「なんだと――

ユリ
「モモ――


「百式プロトタイプ
システム機能停止しました

(ユリとジギーはモモに走って)

ユリとジギー
「モモ――

(モニターにアルベドが出現)

アルベド
「やあ
贈り物は気に入って貰えたよな

ガイナン
「アルベド――

アルベド
「ミズラヒの遺産は ぺシュが体を張って
守り抜いたようだな
健気なもんだ
どんなに愛らしくとも
所詮は木偶(デク)人形に過ぎないものを
ミズラヒの戯言(たわごと)に仱护椁?ヒトになる奇跡を待っている――

ジギー
「木偶(デク)人形 だと

(アルベドは狂乱的に笑ってモニターから去った)

(ユリは一生懸命で心臓蘇生術をしてる)

ジギー
「ミズラヒ博士 モモは――

ユリ
「蘇生します
死なせはしないわ――

修復ナノユニット注入
素子活性剤シリンジを12本用意

(ジギーは自分の子供の死んだ頃を思い出した
小さな靴が血の海に浸っていて、?ぅ蕙螗趣文肖悉饯紊夏?护肆ⅳ盲皮浚?
ユリ
「今度こそ
助けてみせる
今度こそ――

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

シオンとJr.とヘルマーと通信

シオン
「モモちゃんが そんな事に――

Jr.
「すまない 俺達がついていながら
こんな事になっちまって――

ヘルマー
「基礎機能は回復――いや
一命は取り留めたが
人間の脳にあたる
神経ネットワークが寸断された状態だ
”Y資料”を復元する為
ヴェクター三局の技術をお借りしたい
事態は既に 我々
一自治体だけの問題ではなくなっている
第二ミルチア政府として
君達に公式な協力を要請したい

シオン
「モモちゃん
お父さんの遺志を守る為に――

わかりました ぜひ協力させて下さい
私にとっても モモちゃんは大切な友人です

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(通信完了)
アレン
「大変な事になりましたね。
でも、三局から人を手配するとなると
結構時間が掛ると思いますよ。
それまで、モモちゃんが
無事だといいんですけど・・・・・・・。

シオン
「・・・・・・アレン君、
悪いけど三局に機材の手配お願いできる?

アレン
「え?それはかまいませんけど。
まさか・・・・・・主任?

シオン
「うん、私が行って来る。
このまま黙って見過ごせないもの。

アレン
「やっぱり・・・・・・。
越権行為ですよ?
マズイと思うけどなぁ・・・・・・。

シオン
「大丈夫、責任は私が取るわ。
アレン君には迷惑かけないから。
じゃ、お願いね。

アレン
「あ、ちょっと、主任!
ーーーーーーーーーーーーーー
エレベーター前
アレン
「主任ー!
待ってくださいよ、主任!

シオン
「アレン君?

アレン
「機材の方は三局に発注しときました。
あと、作業の予定を開かれたので
ちゃんと教えときましたから。

シオン
「ちょっと、
私が行くって言ったでしょ!?

アレン
「大丈夫です。
担当者が到着する頃には、
作業はすべて終了しているはずです。

シオン
「アレン君・・・・・・。

アレン
「一人で行くなんて言わないでくださいよ。
僕もついて行きますからね。

シオン
「わかったわ。
急ぎましょう!

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 楼主| 发表于 2004-7-2 15:10  ·  广东 | 显示全部楼层
偷懒了两天,哈哈哈哈哈哈

-----------------------------------------------------------------------------------------------

議会

「どういう事だ

「何故今 移民船団が第二ミルチアに対し
艦隊を派遣する必要があるのかね

「まぁ そういきり立つこともあるまい
彼らの言い分も聞いてみてはどうかね

教皇
「発言の機会をいただき 感謝する

かつて この宙域に
ミルチアなる大地が存在していた
周知のとおり その大地は
14年前に起きた事象により
呪われた過去として
人類最大の遺産と共に封印された

もともと かの遺物は
全人類の所有物であり
古の時代から我々が移民船団により
管理されてきた物である

「待ちたまえ 現在ゾハルの管理は
連邦政府の管轄となっているのだぞ
まさか 大いなる遺産とやらを
独占したいだけなのではないのかね

教皇
「それは心外な事を
独占を企んでいるのは 我々ではなく
他にいると申しておるのです

「まさか ミルチア政府がそうだとでもいうのか

教皇
「彼らは 14年前の事件をきっかけに
自らの武力行使を正当化し
そして その力の象徴として
天の車なる巨悪をこの世に出現させ
この世界に 紛争を再燃させようとしたのだ
彼らの目的は紛争の混乱に仱袱啤【丧撺毳隶ⅳ?遺物を私欲の為に利用する事であり
我々は おぞましき簒奪者である
ミルチア政府に対し
遺物に関する 旧来の自治権を
主張するものである

「先の件は U-TIC機関の犯行によるもので
ミルチア政府への疑惑は
晴れたはずではないのかね
ヴェクターからの証拠のデータも
あると聞いているが

「いや ミルチア政府にヴェクターが
肩入れしているというウワサもある
あのデータとて
どこまで信用できるものか――
現にミルチア政府の代表が
どこにもおらんではないか

「ヘルマー議員はどうしたのだ
この件についての釈明はないのか――


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

同時、ウヅキ家

ジン
「ご無沙汰しておりました 中将――
いや 第二ミルチア星系代表討議員と
お呼びした方がよろしいですかな

ヘルマー
「昔通りでかまわんよ 大尉
その方がしっくり来る
聞かないのか
私が何の目的があって来訪したのかを

ジン
「おおよその見当はついていますよ

ヘルマー
「そうか――
ならば 単刀直入に言おう
大尉 君の力を再び貸してほしい

カナンは知っているな

ジン
「ええ
懐かしい名です

ヘルマー
「そのカナンに君が託したデータ
その正体を――真実の姿を究明したい

ジン
「あれは非合法に入手したものです
証拠能力は皆無ですよ

ヘルマー
「それでも構わん
我々の真の敵が誰であるのか
それだけでも良い
私は知りたいのだよ 大尉

ジン
『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
中将 今の私はしがない古書肆です
とても中将のご期待にそえるような――

(ヘルマーはあるデータをジンに)

ジン
「これは――

ヘルマー
「真実は君にとっても
非常に有益なものとなるはずだ

(ジンはデータを見ながら)
ジン
「中将――カナンにインプットした
データの究明の為には
我々は再びあの地に行かなくてはなりません
それが何の意味するのか
ご承知の上での事なんですね

ヘルマー
「承知している
そして覚悟もな

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

U.M.N.管理センター

Jr.
「シオン?
何だよ
てっきり三局の人間が来ると思ったのに
これは一局の管轄の作業じゃないだろう

シオン
「うん
本来なら三局から担当者が来るんだけど
場所も近いし 私の方が動きやすかったしね
もちろん 機材はすべて三局から転送済みよ
技術的には何の問題もないから安心して

アレン
「まったく 強引なんですから
いいですか
あとで三局に謝りに行ってくださいよぉ

ケイオス
「そういうアレンさんも
しっかり手伝ってるんですね

アレン
「え いや 僕は
主任一人に任せられないし―――

シオン
「Jr.君 私達もモモちゃんを助けたいの
それとも 私とアレン君じゃ 頼りないかな

Jr.
「いや アレンはともかく
シオンが来てくれたのは 嬉しいよ

アレン
「ちょっと
それはどういう――

Jr.
「時間はそうない
準備が整いしだい行くぜ

シオン
「ええ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

アレン
「皆さん、ダイブの準備はいいですか?
モモちゃんの深層意識内は、
かなり不安定な状態だと推測されます。
どんな危険があるか分かりませんから、
ちゃんと準備した方がいいですよ。
用意ができ次第、すぐにダイブを開始します。
僕はここで待ってますから、
よければ声を掛けてください。
準備はいいですね?
問題なければダイブを開始しますよ。

準備OK!

アレン
「了解!
では、ダイブを開始します。

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 楼主| 发表于 2004-7-2 15:11  ·  广东 | 显示全部楼层
アレン
「ダイブ被験者は主任
Jr.君 ケイオス君 ジギーさんの四人
あと 二局からKOS-MOSのデータを
エンセフェロン内に
同時に送り込んでもらうよう手配してあります
彼女がいたほうが何かと心強いでしょうから

シオン
「さすが 気が利くじゃない

アレン
「ダイブターゲットは
サクラ・ミズラヒの記憶を構造モデルとした
モモ・ミズラヒの深層領域
KOS-MOSエンセフェロンでのダイブ同様
近接空間と時間軸を共有した者の記憶を
共鳴再生する可能性があります

Jr.
「この場合 それは俺だ

シオン
「Jr.君――

ジギー
「ミズラヒ博士から サクラ・ミズラヒは
中枢神経系の器質障害を患っていたと聞いたが
彼女と接した経験があるのか

Jr.
「ある

サクラの症状は
U.M.N.に潜在する波動異常と
なんらかの接点を持つと考えられていた
彼女の治療は 我々U.R.T.V.の
U.M.N.連結訓練を兼ねて
ユーリエフ・インスティテュートで行われた

シオン
「モモちゃんの元型である サクラちゃんと――

ジギー
「一つ聞かせてもらいたい
ウ・ドゥとは何なのだ
おまえ達U.R.T.V.は
何故 対ウ・ドゥ用に生み出された

Jr.
「ウーヌス・ムンドゥス・
ドライヴオべレーション・システム――
名前だけ聞く分には
U.M.N.の制御A.I.のような響きだが
あれは人間の手によるモノじゃない

シオン
「そう 違う――A.I.なんかじゃない
そんな単純なものに
あんな局所事象変移を起こせる筈がないわ――

Jr.
「そうだ
それはただの口当たりの良い名前
俺達も 最初は信じ込まされていた
U.M.N.上に潜在する
危険な波動を帯びた人工意識体だってな
嘘っぱちさ
俺達の父 ディミトリ・ユーリエフは
何もかも知ってやがった

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

(回想。対ウ・ドゥ現場、U.R.T.V.は全員ある深く洞穴の出口を包んでいた)
(ウ・ドゥは穴から出て!)

ルベド
「よし 精神連鎖(リンク)展開
全U.R.T.V. 固有波を俺に合わせろ

(アルベドは泣いてばっかり、ルベドは彼の手を伸ばさせ)
ルベド
「来るぞ

(全U.R.T.V.の手により、青い円環を形成し、ウ・ドゥを制圧する)

アルベド
「ルベド 怖いよ
手を離さないで

ルベド
「集中しろ アルベド
訓練通りにやれば 間違いはない

(突然、恐ろしいシーンはルベドの心に浮かび、あれは星の崩壊、すべての果てだ)

ルベド
「なんてこった――

(ルベドは円から手を離す)

二グレド
「ルベド?

ルベド
「緊急回避 精神連結(リンク)閉鎖だ

全U.R.T.V.「!!!

ルベド
「精神波動とはいえ
力学的には 反存在衝突の一種だったんだ
俺達の衝突は 熱量に変換される
親父め――
全部 知ってやがったんだ

二グレド
「もう連結(リンク)は完成してる
止まらないよ

(ルベドは出ようとするが、右手はまだアルベドと組んでいて)

アルベド
「イヤだよ ルベド 離さないで

ルベド
「ダメだ 遮断する

アルベド
「離さないで――

(ルベドはアルベドと手を放されたんだ、リンク断した)

(ウ・ドゥは標準体と接触(侵食)、そして、アルベドに・・・・・・)

(アルベド絶叫)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(回想完了)

ジギー
「その実体は――

Jr.
「反存在である俺達U.R.T.V.ですら
正確な正体は知らされていない
ヒトの手で御する事など無证?上位領域のエネルギー
そういう存在だ
ウ・ドゥ――

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

アレン
「エンセフェロン構築 完了しました
非局所的連結(インターコネクション) いつでも開始できます

シオン
「OK 始めて

アレン
「この仕事にかけては 僕はプロですからね
皆さん 安心して行って来て下さい

女性
「インターコネクション 接続準備開始

シオン
「うん
頼りにしてる

(アレン嬉しい~~)

アレン
「KOS-MOSのデータ転送を確認
再構築開始

ダイレクト・アプローチ
準備全てOKです

Jr.
「よし
行くぞ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

深層領域

ジギー
「ここは

Jr.
「モモの深層領域に潜在する
サクラの内的世界だ

モモ―――
(モモは小屋外に座ってる)
モモ 無事だったのか
聞こえないのか
返事をしろよ

シオン
「無駄よJr.君 彼女は返事をしないわ

Jr.
「なぜだよ
ちゃんとここにいるじゃないか

シオン
「彼女は今 人格層を停止した状態
しかも 神経ネットワークが分断されてるのよ
私たちの事を理解することができないわ
こちらからの問いかけも
聞こえているかどうか――

Jr.
「そんな――くそ

シオン
「ここにいるモモちゃんは
あくまで 彼女の無意識上の産物
たとえ何らかの行動を起こしたとしても
それは 条件反射的に行動しているだけなのよ
モモちゃん こんな状態でも
一生懸命 私達を助けようとしてるんだわ――

ジギー
「何をしている
時間がないのだろう
これ以上モモに心配をかけるつもりか

Jr.
「わかってる
モモ―――もう少しの辛抱だぞ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Jr.
「・・・・・・さぁモモ、一緒に行こうぜ。
必ずお前を助けてやるからな。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

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 楼主| 发表于 2004-7-4 18:41  ·  广东 | 显示全部楼层
(『』--『』記号はダイブしたシオンたちの言葉)

(一階には
 綺麗な貝殻で装飾された
 『宝石箱』が置いてある・・・。

サクラの家 二階の部屋
ベッドにはモモらしき女の子が眠っている

『』

シオン
「あれは――
――モモちゃん

ジギー
「違うな

Jr.
「サクラだよ

『』

???(アのこえ)
「ルベド――
ま 真っ暗だよ

???(ニ)
「なんか狭いな――

???(ル)
「分かってるよ
ちょっと黙ってろ

???(ア)
「ねぇ 怖いよ
明かりつけてよ

???(ル)
「やめろよ
そんなに動くなって――イテテ

???(ニ)
「バカ 押すなよ

(三人は戸棚の中から突き破って出る)
ルベド
「なんだ ここ

アルベド
「設置座標 間違えてる

ルベド
「アルベド
さっき 足踏んだろう

アルベド
「ええ 
し 知らないよ

『』

シオン
「あっ

Jr.
「そう――
14年前の俺達だよ

『』

アルベド
「ぼくじゃないよ
二グレドじゃないか

ルベド
「いや アレは絶対・・・・・

二グレド
「座標は合ってる
あの女の子が僕らの接触対象だよ

(サクラはベッドに座ってる)

アルベド
「あの子 こっち見てる

ルベド
「ご ごめんなさい

サクラ
「あなたたち――                       (超かわいい~~おっさん大好き><)

ルベド
「今度は玄関から来るよ――

サクラ
「待って

あなた達――
わたしの言葉 聴こえるの

(三人は頭を縦に振る)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(サクラ沈黙)

サクラ
「嬉しい――あなた達が 来てくれて
(嬉しくて泣いてた)


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(これからは三人の幻を追って)
(ある施設に転移)
ユリ
「ディミトリ
本当に あの少年達が
サクラの治療に役立つと

ディミトリ
「君の娘さんが抱えているのは
単なる器質疾患ではない
反ウ・ドゥ波動を有する
U.R.T.V.との接触は 有益だと思うよ

ユリ
「U.M.N.の共時性に対する感受性過敏――
狭い宇宙の時代には
存在しなかった疾患だわ

研究員
「U.M.N.ダイブミッション
フェーズ6 終了
U.R.T.V.部隊 No.660から順次
ダイブアウト開始
ダイブポット開放します

(ルベド目覚め)
ルベド
「あの子が――
あの女の子が 言ってた
ママを大好きだ って――
いつでもママを愛してる って――
そう伝えてくれって

ユリ
「あっ

ルベド
「えっと――
去年の誕生日に貝殻の宝石箱を貰った って
そう言えば ママには通じるから って

ディミトリ
「ほう 波長が合ったか

ユリ
「サクラと話せた――の

(ルベド頭を縦に振る)

ユリ
「あなた 名前は

(ルベド、ダイブポットから出る)

ルベド
「ルベド
あ――じゃなくて――
U.R.T.V.個体ナンバー666 です

(ユリはルベドの手を優しく握って)

ユリ
「ルベド
これからも あの子の言葉を私に伝えて
――お願い

ルベド
「あっ・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・
はい!

『』
シオン
「お母さん――か
『』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
シオン
「ここは・・・・・・?
Jr.
「ユーリエフ・インスティテュート。
U.R.T.V.の養成施設だ。
俺が作られた場所だよ。
シオン
「何か、時間が停滞しているような・・・。
不思議な感覚の世界ね。
ここの人達には、私達が見えないのかしら?
Jr.
「ああ、そのようだな。
ここはサクラが生きていた頃のまま、
時間が止まってるんだ。
けど、何故この場所なんだ・・・?
どうやったらモモを助けられるんだよ?
ジギー
「ふむ・・・どうやら、
あの3人組の幻影が鍵のようだな。
まるで、我々を
どこかへ誘っているように見える。
シオン
「そうね、当てもなくうろつく時間はないわ。
とにかくあの3人を探しましょう。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ピアノ室の中、ユリとサクラは一緒にピアノを弾いてる

ルベド
「サクラ――
本当に 現実世界(こっち)では喋れないんだな

ユリ
「ええ
外界を認識し
内面を表出させる脳の回路網が
寸断されているの
電位バルスの制御が
不安定だと远悉丹欷郡猡韦?薬品投与も
ナノマシンによるグリア補助も
効果を表さなかった

ルベド
「おかしいな
ナノマシンで膜電位を補正しても
効果が上がらないなんて

ユリ
「そうね
でも
今は貴方の持つ波動――
固有波長が
サクラの欠損部分を埋め合わせてくれている

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サクラの世界、小屋

サクラ
「パパも 治療の研究をしてくれているみたい
とても人間に近いレアリエンを作って
私の感覚を
常にインターリンク出来るようにするんだって
それが成功すれば
もうママを悲しませずに済むんだ

ルベド
「ん~~
いい両親だな
サクラんちは

サクラ
「ルベドは?
ルベドのお父さんはユーリエフ博士でしょ
お母さんは いないの

(穏やかな黄金の夕日)

ルベド
「いるさ
遺伝的な意味では
傷一つない染色体を持った 健康な***
俺達が知っているのは それだけ

サクラ
「捜さないの?
会いたくない?

ルベド
「会ってどうするんだよ――
貴女は遺伝子操作された
生体兵器の生みの親です って言うのか

サクラ
「そんな言い方 しないで
ルベドは素敵な男の子だよ
兵器なんかじゃない

ルベド
「違うもんか――
俺達がインスティテュートの外に出られるのは
戦争が起こる時だけだ

サクラ
「あのね ルベド
一つ お願いがあるんだけど――
もうすぐ ”妹”が産まれるの
ママから産まれるんじゃなくって
ちょっと違う感じの妹なんだけど
その”妹”とママを――
わたしの代わりに 守って欲しいの

ルベド
「いいよ
おまえの妹なら
俺の妹だと思って面倒見るよ

サクラ
「約束だよ

ルベド
「おう
まかしとけ――

(キス!!!顔だけ・・・・・・)

ルベド
「あっ

(サクラ逃げちゃう)

サクラ
「おやすみ ルベド
また明日ね

(ルベド嬉しい~~~)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

二グレド
「ふうん
ピアノに合わせて練習するんだ
そんなに あの娘(こ)が気になるんなら
ずっと仮想空間にいたらどう
あの娘(こ)も喜ぶと思うよ

ルベド
「そんなんじゃねえって

アルベド
「最近のルベド 集中力が落ちてる
ウ・ドゥ・シミュレーターの
模擬訓練が控えてるのにおかしいよ

ルベド
「そ そんくらい
俺だって判ってるさ
連結始点(リンクマスター) として
任務(ミッション)は全うする

アルベド
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ルベドを信じていいんだよね
ルベドがいれば
ウ・ドゥなんて怖くないんだよね

ルベド
「当たり前だろ
シャンとしろ
おまえだってU.R.T.V.標準体とは
桁外れの波動を持つ変異体なんだから

(アルベドは”変異体”と聞いて、すぐ泣いてた~)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

女の子
「はじめまして 666ルベド
私はU.R.T.V.668
シトリンと呼んでくれていいわ

ルベド
「668――
女性体って 始めて見た

シトリン
「あら
オリジナルの受精卵は
X株とY株の二種保存されているわ
私はmtDNA保存を重視したX型
あなたたち単純なY型だけで
計画が行き詰まったら困るでしょ

アルベド
「女子棟があるとは聞いてたけど――

二グレド
「欠番は死んだ子なんだと思ってた

シトリン
「確かに 処分された個体も多いわ
あなたたち男性体と違って
女性はもう9人しか生存していないし
資質では劣らないはずなのに
とても残念よ

ルベド
「処分 って――
簡単にいうなよ
おまえ 生意気だぞ

シトリン
「あなたも 生意気さでは
なかなか負けていなくてよ ルベド
私達は普通の子供じゃない
自らの波動を制御出来ずに 死んでいったとしても
泣き言など許されないのよ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

(ダイブ準備)

アルベド
「僕 あいつら嫌いだ

二グレド
「しっ

アルベド
「だって 見なよ
自分の意思ってものがなくって
全員で一塊の自我なんだぜ
なんで665番までは ああなのかな

ルベド
「標準体達は反波動が弱いんだ
でも そう生まれたのは 彼らのせいじゃない

アルベド
「うー やだやだ

ティミトリ
「これは演習ではない
睡眠状態の被験者――
その深層意識へ U.M.N.経由ダイブを行い
知覚障害を改善する
対ウ・ドゥ訓練としても
得るものが大きいミッションだ

ユリ
「降下目標は白い砂浜のある 海
この海は 被験者による
意識障壁下の主観的イメージです
そのイメージの中に潜む
神経伝達を阻害しているものを
把握 除去していただきたいのです

ルベド
「海――

アルベド
「海なんて 見たことない

二グレド
「そうだね いつか行こう

(ルベドは突然、目の前のことに驚かせた、標準体は彼を見ていて、憎くの目で)

標準体
「どうして――

どうして 君がリーダーなの

666

変異体のクセに

怪物のクセに

(ルベドは自分の手を上げ、666の赤字を見ていて)

アルベド
「黙れ 標準体(クズ)ども――
ルベドを馬鹿にするな
おまえ達とは パワーが桁違いなんだよ

二グレド
「アルベド やめよう
彼等は 敵じゃない

(ルベドに)
大丈夫
僕もアルベドも 君を信じてる

(ダイブ開始)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ルベド
「目標ポイントは海。
森の中を北へ進めばたどり着くはずだ。
さあいこうぜ!

精华
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 楼主| 发表于 2004-7-4 20:32  ·  广东 | 显示全部楼层
海への山道
ウ・ドゥような球体が低空に出現し、四体のU.R.T.V.の上で

ルベド
「これが――
サクラの抱いている恐怖――

ウ・ドゥはルベドと接触しよう
二グレドがそれを阻止した

二グレド
「危ないっ うしろっ

アルベド
「何だよ これ しつこいな――

ルベド
「標準体は
精神連鎖(リンク)を張って 一気に叩くぞ

アルベド
「ルベド あれ

標準体
「波動だ――

波動が来る――

ルベド
「おい 何を言って――

波動は標準体と接触

標準体
「いやだあぁっ

アルベド
「奴等 汚染されてる
ウ・ドゥ・シミュレーター内でもないのに

(戦闘開始)

海辺

汚染体は変な行動をする

Jr.
「うわぁ

(戦闘終了、アルベドは必死に標準体を殴る)


アルベド
「ルベドに手を出すなって 言ったろっ
僕等 変異体が変なんじゃない
おまえ達が役立たずなんだよっ

ルベド
「やめろっ
殺す気か――

アルベド
「ルベド――

(ルベドは妙な顔をし、去った)

アルベド
「なんで そんな目で見るのさ
ルベドォッ!!!

--------------------------------------------------------------------------

アルベド
「――なんだよ

ルベド
「何考えてたんだ
ナンバー623は 重傷だぞ

アルベド
「なあんだぁ そんなこと
心配する必要ないよ
あんな怪我 すぐ再生すればいいんだ

ルベド
「おまえ 何言って――

アルベド
「何って――
こうだよ

(アルベドは自分の頭に銃を撃つ、血は地上に散らばった)

ルベド、二グレド
「あああああ――――――――

(アルベドの頭はすぐ再生した)

アルベド
「ほらね

ルベド
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
馬鹿っ!!!

(アルベドを殴る)

二度とそんな真似するなっ
死んだら――
死んだら 二度と生き返らないんだぞっ

アルベド
「・・・・・・・・・・・・
そんな――まさか――
ルベド達は再生しないの

ルベド
「当たり前だっ

二グレド
「それは――君だけの特殊能力なんだよ

アルベド
「僕だけ――

(泣き始めた)

二人とも 僕を残して死ぬの――
嫌だああぁっ

(ルベドを抱いて)

一人ぼっちは――ヤダぁっ
ルベドが死んだら 僕も死ぬぅ

ルベド
「ばっ 馬鹿――
縁起悪いこと言うな
俺まで 悲しくなってきたじゃねーか

(二グレド、少し二人を離れ)

アルベド
「ルベド 置いていっちゃ嫌だ――

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

(アルベド、木の下二つの墓を作る)

『』
シオン
「彼は何をしているの

Jr.
「わかんねぇ
けど あの日――
自分は死ねないと知った日から
アルベドは どことなく変わっていったんだ

シオン
「そうだったの――

Jr.
「俺達には解らなかった
死ねない体を持つというのは
どんな気持ちなのか――
解りようがなかった

ジギー
「死は魂の休息――
そう言ったのは 誰だったかな
肉体は死なず 精神の負う恐怖だけを
積み重ねてゆくとしたら
もはや世界は 永遠の牢獄でしかない

(コスモス頷く)

Jr.
「おっさん――

・・・・・・・・・・・・
俺とアルベドは 元は一つだった――

シオン
「オリジナルの受精卵が同じだから?

Jr.
「いいや
文字通り 受精後28週まで
背中でくっついていた
この辺にアイツの心臓がくっついててさ

シオン
「えっ

コスモス
「稀に 不完全な分裂によって――
臓器の一部を共有する双生児が存在します

Jr.
「その通り
基本的に 細胞の再生を止めたり促したり――
俺とあいつの特殊能力は
同じ原理で成り立ってる
切り離された事で
その方向性は両極へ向かったがな
だからこそ 俺はアイツを
見放しちゃいけなかったんだ

シオン
「Jr.君――
もう一度 歩み寄れないのかな
あの人と――

Jr.
「うん
俺もあいつも ヘソ曲がりだからな

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

(ダイブ準備)

研究員
「個体ナンバー666
ニューラル・モニタリング開始
膜電位 安定しています
ナンバー667
自発脳波周波数20から28ヘルツ

ディミトリ
「落ち着け 子供達――動揺するな

研究員
「8ヘルツ 安定しました

ディミトリ
「そうだ それでいい

ヘルマー
「これが U.R.T.V.か――

ユリ
「ディミトリ 大丈夫なの
サクラの為とはいえ
あの子達を苦しめたくはないわ

ヘルマー
「少年達とは聞いていたが
これほど幼いとは――

ディミトリ
「軍人が感傷的に過ぎるぞ ヘルマー

ヘルマー
「私は 人の生命を守るのが
軍人の務めだと思っている

ユリ
「今日はサクラも一緒よ ぼうや

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ルベド
「今回のミッションも
前回と同じく海が目標ポイントだ。
アルベド、二グレド、いくぞ!

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 楼主| 发表于 2004-7-5 01:34  ·  广东 | 显示全部楼层
(海への道・冬)

ルベド
「サクラ
今日は何もいない
走ればすぐに海だ

(サクラ頭を横に振る)

ルベド
「なんでだよ 行こう
病気を治して
俺と本物の海へ行こう

(サクラはルベドの影を見、怖く言って)

サクラ
「ルベド―― それ――

(その影は・・・・・・
 悪魔の形だ)

アルベド
「ひゃはははは―――
なんだ
ルベドも――
ルベドも 僕の仲間なんじゃないか
  あはあはははっは
 (アルベドは紫の霧に包まれる)
ルベドも化け物だったんじゃないか
そうだよね
元は僕と一つだったんだものね
僕が化け物なら
ルベドも化け物に決まってるじゃないか
ははははは
嬉しい
嬉しいよ――
はははっははっはっはははっははあ        (超強表現!!この声優は一体だれだ???誰か知ってるなら教えて!!!)

ルベド
「違う これは――
俺の影じゃない

サクラ
「ルベド 怒らないで――
落ち着いて――お願い

ルベド
「俺は 怪物じゃないっ

アルベド
「ひゃあはははっは
ひひゃはははあはははっは
(急に成年アルベドの声となった)
はははははっはははあ

今も右胸に鼓動を感じるか ルベド
おまえの右背に埋まっていた
俺の心臓をさ

(サクラはモモの幻影と重ねた)

サクラ、モモ
「これは罠だよ ルベド

(ルベド暴走、紅光爆発)

サクラ
「ルベド!!!
だめ――

(現実のJr.も暴走)

Jr.
「アルベドォ!!!!!!!!!!!

(現実にいるアレン)
アレン
「主任
エンセフェロンフィールド構造体が
急速な崩壊を始めています
システムの異常ではなく
モモちゃん側に
依然 トラップが残存していた可能性が

シオン
「やっぱり まだあったのね
エンセフェロン・ダイブの可能性も
見越していたの

ジギー
「アルベド――と言ったな
あの男もサクラ・ミズラヒの知己だったのなら
ここへJr.を降ろすのも
予定のうちだったのかもしれん

アレン
「エンセフェロンへのバイパス侵入

(アルベド侵入!!Jr.を掴まえる)

アルベド
「いい匂いだ ルベド
怒りが全身を駆け巡って
気化する匂い
ノルアドレナリン過剰なんじゃないか

ジギー
「Jr.

シオン
「Jr.君も 落ち着いて
兄弟と こじれたままは哀しいんでしょ

アルベド
「こじれる
俺とルベドは これでも仲がいいんだぜ
お嬢ちゃん

(アルベドはルベドの体に侵入)

Jr.
「ア ル ベ ド――
 おおおおおおおおおおおおおおおおお

アルベド
「そう そう そう そう
その調子だよ
来い
積年溜め込んでいたものを ぶちまけろ

Jr.
「ブッ飛ばすぞ――
てめえは 生け捕りだ

アルベド
「ええねぇ やってみろ

(Jr.爆発、アルベドをぶっ飛ばす)
(アルベド立つ)
(二人パワー対決全開!!!)

シオン
「駄目よ Jr.君
戦って――辛い思いをするのは君の方

ジギー
「待て シオン
Jr.は力を制御出来ていない

(モモはこれを見ていて)

アルベド
「あぁ 誉めてやれよ
ルベドは充分に感情を抑制してる
だが 体が闘いを欲しているのさ
なにしろ俺達は
兵器だからなぁ

(現実側)
モモ
「やめて――

(エンセフェロン内)
モモ
「やめてっ

(モモは二人を止めるが、変な様子になった)

アルベド
「かかったな ペシェ

(空には紋章が出現、モモから出てゆく紫の光は紋章と接触)

アルベド
「おまえは本当に純粋で扱い易いよ
機械仕掛けの天使
ミズラヒも酔狂な男だ
ヒトに似せた心など持たせない方が
安全だったろうに

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
モモ
「あっ
(皆が現実に戻る)

シオン
「モモちゃん 目が醒めたのね
Y――資料は――

ユリ
「流出したわ――
この14年間
我々が最も恐れていた”鍵”が――
時局は動き出した
もう止まる事はない――

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

(宇宙、シメオンのなか)

アルベド
「これだ――
深淵の鍵――
ミルチアを呼び覚ます
福音の音(ね)だ――        (夥しいデータがシメオンに転送してる)
ルベド
見ているか
さあ
俺達の新世界を分かち合おう――

(アルベドはシメオンと共に光の粒子に分散された)

(同時に、Jr.の右胸が痛む)
シオン
「どうしたのJr.君

Jr.
「胸が――
右胸が――
この痛み アルベドの――
あいつの鼓動が薄れていく
まさか―― アルベド――

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 楼主| 发表于 2004-7-8 13:19  ·  广东 | 显示全部楼层
システム
「警告
只今 この区域は関係者以外
立ち入り禁止です
速やかに退去して下さい

(ガードマシン両機出現)

(戦闘終了)

(航宙機ドック、シオンは航宙機に仱盲皮膜猡辏?シオン
「どう いけそう

アレン
「ええ
(アレンはもう仱盲皮浚?
動力は生きてます
――大丈夫 いけますよ
システムを起動させます
早く仱盲皮?坤丹?
シオン
「OK

(三人のレアリエンガードが入った)

シオン
「でも――ちょっと遅かったみたい
なんか 囲まれちゃった

アレン
「――わかってます
主任 しっかり掴まってて下さい

シオン
「ちょっと アレン君

(アレンはレアリエンの近く所へ撃つ、レアリエン退去)

アレン
「よし
これでしばらくはもちますよ

シオン
「やるじゃない               (シオンコックピットに入った)
ちょっと 見直しちゃった

アレン
「ボクだって やる時にはやるんです
―――愛の力かな               (同時にドックのドアが開かれ、アレンの声を押した=_=|||)

シオン
「――何か言った

アレン
「い いえ 何も――

シオン
「飛ばすわよ しっかり掴まってて

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

(航宙機発進、ヴィルヘルムの目の前に飛び去った)

赤の外套者
「アルベドの消滅が確認されました。

ヴィルヘルム
「そのようだね。
彼は良くやってくれた。
すでに鍵は解かれ、障害は排除された。
あとは、彼女次第だ。

赤の外套者
「うまく事が撙婴蓼工扦筏绀Δ??
ヴィルヘルム
「彼女は適合者だ。
問題はないよ。
人は往々にして
”善”と”悪”の二者択一の生き歩もうとする。
悲観をその基盤とし、不幸と悲哀を尊ぶ。
そんな、より善き精神(こころ)を求めようとね。
だが、それは
他者との比較によって生まれる
単なる自己の価値観に過ぎない。
他人を思う彼女は”是”なのか、
鍵を開いた彼は”非”なのか、
その本質を理解し、真理を得るのは、
さらにその先にある場所に
立つ事が出来る者のみ。

(エピソード2のテーマよぉ~~~)

KOS-MOS(かのじょ)の目覚めは、
その高みへと我々を導いてくれる。
そうなのだろ?

赤の外套者
「・・・・・・・・・。

ヴィルヘルム
「いずれにせよ、幕間の時間は終わり、
役者は舞台に立った。
あとは、騎士の登場を待つだけさ。
その為には、敵役(かたきやく)が不可欠だからね。

赤の外套者
「その役回り、
彼のものでよろしいのですか?

ヴィルヘルム
「不服かい?
困難は大きいほど、
場は盛り上がるものさ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

アレン
「ミルチアまで1.41パーセク
周囲に艦影なし

シオン
「あと 半分か――

(突然目の前にキャベツような機体が現われ、夥しいファンネルと共にシオンたちを目標として攻撃する!)
(キャベツの機動性は意外とすごい)

アレン
「なんなんだ あの機動は
人体の限界を超えていますよ


機体後部に被弾
シールド消失

シオン
「解ってる

(キャベツ開け、中は人型の機体、キャベツはただの皮か~~)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

(同時に)

二局高層
「何事だ

研究員
「それが――
KOS-MOSが 急に起動を始めて――

二局高層
「リアクターは未搭載の筈だ
何故動いている

研究員
「判りません

(KOS-MOSはタブバイクを仱耄?
二局高層
「待てKOS-MOS
どこへ行く

KOS-MOS
「シオン――

二局高層
「なに

KOS-MOS
「シオンが呼んでいます

二局高層
「シオン――
ウヅキ主任が――

(KOS-MOSは二局の中に直接にゲートジャンプする)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

アレン
「もうダメだ――
しゅにーん

シオン
「男でしょ
泣き言言ってる暇があったら
最後まで足掻きなさい

これまで なの――

(KOS-MOS到着!!!、ファンネルを一掃する)

KOS-MOS
「シオン
そちらの制御モードをBに変更
ドッキングします

シオン
「なに ドッキング

(航宙機とタブバイク合体!!ディナ登場!!!)
(えぇ?合体の瞬間、KOS-MOSの目は青くなる)

(主砲発射!敵機退去)

シオン
「助かった――みたいね

アレン
「よ 良かったぁ――

KOS-MOS
「敵機索敵圏内より撤退しました

シオン
「KOS-MOS――
ありがとう――


アレン
「――主任
通信が

シオン
「通信?

マシューズ
「よぉ ねーちゃん
随分と派手に立ち回ってたみたいじゃねーか

シオン
「この声は

マシューズ
「生きてっか
生きてるんなら返事しろーい

シオン
「船長!

(エルザ、ゲートアウト)
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