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楼主: 我为eg狂

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圣骑士

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发表于 2012-3-27 21:37  ·  天津 | 显示全部楼层
本帖最后由 我为eg狂 于 2012-3-28 15:59 编辑

再会(卧龙与蕾提西娅)

“卧龙…”
如果声音过小他肯定会装作没听见,所以,蕾提西娅大声地喊了出来。
“……”
听到蕾提西娅的声音,卧龙皱了皱眉头停下了脚步。
虽然什么都没说,但却像是在催促蕾提西娅一样盯着她。
“别看他沉默寡言的,其实内心很丰富哦”
亚古妮丝院长虽然这么说过,但蕾提西娅却不这么认为。
之所以话很少,是因为他觉得即便自己什么都不说对方也能明白他的意思,这是他容易怠慢别人的地方。
…明明声音那么好听。
看着什么都不说的蕾提西娅,卧龙有些不耐烦地叹了口气后继续走了起来。
“——等等”
不行
蕾提西娅慌忙地抓住了卧龙的衣袖。
“那,那个…”
卧龙看着蕾提西娅的眼神显得异常冰冷
但是,从小就和他在一起的蕾提西娅早就已经习惯了。
谁会害怕啊
只是他的眼神与其说是在威慑别人…
…倒更像是在生气?



“我存了些钱。已经能回兹隆了”
蕾提西娅故意不去在意生气的卧龙,故作平静地说道。
“所以…和我一起回去吧?”
卧龙已经回过一次兹隆的孤儿院了,滞留在纳尔维亚期间,蕾提西娅已经从传闻中听说过了。
包括贝斯塔公子承诺会保护修道院的事。
但是——并不只是如此而已。。
蕾提西娅让卧龙与自己一起回去是有其他意义的。
看起来让人觉得完全没听自己的劝说,但却在暗地里将事情全都解决,蕾提西娅虽然对这样的青梅竹马生了些孩子气,但她还是认真地盯着卧龙。
没过多久,卧龙闭上了清秀的双眼,然后,深深地吐了口气。
“那些钱顶多只够回去的吧”
“……!”
听了这话蕾提西娅不安的表情顿时开朗了起来。
卧龙的本意是将人送到后自己回来,并没有留在修道院的意思。
而蕾提西娅毫无疑问地理解成了将自己送到修道院后要一直生活在一起。
看了蕾提西娅的反应,卧龙有些后悔,也知道这下糟了,但投身于战斗之中的卧龙早已沾满鲜血的手臂,已经被圣洁的修女紧紧地抱住了,想反抗也已经来不及了。
“好高兴,谢谢你,卧龙,我最喜欢你了”
…仔细想想这样的对话在小时候经常发生。
在少女的温暖怀抱之下,卧龙又想起了无法割舍的过去。

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 楼主| 发表于 2012-3-27 21:43  ·  福建 | 显示全部楼层
呀嗒,又搞掂了一篇呢,爱死苍武君了。
那个,看《仁医》中,先送上浮云,呵呵~

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发表于 2012-3-28 08:59  ·  贵州 | 显示全部楼层
有闲看《仁医》的话还不如看看《医龙》和《白色巨塔》

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 楼主| 发表于 2012-3-28 15:39  ·  福建 | 显示全部楼层
bloodlilith 发表于 2012-3-28 08:59
有闲看《仁医》的话还不如看看《医龙》和《白色巨塔》

后两部作品比《JIN》出名吧,莉莉以为偶会孤陋寡闻到木有看咩?

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 楼主| 发表于 2012-3-28 15:46  ·  福建 | 显示全部楼层
哈哈,苍武君竟然也把mother(女修道院院长)翻译成了马扎。
忘了么,之前画廊里卧龙反串寻人那图偶也以为是人名翻译成了玛莎(蚂蚱),被清风君指正过哦。

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 楼主| 发表于 2012-3-28 16:19  ·  福建 | 显示全部楼层
补上读后感:虽然青梅竹马的两人相互间早已暗生情愫,不过慢热的卧龙哥哥实在让人着急。
好在茜娅妹妹很主动,能够放下少女的矜持投怀送抱,祝愿她早日牵得美男归吧。
PS:给茜娅妹妹支个招,可以选修一下暗黑的睡眠魔法,催眠卧龙哥哥再和他红果果地睡在一起,让生米煮成熟饭吧。

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发表于 2012-3-28 17:06  ·  贵州 | 显示全部楼层
我为eg狂 发表于 2012-3-28 15:39
后两部作品比《JIN》出名吧,莉莉以为偶会孤陋寡闻到木有看咩?

大叔居然不孤陋寡闻啊,第一次听说呢

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发表于 2012-3-28 17:07  ·  贵州 | 显示全部楼层
把mother翻译成马扎或者是玛莎都比翻译成嬷嬷要萌吧?

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目若朗星

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 楼主| 发表于 2012-3-28 17:17  ·  福建 | 显示全部楼层
莉莉又在强词夺理了,真不可爱!
mother翻译成马扎还萌,中二也不带这样的啊!

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 楼主| 发表于 2012-3-28 18:01  ·  福建 | 显示全部楼层
春、来たりて

 春の始まり、穏やかな天気。
 こんな日はきっと、冬眠していた子リスも踊りだしそうな。



「だいぶ回復したようだな」
「うん」 
 手すりに掴まらずとも歩けるようになったユリアンの姿に、ダウドは目を細めた。
「雪がすっかり融けたら…村にも帰れそうだな」
「…、うん」
「ユリアン?」
「ううん、なんでも! ね、お父さん、もう軍人辞めるんだよね」
 一瞬、息子の表情が翳ったのは気のせいだろうか…?
 ユリアンは床に足をつき、イスに座る父の膝に上半身をうずめてしまうから、それ以上追うことは出来なかったが。
「あぁ。これからはお前の傍に居るよ。約束する」
 その髪を優しくなでて、ダウドは答える。
 …、やはり、様子がおかしい?
 何か、まだ、この子の胸を煩わせるものがあるのだろうか。
「それではシスターマリア、行ってまいります」
「でも… 本当に大丈夫なのですか、シスタールチアナ」
 ふ、と修道院の入り口でそんなやり取りが耳に入り、二人は顔を上げる。
「なんだろう 行ってくる」
「うん」
 察して、ユリアンがそっと身を引くとダウドは立ち上がり、そちらへ向かう。
「どうかしたのか」
「あぁ、ダウドさん なんでも―――」
「ちょうどよかったわ! ダウドさん、少しお手伝い願えますか?」
「マリア!」
「…話が見えない。俺で力になれるのなら構わないが」


 それはつまり、大量の買出しであるということだった。
 この冬の間、療養していた人々も退院していくことが多くなり、今日はそんな人達を送り出す、ちょっとした宴を開くのだということで。
「僕も行くっ」
「だが、ユリアン、」
「へへ。リハビリ、リハビリ」
「…仕方ないな」
 歩みはゆっくりながらも、しっかり父の腕を掴み、息子は笑って見せる。
 …こうなっては、逆らえるダウドではない。
「では、 良いだろうか、シスタールチアナ」
「はい… よろこんで」
 無邪気なユリアンの様子に心をほぐされたのか、ルチアナも笑っていた。




 穏やかな天気ですね。
 ユリアンを気遣い、ゆっくりした足取りでゆくルチアナが、空を見上げて声をかける。
「そうだな… よかったな、ユリアン――― …ユリアン?」
「…、……、」
 しかし、少年だけがただ一人、青ざめた表情で震えていた。
 父が数度、名を呼んでも答えない。
  ―――――、空、青い、あの日も、
   煙が上がって 大勢の人の声、
 母さんの、
「やだ… いやだ、母さん、」 ユリアンの目は今を捉えていない。
 浮かされたように、振るえながら、助けを求める。
「ユリアン!!!」
「たすけて、 たすけて…おとうさん
 崩れ落ちるユリアンの身体を、ダウドが掬い上げた。 
 ルチアナがその顔を覗くように駆け寄る。
「…ユリアン」
 息子に何があったのかわからないまま、ダウドはその細い身体を抱きしめるしかできなかった。
  



 買ってきた荷物をおろしたところで、ユリアンの看病をしていたルチアナが姿を現した。
「ごめんなさい、ダウドさん… こんな時だというのに」
「かまわない… 俺も少し、混乱していたからな…頭を冷やす時間が欲しかった。 ユリアンは?」
「今は落ち着いています… 気を失っている時は、しきりに貴方のことを」
「……そうか」
 ルチアナの隣にイスを引き寄せ、ダウドが座る。
 色を失った息子の頬に指先で触れると、ユリアンがうっすらと目を開けた。
「ユリアン」
「…お父さん」
「すまなかったな…」
「ううん、僕だって…大丈夫だって、言ったのに」
「いや… 俺のほうこそ、無理をさせてしまった…」
「ごめんなさい、お父さん… だけど… また、行こうね…シスターと一緒に」
「あぁ… 約束だ」
「へへ… うれしい」
 にこりと笑い、そしてユリアンは眠りに着いた。
「まだ… ショックが抜けていないようですね」
「…あぁ」
 ダウドが騎士団に駐留している時に、村は帝国軍に襲われた。
 当時、まだ13歳の子供だったユリアンは、そのときに母親をも失っている。
 村が焼かれ、母を失い、助けを呼んでも父は来ず…、幼い子供の心に、どれほどの傷を残したというのだろう。
 我が子一人守れず、何が父だというのか、何が騎士というのか。
 悔しさに、悲しさに、ダウドの肩が震えた。
「ダウドさん……」
 心中を察したルチアナが、彼の背にそっと手を重ねた。
「どうか…ご自分を責めないでください。ユリアンなら大丈夫です、女神さまのご慈悲が、必ず…」
「……あぁ、 すまない、シスター」
 ダウドの不安を溶かすように、シスターの熱が優しく伝わってくる。
 それは救いとなるはずなのに、どうしてか、ダウドは泣きたい気持ちになった。




 春が訪れる。
 暖かい光が、凍てついた雪を溶かし、流れる小川となり、萌える緑が顔を覗かせる。
「準備はいいか、ユリアン」
「うん!お父さん」
 季節市場で当座の食料を仕入れてきたダウドが、息子の待つ修道院へ戻ってきた。
「それでは… 行かれるのですね、ダウドさん」
 入り口には、大きく手を振るユリアンと、その横に、シスタールチアナが立っていた。
「あぁ、あんたには、本当に世話になった… なんと礼を言えばいいのかすら、わからない」
「その必要はありません… 私たちにできたことは、傷の手当てと女神さまにお祈りするだけです…
 ユリアンが回復したのは、貴方の深い愛情があったからだと思います」
「……どうも、そういう言葉は痒くて仕方がないんだが」
「あら」
 率直なダウドの言葉に、ルチアナが笑った。
「ありがとう。 また、ナルヴィアに来ることもあると思う… どうか、元気で」
「シスター、僕、手紙書くからね!!」
「はい、お待ちしています… お二人とも、どうかお元気で」
「…ユリアン、ちょっと、後ろを向いていろ」
「え?どうして?」
「少しの間だけでいい」
 首をかしげながら、父の言うように、ユリアンが二人に背を向ける。
「あ、」
 名前を呼ぶ隙も与えない、本当に一瞬だけだった、ダウドがルチアナの肩を抱き寄せた。
「じゃあ」
「…………はい」
 そうして、ダウドはナルヴィアに別れを告げた。 
 ふぅん、
 歩き出して、ユリアンが鼻を鳴らした。
「なんだ、ユリアン」
「んーん、別に! 僕は、構わなかったんだけどな」
「馬鹿いうな。 お前の母さんは一人きりだ。この先もな。」
「…僕、お父さんのそういうところが好きだよ」
 不器用っていうか、単純馬鹿っていうか。
 そう付け足してしまうものだから、ユリアンはダウドにヘッドロックをかけられてしまった。
 あぁ、そうか、僕もその血を引いてるんだっけ。
 父の腕を暖かく感じながら、ユリアンが笑った。
 見守るように、囀る小鳥が木々を渡っていった。

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